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建設業の経理の仕事をするなら経理事務士の資格が必要です

建設業の経理の仕事をするならば、建設業経理事務士という資格が必要になってきます。

3級から1級までありますが、2級を取得すれば就職に有利になります。この資格は一般的にいう、簿記の資格です。
しかし建設業の経理は特殊な項目が多く処理も商業簿記とは異なっているのです。

そこでこの経理事務士の資格が必要になってきます。しかもこの資格は建設業の経営事項審査という1年に一度国に提出しなければならない書類のポイントの点数になるのです。この資格者が多いと企業には点数が加算される仕組みなんです。ですから、この資格を建設業ではすすめられていますし求人でも必ず聞かれます。

この資格の勉強方法は、書店でも参考書や過去の問題集もたくさんありますのでとにかく勉強することです。ネット通販でも本は購入できます。

受験の申し込みは近くの建設業協会に書類を買いにいきお金を払い必要書類を提出します。その後受験票が送られてきますのでその指定された会場と時間に行き受験します。昔は年に1回しか試験がありませんでしたが最近は年に2回試験が行われていますので落ちてもチャンスはあります。

この資格では簿記の基礎が3級程度2級ですと中小企業程度の簿記1級は大企業の簿記の内容になっています。

1級は、原価、財務、分析と3科目に合格しなければならず難関の試験とも言えます。しかし資格を取得すれば一生ものの資格ですし更新もありませんのでその後は楽ちんなんです。

1級は難しいですが、過去の問題をしっかりと復習すれば大丈夫です。私は1級を3年で取得しました。1科目ずつ受験しすべてクリアしました。経理の仕事をしていますので有利ですね。給料もぐんとあがりましたし、税務署の調査がきても1級を取得していると、信頼してもらえるメリットがあります。会計士と同じくらいの扱いですので税務署の人にもすぐに終了してもらえるのです。決算の時も、税理士さんに頼まなくても決算処理ができるようになりますし、会社にとって経費の節約にもなります。

この資格は転職にも有利ですし実際に何社からも転職のお話がありました。経理の仕事はお金を管理したり銀行の手続きをしたりする重要な仕事です。しかし一番大事なのは経理の書類を間違いなく作りいかに無駄な税金を払わずに節税を考えたりするのが仕事だと思っています。こうした資格を勉強しておくと、本当に役立ちますよ。

難しい試験ですが、年々取得者も増えてきていますのでかなりのおすすめの資格なんです。商業簿記を勉強した人にはすごく勉強しやすい科目だと思いますね。建設業で転職を考えているなら絶対にほしい資格です。

今からでも遅くないので勉強してぜひ楽しく仕事をしてみてください。建設業界は今公共工事が少なくなり点数が稼げなくなってきています。経営事項審査でも少しでも点数をあげることに必死なんです。現場の人は土木管理技士、経理は経理事務士の資格は必至ですよね。

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