「会話が苦手」というコンプレックスを持っていると人間関係がめんどくさいと感じませんか?
人によってはおしゃべりが好きで人といるのが好きな性格の人もいますが、全員が全員そういったタイプではないですよね。
「一人が好き」という人もいると思います。
人それぞれ得意なタイプも違うと思いますし、得意な人数も違うでしょう。
例えば「3人くらいまでなら心地いいけど、5人くらいになるとなんか疲れる…。」
みたいな。
この記事では、「会話が苦手」という方が誰でもできるとっておきの会話術をお伝えします。
人のタイプは千差万別ですが、これさえ知っておけば誰にでも通用する会話術です!
人は無意識で会話している
具体的な方法をお伝えする前に知っておいてほしいことなのですが、人はほとんど『無意識』で会話しています。
たとえば「あなたの好きな果物って何ですか?」と聞かれたらどうでしょうか?
ある程度パッと思い浮かんで、答えられるでしょう。
自分では意識的に考えてると思っても、実は頭(脳)の中で行われている処理速度は超高速で意識では捉えられないくらいの速さで行われています。
そして『心地いい会話』とは、無意識にポンポンと話が出てくる状態のことです。頭をフルに回転させて「う〜ん…」と脳に負荷がかかる会話はあまり楽しくありません。
友達や恋人と雑談している時って楽しいですよね。雑巾を絞るように脳の中の知識を絞り出す会話というよりも、パッパッパとスムーズに話が進んでいきますよね。
話上手になるにはこの『無意識でできる会話』をすることにあります。
話のネタは相手が持っている
『無意識でできる会話』なんてちょっと難しそうですよね。
雑談のようにパッパッパとスムーズに会話するイメージを持ってもらえればと思います。
ズバリ、会話上手になるコツは「自分の言いたいことを言わない」です!
多くの人がやってしまいがちなのは、自分が面白いと思う話のネタを無理やり話してしまうことです。
話し上手と聞くと、自分のネタをたくさん持っているというイメージがありますが、実はそうではありません。
話し上手な人は相手の中にあるネタをうまく利用して話すのです。
ビジネスや漫画、アニメで例えてみましょう。
ビジネスで言えば、パンが食べたくて探している人に、魚をお勧めしても買ってくれないですよね。相手の心の中にあるのは「パン」です。
つまり、パンをオススメすれば簡単に売れるんです。
次は漫画、アニメで例えてみましょう。
漫画、アニメでは『学園モノ』と呼ばれる学校を舞台にしたストーリーの作品がたくさんあります。
少し考えただけでも1〜2作品くらいは思い浮かびませんか?高校生のスポーツ漫画とか、ラブストーリーの漫画とか。
なぜこのような『学園モノ』が多いのかというと、誰でもイメージしやすいからです。
日本人のほぼ全員が学校生活を経験しているからイメージしやすいんですね。
そうすると「あ〜わかるわかる!」とか「自分もこんな学生生活したかったな〜」みたいな共感になるんですね。
話を戻すと、会話も同じです。相手に「う〜ん…」と難しく考えてもらうのではなく、相手の頭の中にすでにあるものを使って会話することで、スムーズに会話が進みます。
話題に質問付きで返せ!
では具体的にどうやるのかというと、相手の話題に対して質問つきで返すのです。
例えば上司が「いや〜昨日新しいゴルフバック買っちゃったよ〜」と自分に興味のない話をしてきたとします。大抵こういう自分の興味のない話って、自分が疲れちゃいますよね。
かといって目上の人であれば「へ〜そうなんですか」とそっけない態度もなかなかできない。その時にめちゃくちゃ使えるのが『話題+質問』です。
上司「いや〜昨日新しいゴルフバック買っちゃったよ〜」
自分「ゴルフバックですか?ゴルフバックっていくらくらいするんですか?」
上司「ちょっと奮発して6万円のやつ買ったんだよ!」
自分「6万円ですか!?普通のやつと何が違うんですか?」
上司「実は素材が●●で、機能として××がついてるんだよ〜」
自分「そんな機能がついてるんですね〜。結構ゴルフ行くんですか?」
この会話、自然だと思いますが気づいたでしょうか?上司は自分の知っていること、言いたいことをいっているのでスムーズに言葉が出てきますし、楽しんで話すことができます。
一方で自分は、上司が言ったことに一つだけ質問をつけて返しているだけです。
めちゃくちゃ簡単ですよね。
たったこれだけで話し上手になることができます。
しかも、質問の副産物として相手の情報を色々引き出すことができます。
上司や異性の趣味やこだわり、好きなブランドなどを知れればどうでしょうか?
誕生日に「このまえ●●って言ってましたよね?これ、プレゼントです!」と迷わず相手のどストライクなプレゼントなんかも渡せちゃったりします。
初対面の人にも使え、万人共通で会話がスムーズにできるようになる秘策なので、ぜひ使ってみてください。
■まとめ
「会話が苦手」と思うのは、何か自分で無理やり話題をひねり出そうとする不快感やめんどくささからきているかもしれません。
今回紹介したように
1.相手の中にある話題で話す
2.相手の話題+質問
この2つのルールを守るだけで会話は超絶楽になります!
騙されたと思って使ってみてください!