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ソクラテスの名言に学ぶ!マネジメント実践術

歴史上の偉人の言葉には、現在でも参考にできる数々の名言が残されていたりします。実際に孔子の論語は、『論語と算盤』という題名で日本資本主義の父と言われている渋沢栄一氏が上梓しているなど、時代を超えて受け継がれています。(渋沢栄一氏の『論語と算盤』については、こちらの記事をどうぞ)

そのような数ある偉人達の名言の中から、今回はソクラテスの名言を「マネジメントに活かせる言葉」という視点で厳選したものを紹介していきます。チームマネジメントやメンバーの教育・育成といった人間関係は大昔も今も変わらない悩みの一つなので、参考になるものばかりです。

ソクラテスって誰?

ソクラテスは紀元前469年頃に生まれたとされる古代ギリシャの哲学者で、西洋哲学の基とされる数々の思想を発表したプラトンの師としても有名です。ソクラテスの思想の中でも『無知の知』は有名なので知っている人も多いのではないでしょうか?そんなソクラテスですが、自身の信念もあって著書は残さなかったそうです。

なぜソクラテスの言葉がマネジメントに役立つのか?

Businessman in business suit walking up steps, while the hand of other man helping him in a conceptual image of insurance, assistance and support.

ソクラテスは『単に生きるのではなく、善く生きる』という考えのもと、知識という目に見えないものを追及していました。この善く生きるという部分には、人として驕らず節度ある行動を取り、正しく生きるという意味合いも含まれています。そして、ソクラテス自身の信念は、教えを乞う人たちに語ったとされる数々の言葉の中にもしっかりと反映されています。

マネジメントや教育の根幹には、その相手との人間関係があります。なので、もし驕りがあったり傲慢な態度を取る上司や先輩では、相手からの信頼を得ることはできません。逆に、善き上司・先輩として生きることで尊敬されるような人物になることができれば、良好な人間関係も築かれて、マネジメントや教育も楽にできるようになるでしょう。

マネジメントの参考になる!ソクラテスの名言集

では早速、マネジメントの参考になるソクラテスの名言をいくつか見ていきましょう。

教育とは、炎を燃えあがらせることであり、入れ物を埋めることではない。

ただ単純に教えるだけでは、相手の仕事に対するモチベーションにまで影響を与えることは難しいと言えます。教えると同時に、仕事への情熱や熱意までも持たせることこそ本当の教育と言えるのではないでしょうか。

友と敵、両方が居なければならない。友は忠告を与えて、敵は警告を与える。

部下や後輩に対しては同じ会社に所属する友として、常に忠告を与えいく存在になることも必要です。この言葉の中でいう敵の役割には、部下や後輩の他の同僚や、ライバル会社などの外部の人間が相当するのですが、その人たちでは、修正すべきところがあってもなかなか気づくことができません。なので、それらの人たちに警告を与えられる前に、正しい道へと軌道修正させて導いていく必要があるのです。

あなたのあらゆる言動をほめる人は信頼するに値しない。間違いを指摘してくれる人こそ信頼できる。

最近では「褒められて伸びる」という人も非常に多いので、厳しく教育をするのは逆効果とも言われます。しかし、だからと言って、相手の間違いをそのままにしていても良いということとは、まったく別の問題です。教育とは正しい方向に導いていくことでもあるので、たとえ短期的に相手のモチベーションが落ちるようでも、間違いはちゃんと指摘しなければいけません。

人間の関することに安定などないことを忘れてはならない。 それゆえに、繁栄している時には過度の喜びを避け、逆境にある時には過度の落ち込みを避けなさい。

もし部下や後輩にこの言葉を教えて、その意味を理解してもらうことができれば、仕事に対するモチベーションの維持にも繋げることができるかもしれません。相手が自分自身で上手くメンタルをコントロールできるようになれば、マネジメントしていく上でも非常に楽に進めることができるでしょう。

逃げないのが勇気のある者なのではなく、そこに留まり、敵に立ち向かうのが勇気のある者である。

物事に対して「逃げるな!」と言うだけでは、教育としてはあまりにも無責任すぎます。困難に立ち向かわせること自体は教育として正しいのですが、それであれば、同時に手段や方法を提示して一緒に問題解決に導いていくことも必要です。

少量をうまくやる方が、大量にまずくやるよりもよい。

特に新人のころは覚えることも多いのですが、一度に教えてしまっても、それをすべて覚えられなければ中途半端な知識になってしまうので、結果としてミスの基にもなりかねません。仕事を確実に身に付けてもらうためにも、少しずつ教えていくようにしましょう。人間の成長過程において、一気に色んなことができるようになることはあり得ません。

指導者とは、自己を売って、正義を買った人間だ。

教育する立場である以上は、自分自身の利益よりも教えている相手が正しく成長していくことを優先して考えなければいけません。相手のことを真剣に考えた言動を取ることで、本当の信頼関係が構築されて、良い関係性が生まれていきます。

ソクラテスの言葉を参考に、マネジメントを実践しよう!

偉人たちの言葉が時代を超えて語り継がれている理由は、いつの時代においても変わらない人間の普遍の真理をついたものばかりだからです。ソクラテスの名言もまた、人間の心理を哲学的にアプローチしていく中から生まれたものなので、その他の言葉の中にもマネジメントやそれ以外のことにも活かせるものが非常に多くあります。

もし、少しでも興味が沸いたのであれば、ぜひ過去の偉人たちの名言も参考にしてみてください。


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