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叱られても傷つかない!図々しさを身につける方法があった!

社会人になれば誰だって失敗することもあるだろうし、落ち込むこともあります。
特に社会人1年目?3年目というのは全く知識ゼロの状態からのスタートの人がほとんどなので、ミスするのは当たり前です。

もしかしたら社内にはあなたを叱りつけてくる厳しい上司もいるかも知れませんが、その上司だって確実に若手の頃は失敗したことがあるでしょう。

そりゃ仕事を覚えた今の状態だったら「そんなことでミスするな!」と後輩を叱れますよね。「じゃああなたは入社してから一度もミスしたことはないんですか?」と聞けば苦い顔をするのは間違いありません。

でも、そんなこと言えないのが現実です。笑
そんなこと言ったら人間関係が悪くなりますよね。

この記事では、社会人生活で何があっても心がブレないようにする心の軸の作り方についてご紹介します。
これは学校などでは教えてくれないですが、人生を行きていく上で非常に重要な部分なのでぜひ4~5分の時間を投資して読んでください。

心が傷つく時の仕組みって?

Businessman looking down at the falling red arrow destroying a concrete barrier. Collapse and drop. Fall and depreciation. Regression and deterioration. Crisis.みなさんは心が傷つく時の仕組みって知ってますか?
普通知らないですよね。

具体的な例を出して説明していきます。
よく凹んだ時に「〇〇先輩に叱られたせいで今日はすごい落ち込んだ…」という風に表現したりしますよね。
これが一般的な考え方です。

つまり、「〇〇(という出来事があった)だから、自分は?(という感情)になった」という風に表現します。
これはマイナスな感情だけでなく、プラスな感情も同じです。「綺麗な景色を見たから、感動した」とかも同じです。

「え?当たり前のことじゃない?」と思うかも知れませんが、軸がブレる大きな原因というのはここにあるので、集中して読んでくださいね。

ストレス、怒り、喜び、楽しさ、というのは、実際には外から入ってくるものではなく、自分の内側で起こっていることです。

例えば、上司に叱られた場合と、3歳児に叱られた場合、同じように傷つくか?といったらそうではないですよね。
上司の場合は凹むかも知れませんが、3歳児に何か言われても立ち直れないほど凹むことはほとんどないでしょう。

つまり、「この人に叱られたら凹む、この人から言われたら凹まない」という風に、自分の中で無意識にジャッジしているということになります。

極端な例として3歳児を出しましたが、例えば同じことで上司に叱られても凹む人と凹まない人もいますよね。つまり、上司が言ったことが大切というよりも、受け取る方がどう受け取るかが大切なのです。

ポジティブな感情も同じです。
綺麗な景色を見て「ふ?ん、大したことないね」と思う人と「やばい…感動で言葉が出ない…」という風に、景色がどうこうというよりも、受け取る方の心によって捉え方は変わります。

腑に落ちない方もいると思いますが、全ての感情の起点は自分自身であり、心が傷つくか傷つかないかは外部の出来事というよりも、その人自身に委ねられるということです。

大切なのは「どうするか?」

「いやいや、そんなのは極論だよ!傷つかない人生を生きている人なんているのか!?」と言いたくなりますよね。その通りです。

これは理論上の話であって、実際に忙しくてそんなことをイチイチ冷静に考えている暇がない仕事中とかに言われても困るでしょう。寺にこもっているお坊さんとかも、寺にこもって冷静に考えているからそんなことを言えるだけで、いわゆる”現場”ではそんな簡単な話ではないと思います。

なので、傷ついてOKです。凹んでもOKです。

正直傷つかない、凹まない、何も起きない人生の方がつまらないでしょう。
それこそ山にこもって一人きりでいれば凹みません。ある種ネガティブな出来事は人生のスパイスだと考えましょう。

大切なのは、軸がブレたり、傷ついたり”しないこと”ではなく、そういった時に”どう立ち直るか?”の方が重要です。

判断をする前に冷静になる方法

Silhouette of a girl that does yoga and meditation in the mountains at dawn. Stock image.人は悲しい、悔しい、楽しい、嬉しいなど、感情優位になると冷静な判断ができなくなります。つまり客観的に物事を見れなくなるということです。

特にネガティブな感情の時には連鎖してネガティブな思い出や想像が引っ張られて頭に浮かびます。
例えば投資家の間では「ネガティブな時は思い切った決断をするな!」という鉄則があります。ネガティブな時は判断を間違いやすいからです。

投資家ではなくても社会人でも同じで、ネガティブな時には問題を間違って解釈していることが多くあります。
なので、まずは冷静になる必要があります。

じゃあ具体的にどうすればいいのか?というと、自分と自分の問題を切り離すということです。
例えばわかりやすい例で『ダイエット』で例えてみましょう。
ダイエット中だけど、我慢できなくてお菓子を食べてしまった。というとき、「ああ?…、お菓子食べちゃった…。自分はなんてダメなんだ。継続力もないし、意思も弱い…。」という風に凹みますよね。

でも実際の目標はダイエットです。
客観的にみて、いくら凹んでいてもダイエットが成功するとは思えませんよね。

つまり、客観的に見るために問題を自分自身から切り離す必要があります。
この場合の問題は「お菓子を食べてしまった」という問題です。これを自分自身から切り離すと何が起こるのか?というと、自己否定が止まります。

“切り離す”というイメージがしづらいなら、名前をつけたり、紙に書き出して見るのもいいでしょう。
つまり問題は”自分自身の全て”ではなく「お菓子を食べてしまう」という部分だけということです。

これを仕事に置き換えて見ましょう。
何かミスをして凹んだ時、自分自身の全てを否定したりしていませんか?問題を切り離して考えれば「ああなるほど、こいつ(一部の問題)をどうにかすればいいのか」と冷静になれるはずです。

正しい落ち込み方をマスターしよう!

Heart shape in human head. Concept of love.感情とはほとんど反射で起こるものなので、日常生活で常に意識していることはできません。なので凹んだり、傷ついたりすることは必ずあるでしょう。

ずーっと凹んで休日もベットの中で落ち込むのも嫌ですよね。

その時に「切り離す」というスキルを持っていれば、立ち直るスピードが上がるし、何しろ問題解決能力がアップします。問題を意識的に切り離して客観視することで”自分が解決するべき問題”というのがハッキリわかるからです。

例えば落ち込んでも実際は時間が経てば立ち直ることができます。
しかし”時間”で解決したとしても、根本的な「なぜその問題が起こったのか?」ということを客観視するスキルがなければ同じ問題に直面したときに同じループに入ってしまいます。

もちろんどうしようもなく落ち込む時はありますが、意識的に自分から問題を切り離してみてください。確実に立ち直るスピードは早くなります。

まとめ

Little child girl plays astronaut. Child on the background of sunset sky. Child in an astronaut costume plays and dreams of becoming a spaceman.社会人になると学生時代の時にはなかった困難などが訪れるかも知れませんし、凹む時もあるかも知れません。

しかし、社会人はある種『ゲーム』のように問題解決することで次のステップへ進むことができるようになります。

何か凹むことがあっても「よし、この問題を解決すれば今いるステージは楽勝になる」とい風なマインドセットを持ってみてください。ゲーム感覚で楽しめるようになります。その問題解決法として、今回ご紹介したことを実践してみてください。

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