ビジネススキル 学生向け 思考力 新入社員向け 自己啓発

『なぜ?』が仕事にやりがいを見つけてくれる理由とは?

投稿日:2019年2月28日 更新日:

「やりがいがある仕事を見つけられたらどんなに人生は楽しいだろう…」と思ったことはないでしょうか。
朝起きてワクワクしながら出勤ができて、出社して気づいたらいつの間にか退社の時間になっていた、それでお金をもらえるなんて人生だったら確かに充実してる人生と言えるでしょう。

私自身も学生時代から「自分のやりたいことって何なんだろう」とか「やりがいがある自分に合った仕事ってないかな?」という風にずーっと考えていました。

仕事というのは最初は覚えることが沢山あり、それを覚えることに必死になることで楽しむこともできます。しかし、ある程度仕事に慣れてくるとその楽しさもなくなり、あとは毎日が同じことの繰り返しのように感じてしまうことがあります。
いわゆる『五月病』のような感じですね。

今回の記事ではどんな状況にいても仕事を楽しめるようになる、不思議な脳の使い方についてご紹介します。

学校教育では今回ご紹介することと逆のことをやっているので、この方法を知っている人はあまりいません。
面白い発見があると思うのでぜひ読んで見てください。

視野を広げる方法と視野を狭める方法

young man look through two magnifying glasses to mathematical formulas and problems.まず最初にイメージしてもらいたいのは、高層マンションです。30階建てのマンションをイメージして見てください。
1階のベランダから見た景色と、30階のベランダから見た景色だと、どちらの方が遠くまで、多くを見渡せるでしょうか?
いうまでもなく30階のベランダからの方が遠くまで見渡すことができますよね。

なぜこんな話をするのか?というと、学校教育はイメージで例えるなら1階のベランダから見えることしか教えてくれないのです。
例えば「数学を勉強しましょう!」といって、数学の公式をイヤという程刷り込まれたと思います。xの2乗+yの2乗=…という風に、具板的な解き方と公式を散々習ったと思いますが、面白かったですか?
もともと算数が好きな人はなぞなぞを解くように楽しめたかもしれませんが、ほとんどの人が「何の意味があるの?」「何でこんなことを覚えなきゃいけないの?」ということがわからないまま「とにかく必須科目だから」という理由だけで授業を受けていたと思います。

『数学を解く』ということをマンションの1階のベランダからの景色としましょう。
じゃあ、なぜ数学を解くのか?数学を勉強するのか?ということを考えてみると「センター試験(受験)に必要だから」という答えが出てきたとします。

これはイメージでいうなら3階のベランダから『数学を解く』ということを眺めた景色と仮定します。
じゃあもうさらに「なぜセンター試験を受けるのか?」ということを考えて見ると「行きたい大学に入りたいから」という答えが出てきたとします。

さらに「なぜ大学に入りたいのか?」ということを考えると、「楽しいキャンパスライフを送りたいし、〇〇大学で人工知能について研究したい!」という答えが出たとします。
さらに「なぜ人工知能について研究したいのか?」ということを考えて、「人工知能で人の病気が治せる機械が作れたら面白そう!」という答えが出たとします。

このように『なぜ?』と問いかけるたびに、1階から3階、3階から8階、8階から15階…という風に、どんどん上の階のベランダから『数学を解く』ということについて見ることができます。

ちょっと長くなりましたが、つまり『なぜ?』と問いかけることで、やっていることを上から俯瞰して見れるようになるということです。
今回ご紹介した例でいうなら、『数学を解く』ということは最終的に『人工知能で人の病気が治せる機械を作る』に直結しているということになります。

「なるほど、この勉強は自分の夢に繋がってるんだ!!」と上層階のベランダから見通すことができれば、再度1階に降りて具体的な数学の問題の解き方を覚える。

しかし、学校では「何でって、必須科目だから勉強しなきゃいけないんだよ」という一言で一蹴され、上の階からの展望は教えてくれません。このようにもし誰も上からの展望を教えてくれないなら、自分から上層階に行って「これにはどんな展望があるんだろう?」ということを知る必要があります。

5W1Hの仲間はずれ『なぜ?(Why)』

rear view of a caucasian business person looking at the question marks on white board.例の話が長くなりましたが、簡潔にいうと、『なぜ?(Why)』という考え方を持つことで物事を俯瞰して見ることができます。

中学生時代に英語で5W1Hを習ったのを覚えているでしょうか?
・Who(だれが)
・When(いつ)
・Where(どこで)
・What(なにを)
・Why(なぜ)
・How(どのように)
上記の5W1Hの中で、実は Why(なぜ?)だけが特殊な問いかけになっています。

先ほどの高層マンションの話でいうと
・Who(だれが)
・When(いつ)
・Where(どこで)
・What(なにを)
・How(どのように)
はマンションの”下の階に降りていく問いかけ”、つまり『より方法論を具体的にする問いかけ』と表現することができます。

会社での仕事も、Who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、How(どのように)ということが決められれば、そのプロジェクトやタスクを進めることができますよね。

しかし、Why(なぜ?)だけは上の階に上がっていく問いかけであり『問題を俯瞰する方法』です。
つまり『なぜ?(Why)』を知ることで、物事のそもそも論を知ることができるということです。会社であれば「この仕事はそもそも何のために必要なんだろう?」ということを知ることができるということです。

人は『なぜ?(Why)』に動かされている

Question marks. Idea or problem concept. 3d現代人、というか、考える余裕がなくなると人は『なぜ?(Why)』と考えることを忘れてしまいがちです。そしていざ『なぜ?(Why)』と問われると「あれ、確かに何でなんだろう…。」と考え込んでしまうことがあります。

例えば「あなたは”なぜ”働くのですか?」と問われた時に「お金が欲しいから!」と答えたとします。
しかし、「お金が欲しいから!」というのはまだまだマンションの下の階の答えであり、なぜ?と問いかけていくごとに
→お金で車を買いたい
→車で家族や友達、彼女・彼氏とドライブしたい
→ドライブで山や海に行きたい
→山や海でキャンプがしたい
→つまり、楽しい思い出を作りたい
という風な結論が出たとすると、働く理由は『お金が欲しいから』ではなく『楽しい思い出を作りたいから』です。

実は多くの人が無意識に心の奥底で、深い目的を持って行動しています。
それは潜在意識という無意識の領域で処理されていることが多く、自分がなぜ今の行動を決めているのか?というのを自覚している人は実は少なかったりします。

『なぜ?(Why)』でつまらない仕事にやりがいが持てる

ちょっと話が長くなりましたが、いよいよ仕事のやりがいの見つけ方をご紹介します。

『なぜ?(Why)』という思考法を繰り返すことは何も「なぜ仕事をしているの?」ということに限らず、いろんなことに対して気づきを誘発するために有効的に機能します。

例えば私自身は昔、会社で書類整理を任されたことがありました。単純作業であり、正直つまらない仕事でした。
でも「なぜこんな仕事をしなければいけないのか?」と考えた時に、実はその書類を提出し、検査をクリアしなければ次の段階に仕事を進めることができないという理由がありました。

私は建築系の会社で書類整理をしていたのですが、なぜ?と問いかけることで下記のような事柄が見えてきました。
・書類整理という仕事について(なぜ書類整理をするのか?)
→書類が検査に通過しないと工事が進まない
→工事が進まないと建築物(商業施設)が完成しない
→建築物(商業施設)が完成しないと住民の人は遠くまで買い物に行かなければいけない
→商業施設が完成すれば住民の人が楽しめるスペースが多くなる

つまり、私が書類整理をすることで最終的には地域住民が賑わう商業施設が完成して地域に貢献できるということになります。

私は最初「データを打ち込むだけのつまらない仕事」と感じていましたが、『なぜ?』と仕事の根本を問い直すことで、実はつまらないと思っていた仕事が、広い視点で見ると大きなやりがいを含んでいることに気づいたんですね。

要するに、『仕事のやりがい』とは、そもそも仕事にやりがいが有るか無いかではなく、自分が”仕事にやりがいを見いだせるか? “というのが大切になってきます。

どんな仕事でも必ず同じことをやっていると飽きるタイミングがやってきます。
しかしそこで『なぜつまらなく感じるんだろう?』『なぜ私はこれをやっているんだろう?』という風に『なぜ(Why)?』を投げかけて見てください。そして出てきた答えに対して、「じゃあどうやれば楽しくなる?(How)」とか「じゃあ何をすればいい?(What)」という具体的な策が見えてくるはずです。

まとめ

Man taking the step in the right direction日常に追われていると具体的な方法論に目がいってしまい、広い視点で物事が見れなくなってしまうことが多くなっていきます。

その時に視野を広げてくれるのが『なぜ(Why)?』という思考です。

視点が狭くなることは悪いことではなく、広い視点と、狭い視点は2つあって完璧だということです。
『なぜ(Why)?』思考で目的を発見しても、『どうやって(How)?』『何を使って(What)?』という具体的な視点も持っていないと実際に行動に移すことはできませんよね。

なのでまずは『なぜ(Why)?』で高い視点から物事を見渡し、次に『どうやって(How)?』『何を使って(What)?』で具体的にしていくという方法で仕事にやりがいを見つけて実行に移していくことができます。

一緒にこんな記事も読まれてます。

Copyright© wakus , 2019 All Rights Reserved.