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簡単だからといって気を抜けない!単純作業の取り組み方知ってる?

数ある仕事の中には、誰でもできるような単純作業がありますよね。単純作業は、頭を使わなくていい、作業工程が少ない、体力を使わないなどの特徴があります。仕事の種類はさまざまで、とても簡単な単純作業を上司から割り当てられることは意外と多くあります。

単純作業を割り当てられたら「簡単な仕事でラッキーだ」と思うかもしれません。単純作業は簡単なので、息抜きになる側面が確かにあります。ですがこの単純作業の時あまりにも気を抜いてしまったら、思わぬアクシデントを招く原因になりかねないです。ですからたとえ誰でも簡単にできる単純作業だったとしても、気を抜いてはいけないです。

そこで仕事の単純作業にどう取り組めばいいのか、おすすめの取り組み方をこれから提案していきます。

単純作業だからこそミスは厳禁

Protecting Assets From Domino Effect. Stop Loss Concept For Stock Exchange Market.単純作業に取り組むtとき、最も気をつけなければいけないのは、言うまでもなくミスです。
単純作業のミスが怖いのは、周りからの評価を著しく下げてしまう点に他なりません。もしも小学生でもできる単純作業でミスを連発してしまったら、上司をはじめとした周りからの評価はガタ落ちしてしまいますよね。周りから「そんな簡単な仕事もできないのか」と、呆れられてしまいます。

長い作業工程に高い技術を求めらる複雑な作業は、たとえミスしても「しかたない」「もう1度トライしてみよう」と、周りから温情をかけてもらいやすいものです。だからといってミスをしていいわけではありませんが、それでも複雑な作業はミスに対して周りが比較的寛容です。
しかし単純作業はそうではありません。まだ新人の段階なら単純作業のミスも許容範囲ですが、ある程度年数をこなしている人が単純作業でミスしたら「どうしちゃったの」「しっかりしてよ」と周りから落胆されてしまう可能性が非常に高いです。

人は完璧ではありませんから、単純作業だからといって絶対にミスをしないわけではありません。うっかりケアレスミスをしてしまうことも、時にはあります。ただその頻度があまりにも多いと周りからの評価に影響しますので、単純作業はミス厳禁ぐらいの気持ちで取り組まないといけません。

単純作業はできて当たり前と周りから思われますから、その期待に応えられるよう気を抜くことなく、作業にしっかりと取り組むようにしたほうがいいです。

単純作業は仕事の効率アップを考えるトレーニングの場

単純作業は難しくありませんから、ついついダラダラと仕事をしてしまいがちです。仕事によっては別のことを考えながら、何となく作業してしまいかねません。比較的単調な仕事だけにボーっと作業してしまいがちですが、いくら単調でもそのような取り組み方は控えないといけないです。

作業をこなしさえすれば及第点なのは間違いないですが、それでは次につながらないですよね。
ややストイックな考え方になってしまいますが、単純作業は仕事の効率アップを考えるトレーニングの場としてとらえるのがおすすめの取り組み方です。

たとえば用紙を折って封入するだけの単純作業も、効率のいいやり方と悪いやり方がありますよね。どのようにすればきちんと納得のいく状態に完成させられるのか、それを考えながら作業していきます。用紙はどういう状態で準備しておけばいいのか、封入するのに最も手順の少ない方法とはどんな方法なのか、どのぐらいの量を糊付けすればきちんと閉じられるのかなど、簡単な単純作業でも効率アップのために何をすればいいのかは考えられます。

もしもこれらの効率アップをまったく考えず単純作業に取り組んだら、作業効率はどうしても悪くなってしまいます。時間をかければ一応作業を完了することはできますが、ただそれだけで終わってしまいます。それでは次に繋がりませんので、たとえ単純作業でも効率アップについて考えることが自身の能力を底上げできます。

単純作業中は人に教えることができるように、コツを整理する

単純作業は、新人にやってもらうことが多い作業です。そのためもしかしたら単純作業を教えるように、上司から指示を受けるかもしれません。その時新人が理解しやすいように教えてあげられるかどうか、上司は新人よりも教える側に注視していることがよくあります。

新人をしっかり育て上げられる人材なのかどうかを、簡単にテストしているのです。

単純作業を新人に教えるのは、人材育成においてかなり初歩的ですよね。ですがその初歩的なことが教えられないようでは、新人を育て上げていくことはできません。自分ができる作業を人にわかりやすく教えられるかどうか、その点を気にしている上司は多いです。

つまり単純作業中は人にどうやったら教えやすいのかのコツを整理するのが、先をみすえた取り組み方です。コツを整理しておけば、新人に教える時にわかりやすい説明ができますよね。

単純作業の仕事であっても真剣に取り組む

Businessman Builds a Tower単純作業の仕事は簡単ですので怠けようとしがちですが、そこで怠けているとさらなる成長は見込めません。
全身全霊をかけるわけではないにしても、仕事そのものにはきっちりと向き合う必要があります。

ミスせず効率よく人に教えられるよう仕事に取り組めば、単純作業の経験を無駄にすることなく次に活かすことができるのです。

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