マネジメントの基本と原則の必要性
いろいろなステージでビジネスではマネジメントの重要性が説かれています。
もちろん、マネジメントの基本と原則に従って、稼働しなければよい結果が得られないことになりますのでしっかり、スタッフが理解、そしてそこに基づいてこうどうすべきところが理想です。
そのマネジメントについてコーポレートレベル、そして現場レベルでの若干異なる視点からご紹介していきたいと思います。
コーポレートレベルでのマネジメント
コーポレートのマネジメントとしてまず重要なのは経営理念の設定、自社の存在価値をどこに見出すかというところにあります。
経営理念をしっかり設定できていないと、組織がどこに向かって、そして何を生業にして行動しなければならないのかが見えません。経営理念の設定をまず規定することが何よりも重要なポイントです。
次に重要なのは自社の存在意義をどこに見出すかということです。
企業の存在意義は何か?と問われて、「利益を上げること、売り上げを上げること」という誤った回答をする人もいます。もちろん、売上をあげるということも重要なポイントですが、これはあくまでも結果です。企業の存在意義は、人・社会に役立つ企業であるということです。
自社の存在意義は何か?この質問に対して明確な答えがない企業はマネジメントもうまくいっていないといえるでしょう。
経営理念と存在意義をトップマネジメントで規定して、それを組織として実践できるようにしておかなければいけません。
現場レベルでのマネジメント
現場レベルでのマネジメント、特にマネージャーにとって重要なのはなんといっても人材マネジメントです。
仕事での人間関係は尊敬を基本に成り立っていますし、お互いの尊敬が相互信頼につながります。
マネージャーの仕事はいくつかのステージがあります。
①目標の設定を行うこと
②組織をつくること
③動機づけとメンバーとのコミュニケーションを図る
④評価測定する
⑤人材を開発する
以上の大きく分けると5つのミッションがあると考えられます。
若い社員にとってはこうしたマネジメントを自ら行うことはありませんが将来的な自分自身の能力開発を鑑みた場合に、自身の上司がこうした基本的なポイントをしっかり踏まえて、組織運営にのぞんでいるかどうかチェックして、自分ならこうするだろうといったシミュレーションをしておきましょう。
きっと将来的に役に立つことがあります。
難しい思考は抜きにしても上司がきちんと動機づけとフィードバックを行っているかどうかだけでもきちんと見ておけばよいでしょう。
さいごに
マネジメントに何よりも重要なのは人材です。マネジメントの基本は経営理念です。
原則は企業が社会にお役立ちできているかというところになります。
あとはそれを実現、実践するための人材開発がきちんとできているかどうかを並行して現場レベルでは見極めていかなければなりません。