コミュニケーション

理不尽な上司とうまく付き合うコツとは?

「世の中理不尽だ!」って思うことってたくさんありますよね。
私も学生時代は真面目なタイプだったので、社会にでたときは大人の世界というのが汚く見えました。

仕事とは関係ない休日のゴルフで先輩と仲がよくなった同僚が先輩に可愛がられた時は、「そんなの仕事と関係ないじゃん!私の方が仕事できるのに!」と思ってたりしました。
真面目になればなるほど自分がバカをみているみたいで何か悲しくなったり、ドラマの主人公のように実直でいることは理想主義なのかなとネガティブにもなりました。

結論からいうと、残念ながら世の中は理不尽です!なぜかというと人間自体が不合理な生き物だからです。

しかし、実はここに人生をうまく生きるコツが隠されています。この記事では理不尽な社会をストレスなく生きていくコツをシェアします。

よく考えたら自分も理不尽

 

「世の中は理不尽だ!」と言いたくなると思いますが、よーく考えたら自分もかなり理不尽ですよね。
例えば自分の恋人や親友と、会ったこともない人がいたとします。困っていたらどちらを先に助けるかといったら恋人や親友ですよね。

つまり、理不尽とは感情のことです。
もちろんフラットであることが理想ですが、「見知らぬ他人と自分の親友はどっちが大事?」と言われたら確実に親友でしょう。

つまり自分自身も理不尽なのです。
とはいえ、「だからと言って、上司の理不尽からのストレスをスルーできる解決方法にはならない…」と感じると思います。

では上司の理不尽からどうやって抜け出せば良いのか?

自分も理不尽を利用しまくれ!

ドラマであれば素直な主人公が周りを認めさせ、会社の理不尽を正し、出世するという物語が一般的ですが、あくまでもドラマですよね。脚本家が「こうなったら良いな」が実現するのがドラマです。

しかし現実はなかなかそうはうまくいきません。
『半沢直樹』というドラマを見たことがある方も多いでしょう。銀行員の主人公が、権力を握った連中と戦い見返していくドラマで、「倍返しだ!」というセリフが流行語にもなりましたよね。

『半沢直樹』も架空の話だったのですが、このドラマが面白かったのは「主人公が理不尽を利用した」という部分です。
ドラマを見ていない人もいると思うのでざっくり言うと、権力のない主人公が一般的にはグレーとされていることをして、上司の悪事を暴くという物語でした。ぶっ飛んだストーリーでしたが、何が言いたいのか?というと、私たちも世の中の理不尽を精一杯利用しようということです。

例えば上司が理不尽で、自分に不都合が起こったら心の中で「(こんなの理不尽だ…!)」と悔しくなると思います。
でも、悔しがる必要はなく、自分が使える理不尽ルールを使いまくるのです。
例えば、「反省しているフリをする(演じる)」というのも自分が使える理不尽ルールですよね。

前述の通り世の中は理不尽なので、全部に真面目に向き合っていたら心が擦り減ってしまいます。理不尽に飲み込まれるのではなく、自分が理不尽を活用する側になることで、気楽に社会人生活を送れるようになります。(もちろん犯罪などはダメです!)

取り繕って上司の機嫌がよくなるなら、それを利用して上司の気分をよくさせる。そして自分に理不尽なことを言ってこないようにする。それも理不尽ルールを利用した生き方です。

人間は感情の生き物であり、理不尽です。
理論だけで生きていると辛くなるので、理不尽を味方につけることで社会はかなり生きやすくなります。あくまでも「理不尽に屈した」ではなく「自分が理不尽を味方につけている」という感覚です。

使えるルールは目一杯使おう

学生時代にスポーツをやっていた人はわかると思いますが、スポーツでは使えるルールは目一杯使います。

例えばサッカーでは有名ですが、ペナルティエリア内で体をちょんっと触られただけで、選手は大げさに転がって痛がり、「ファールだファールだ!PK!PK!」とアピールします。もちろん触られてないのにこれをやるとシミュレーションといって悪質であれば退場になりますが、触れられて大げさに痛がることはプロサッカー界ではある種の常識です。
つまり使えるルールを最大限に使って勝負に勝ちやすくしているということです。
このルールを使わないことはチームの勝率を下げるし、プロからすると「なんで使えるルールを使わないんだ!」と怒られるでしょう。

最近の有名な政治家で言えば、『NHKから国民を守る党』の立花孝志さんはYoutubeをガンガン使っていますよね。あれは法律違反ではありません。

つまり、使えるルールは目一杯使った方が確実に自分が楽になるということです。理不尽なこともある種世の中のルールなので、自分の武器として使いまくりましょう。

まとめ

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学生時代は答えのある「正規ルート」ばかりの授業が多いですが、社会では答えがないことばかりです。その中で臨機応変に対応していく力こそが生きる力と言えるでしょう。
正直に生きることが悪いことではありません。ただ「正しさ」というのは見る人によってかわるものなのです。

この感覚は社会に出ている人だからこそ体感レベルでわかることだと思います。
答えがないからこそ面白い部分だと思うので、自分の納得いく形で理不尽と向き合ってみてください。

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