質問力をUPさせるための秘訣
社会人になると、ミスを防ぐために相手との円滑なコミニュケーションを取らなければなりません。
そこで、質問をしなければならないという場面も多いと思います。
その時に的を射た質問をしないと仕事が出来ない人間だと判断されてしまいますし、期待通りの答えも返って来ず、再び質問しないといけなくなってしまったり納得出来ないまま立ち去らなければならなくなったりします。
このような事態にならないためにも、「質問力」をUPさせる必要があると言えます。
では、どのようにしてこの「質問力」をUPさせれば良いのか、いくつか挙げていきたいと思います。
話をよく理解すること
まず、ピントがズレていない、的を射た良い質問をするためには話の内容をよく理解する必要があります。
話をよく理解するためにも、まずは以下の様なことに注意して話の内容を理解を深めましょう。
●その1:集中して話を聞く
基本的なことではありますが、相手が話をしている時は他のことを考えたりボーっとしたりするのではなく、しっかりと集中して聞くということが大切です。
時間を気にすることも集中力の低下に繋がってしまいますので、忙しい場合であったとしても平常心を保つように心がけましょう。
●その2:わからないことをそのままにしない
相手が話をしている時に自分が知らないことが出てくる、という場面があると思います。
内容の前後で理解できるほどの狭い範囲内であれば問題ないのですが、そうでは無い場合がほとんどだと思います。
そういったケースでは、その都度聞き直すとか雰囲気が話の中断を許さないといった場合にはメモを取っておいて、後で聞くと言う姿勢が大切です。
●その3:知ったかぶりをしない
よくあるケースなのですが、理解出来ない箇所をあたかも知っていますという顔をして聞き続けるのではなく、分からないことは素直に分からないと言えた方が、その内容をより深く理解することが出来ます。
基本的なコミュニケーションを取る
相手と話し合う時間が少なかったとしても、基本的なコミュニケーションを欠かせてしまっては良い質問は生まれません。どのようにして質問すれば良いのかを述べていきたいと思います。
●その1:目を見て質問する
基本的ではなりますが、目を見て話すということは最も基本的なことです。さすがに凝視する必要はありませんが、あまりにも目を合わさないとどうでも良いと思っている質問をしているのでは?と思われる可能性があります。
●その2:完結にまとめる
あまりダラダラと長い言葉や文章で質問しても、相手はどう答えて良いのかわからなくなってしまいます。ですから、しっかりまとまったストレートな質問で答えやすくしましょう。
●その3:メールの場合は読みやすく
メールで質問する場合には、箇条書き出来る箇所は箇条書きにして、フォントで強弱をつけたり程よい箇所で改行したり、過去の内容に対して急に質問するのではなく、「>」を使って質問の対象となる内容を記載することも大切です。
まとめ
質問力の高い質問をするためには、大きく「内容をしっかり理解する」と言うことと、「的確に相手に質問が伝わるようにする」ということが大切です。逆にこれらが出来ていないと、社会人になって何年経っても質問力の低いままとなってしまいますので、今のうちにしっかりと身につけておきましょう。