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仕事をしていて選択肢で迷ったとき…後悔しない思考法!

日々の仕事は、選択の連続といっても決して過言ではありません。仕事が始まった瞬間から選択を迫られることもあり、仕事でどのような選択をするかは非常に重要です。

ですが次から次へと迫りくる仕事の選択を、まったく迷うことなくズバズバと決められる豪胆な人はそう多くないでしょう。仕事の選択を前にすれば頭を悩ませ、何が正解なのかをよく考えるのが普通です。

そこで仕事における選択でどうすればいいのか迷った時におすすめの思考法を説明していきます。仕事の選択で迷った時は、これから紹介する思考法を参考にしてみてください。

損得重視でシビアに比較して選択

仕事の選択にはさまざまな要素が関係しますが、その要素の中から損得を特に重視する考え方は決して間違っていません。なぜなら仕事は、利益を出さなければいけいからです。

仕事に精神的なやりがいや心地よさを求める気持ちは、誰の心にも普通はありますよね。仕事をしていて十分な充実感を覚えれば、幸福な気持ちに浸れるでしょう。
ですが仕事には利益を出さなくてはいけないという一面が絶対的にありますので、やりがいや心地よさだけを基準に選択するのが必ずしも正しいとはいいきれません。それらの要素を含めて検討することも大事ですが、まず損得重視でシビアに比較して選択する考え方は、仕事における選択として実は正しい方向性です。

大きなリターンを見込める仕事に名乗りを上げる、昇進の話を受ける、キャリアアップにつながりそうな異動の話を快諾するなどは、損得を重視するならどう選択するかの答えは決まっていますよね。会社にとっても自分にとっても将来的な利益が見込める仕事の選択は、逆に選択しやすいといえるかもしれません。

そのような得の部分が大きい仕事は、ハードルがどうしても高くなりやすいです。そのため沸き上がる不安感から、つい消極的な選択をしてしまいがちです。仕事に対する不安が大きいと損得重視でシビアに比較することができず、一時の感情だけで決めてしまうことがあります。

ただそれでは仕事でステップアップができないですし、何より得をしないですよね。仕事をしている以上、損得重視でシビアな選択をする思考法は正しいのだとよく覚えておきましょう。

失敗した時のリスクを念頭に置いた選択

仕事は前向きにとらえて選択するのが大前提ですが、失敗した時のリスクを念頭に置いた選択もしっかり意識しないといけません。勇敢と無謀をはき違えた選択は、自分だけではなく周りにも迷惑がかかってしまいます。

もしも仕事の選択でリスクを失念してしまったら、失敗した時に手痛いしっぺ返しを受けることになります。仕事に失敗はつきものですが、常に失敗をしていたのでは評価が落ちてしまいます。ですから失敗した時のリスクを念頭に置き、そのうえで選択するのがベストです。

失敗したら仕事の責任を厳しく追及されてしまうかもしれない、取引先からの信頼を一気に失いかねない、部下からの信用を失墜させる恐れがあるなど、あまりにリスキーな選択は避けたほうが無難です。リスクなくして大きな成功はつかめませんから、すべてのリスクを排除する選択をしていたら一定ラインまでの仕事しかできないでしょう。

つまりリスクを恐れ過ぎた選択も、仕事をするうえでの絶対的な正解ではありません。ただし失敗した時のリスクを念頭に置いた選択をしなければいけないのもまた事実なので、そのバランスを見極めることがとても大事です。

仕事の選択をする時は、失敗した時のリスクを忘れないようにしましょう。

迷ったらシンプルにやってみたいと思えるほうを選択

Man taking the step in the right direction先に挙げた損得重視やリスクを念頭に置く思考法でも迷うようなら、シンプルにやってみたいと思えるほうを選択するのがおすすめです。その理由は、やりたいと思えるほうを選択すれば全力を尽くせるからに他なりません。

仕事の選択では、どちらかが正解でどちらかが不正解だと、選択の時点で思い込んでしまいがちです。不正解を選択したら絶対に後悔する、そんな先入観が誰しも多かれ少なかれあるのではないでしょうか?ですがそのような思考法だと、選択するのがとても難解に思えてしまい、シンプルな選択をしにくくなってしまいます。

ですが選択した時点では結局のところどうなるのかわからないのですから、選択するのにいつまでも悩み続けてもしかたありません。やってみたいと思えるほうを選択すれば全力を尽くせますから、後悔しにくいです。

選択してからその選択が正解になるよう必死に努力する、そんな思考法に基づいて選択すれば後悔しにくいはずです。

仕事の選択で迷っても冷静に考えることが大切

Thoughtful businessman on blue chalkboard background with a shadow question mark behind him. Business and management. Workplace decisions. Problems and solutions.仕事の選択で迷った時、慌てたり焦ったりしてもいいことはありません。仕事では期限を迫られた選択が珍しくないですが、それでもどちらを選択すればいいのかを検討する時間はあるはずです。

選択で迷った時はまず損得重視やリスクを念頭に置き、なおかつやってみたいと思えるほうを最終的に選択するのがおすすめです。

要は選択をした後で後悔しないことが大事なので、後悔しないような選択の思考法をぜひとも習慣化させていきましょう。

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