「ストレス社会」と言われているように、社会人になると学生時代とはまた違った種類のストレスに悩まされる方も多いのではないでしょうか?
その多くが人間関係でしょう。
例えば学生時代は課題や研究は同級生と行うものがほとんどだし、年齢が違っても1~2歳くらいで、立場も同等レベルの人がほとんどです。
しかし社会人になると年上の人や年下の人、全く立場が違う人たちと付き合っていく必要があります。
つまり人間関係が学生時代よりも複雑になるってことですね。
そんな慣れてない状況の中で、慣れていない仕事で叱られると誰でも凹んでしまいますよね。
すぐに立ち直れる人もいるかもしれませんが、「自分は他人の言葉を気にしてしまう・・・」「毎回上司に叱られるとひどく傷つく・・・」などという方にぜひ読んで欲しい内容をシェアします。
仕事だけでなく人生全体を通して役に立つ強いメンタルの作り方をシェアします。
ストレスのない人生は可能?
まず「ストレスのない人生って可能なの?」という疑問があると思いますが、極論をいえば「可能」です。
というのも、ストレスの発生元は実は自分自身の内側から湧き出るものだからです。
「いやいや!上司に理不尽な怒られ方をしたからストレスが溜まってるんだよ!」と怒りたくなる気持ちもわかります。
でも、そのストレスってやっぱり自分自身が作り出してるんですね。
例えば、仲の良い友達に悪口を言われたら笑って許せることでも、嫌いな上司に言われると腹が立つことってありますよね。
そういう風に、ストレスが発生する、ストレスが発生しない、というのは極論をいうと「自分がどう思うか」によって変わるのです。
つまり、ストレスの発生源は自分自身ということですね。
でも現実的な話をするとストレスがない人生なんてほぼ不可能です。
山に篭って瞑想をしている僧侶さんじゃないんだから、日常生活の中でどうしてもストレスが発生してしまうのはある種当たり前のこと。
「ストレスの発生源が自分だとしても、イライラすることはあるだろ!」というとまさにその通りで、感情とは人間の本能的なもので反射的に出てくるものです。言い換えるならば生理現象のようなもので、それらを抑えるのはほぼ不可能です。
しかし、抑えることは不可能でも、低減することはできるので、その方法をシェアします。
これを知っているか知らないかだけでも人生の生きやすさはだいぶ違ってきます。
■自分の心を自分で守れ!
前述した通り、ストレスとは自分自身が発生させているものです。
つまり、そのストレスが発生するためには何が材料が必要ということですね。
その材料というのが上司の理不尽が言葉だったり、取引先の人の叱責の言葉だったりするワケです。
時には心無いことを言ってくる人もいるでしょう。
その時にイメージして欲しいのが、「その言葉を受け入れている自分」です。
「あの人の言葉にひどく傷ついた!」という時もあるかもしれませんが、最終的に傷つくか、傷つかないかは自分で決めてのです。
例えば上司に「お前はバカだな!」などと暴言を言われたとしましょう。
普通だったら腹が立ちますよね。
でもここで一旦冷静になって、「お前はバカだ!」という言葉を受け入れるか、受け入れないかを吟味する必要があります。
上司が投げかけてきた「お前はバカだ!」という言葉を自分がキャッチします。
もし意識していないとその言葉は自分の心にストレートにグサッと刺さって傷ついてしまいます。
なので、一度キャッチして「私はバカ?いやいや、誰にだってミスはあるでしょ。そんなことを言っているあなたも新入社員の頃はミスをしたでしょ!」と受け入れなければ良いのです。
イメージで例えるなら上司が投げてきたボール(言葉)を意識的にバットで打ち返す感じです。
実はこれだけで傷つく確率というのは飛躍的に減るんですね。
傷つきやすい人というのはバットを振らずに他人の言葉を真に受けてしまい、ボールが直撃してしまっているのです。
自分を守る守護霊を作る
「いや・・・でも自分は本当にダメなんです・・・」と自身が無い方もいるかもしれません。
特に新入社員の頃なんて自身が無いので上司の言葉をバットで打ち返すなんて気分になれないこともあるでしょう。
そんな時に活用して欲しいのが「守護霊を作る」というイメージワークです。
例えば少年漫画でよく見かけるのは、主人公のパートナーとして力強い獣のような味方がいることがあります。
それはライオンのように格好良いものだったり、ドラゴンのような伝説の生き物だったりします。
有名な小説のハリーポッターでは、主人公の守護霊はトナカイでした。
最初はバカバカしいかもしれないですが、自分が「これは心強い」と思う生物を自分の守護霊としてイメージし、自分を守っているという設定で生活するのです。
上司にどんな暴言を吐かれても、その守護霊がカバーしてくれているので全く自分にはダメージが無い。みたいな。
「はあ?何それ・・・」と思うかもしれませんが、現実的な話でいえば
・ブランド品
・神社に売っているお守り
・ピアスや指輪などの装飾品
などなど、色々な身に付けるものって、自分の心にかなり影響しますよね。
「今日は新しい服をきてるからなんか自信がみなぎってくる!」みたいな。
それと同じで、自分が「頼りになる!」というイメージの動物を自分の守護霊として自主的に作っておくことである種”目に見えないお守り”として機能させることができます。
「どうしても自分で自分を守るのには自信がない・・・」という方には超オススメの方法です。
まとめ
どんなに綺麗ごとを言おうと傷つく時には傷つくし、理不尽なことは誰にでも平等に起こります。
その時に頼りになるのは最終的に自分だけなので、今回紹介したようなストレスから自分を守る方法をぜひ活用してください。