英語

ビジネス英語を1日でも早く習得するための6つのコツ

最近の日本の企業はグローバル化が進み、海外とのやりとりをする会社も増えています。英語を使って堂々と話している人を見ると「羨ましい」と思うのではないでしょうか。

キャリアアップや転職を成功させる為にも、ビジネス英語のスキルを身に付けておきたいものです。

今日は、「英会話に興味はあるけれども中々上手くならない」という人の為に、ビジネス英語を上達させるコツについて紹介します。

 

1.ビジネス英語と英会話は違う!

「流暢に英会話ができる程良い」と思っている人もいるでしょう。

しかし、ビジネス英語と英会話は全く違います。

日常の英会話はあらゆる言い回しやスラング(俗語)を覚えることが大切です。これに対してビジネス英語は基本的に「決まった言い回し」を使えることが大切になります。特に業界用語は共通していて、人により表現が変わることはありません。

つまり、日常の英会話が苦手でも、ビジネス英語はボキャブラリーが少ない分早く覚えられるのです。

 

2.ビジネス英語に流暢さは必要ない

ビジネス英語では、世間話や雑談等よりも「的確に用件を相手に伝えること」が重視されます。
仕事をしていて重要なこととは「数字に関わること」、もっと具体的に言えば「金額・数量・日時・時間」を間違えないことです。

これがきちんと伝われば、あとの雑談についていけなくてもその人の評価が変わることはありません。

これは文化の違いですが、日本人はつい分からない時には「笑顔」を作ってしまいますが、海外の人とやり取りをしている時にはおかしくないのに笑顔を作る必要はないのです。
相手がバカにされたと思って「何がおかしい?」と訊かれてしまう場合もあるので注意しましょう。

以上のことを踏まえて、今日からでも実行できるビジネス英語を覚えておきましょう。

 

3."Yes./No."をはっきりと

まずは外国人から見て「日本人ははっきりしない」「結論を先に言わない」と思われる傾向があります。これは日本語の文法上仕方がないのですが、述語、つまり結論が最後に来るからです。その要領で英語を話すと、聞いている相手が「早く結論を言ってくれ」と催促してきます。

また、「できるかできないか」という質問をされた時に「原則的には~」から話が始まると、折角のビジネスチャンスも逃してしまうでしょう。

まずは日本語でも良いので「結論を先に言うクセ」を付けましょう。そして、相手から質問されたら"Yes./No."をはっきりと伝える様に心掛けます。

この2つができる様になれば、仕事で英語でのコミュニケーションを取るのがかなりスムーズになります。

 

4.アウトプットできる場所を探す

どんなにフレーズを覚えても、実際に話す機会がなければいつまで経ってもしどろもどろのままです。今流行の「聞き流すだけ」の英会話教材も、聞き流した後に実際に使う場面がなければ役に立ちません。

英会話学校に通ったり、ネイティブの人と話す機会を自分から探してでも作る様にしましょう。

ただし、この時に学ぶのは「日常英会話」であり、「ビジネス英会話」ではありません。どんな会話にも対応できる様にしておけば、いざ国際電話がかかってきても焦らずに済みます。

最近では「オンライン英会話」が流行っていますが、電話線を使用しての会話ですので一方通行で、二人同時に話すことができずにテンポの良い会話がしにくくなります。早く会話力を身に付けたいと思ったら、対面式で会話をするのがおすすめです。
オンライン英会話の場合は、テキストを使用するよりもフリートークにして、先に自分で「この様なビジネスの局面で話す英会話を覚えたい」と話題を準備していった方が良いでしょう。

 

5.相手のマネをする

ネイティブの相手と話している時には、相手が言った「使えそうなフレーズ」をメモするか覚えておきましょう。

これは「シャドーイング」といい、最も生きた英語を学ぶチャンスです。

シャドーイングを使えば、次第に相手と話す時に大体どの様なことを言っているのか雰囲気で理解できる様になってきます。
シャドーイングをする時のコツは、カタカナで考えずに相手が言ったことをそのまま発音することです。

英語には日本語にはない独特のリズムがありますので、カタカナにするとそのリズムが崩れてしまいます。

 

6.自分がゆっくり話す

そうは言ってもすぐには中々スムーズに話せる様にはならないものです。英語で話さなければならない場面では、「自分がとにかくゆっくり話す」様に努めましょう。

話し方は、3章で紹介した様に、「結論を先に」短く簡潔な単語を使います。

「I・agree, ・because~」と、とにかくゆっくり話す様にすれば、相手もこちらにつられてゆっくりと話してくれる様になります。

これが「ミラーリングの法則」と言って、目の前の相手と同じ様な仕草をしてしまう心理作戦の一つです。

 

さいごに

Client at shop paying at cash register with saleswoman

コツさえ覚えれば、ビジネス英語は意外と早く身に付けられる!

ビジネス英語は業界によってボキャブラリーの範囲が狭いので、口に出す努力さえすれば1年程でコミュニケーションが取れる様になります。

最初の一歩は勇気がいりますが、相手が自分の言いたいことを理解してくれると嬉しくなり、「もっと続けたい」と思う様になるでしょう。

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