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有給休暇を取得するときのマナーってあるの?

社会人になると、学生時代の様な夏休みや冬休み、春休みというものはなくなります。業種によってはお盆休みや年末年始休暇があるのですが、それも1週間程度です。

「カレンダー通りにしか休めないなんて辛い」と思うかも知れませんが、その代わりに有給休暇というものがあるのです。

会社での有給休暇の取り方のマナーについて紹介します。

そもそも有給休暇とは?

Twin sisters laying upside down on a sofa at home.有給休暇は「年次有給休暇」のことで、有休、有給とも言われます。
有給休暇の日数は労働基準法で定められていて、入社してから6か月経つと権利が得られます。入社1年目は10日、2年目からは1日ずつ増えていき、7年目以降は20日止まりとなります。

1年間で有休を消化できなかった時には、2年間のみ繰り越しが可能です。
初年度10日間の有給休暇を取得したけれども、5日間しか消化しなかかった場合、残りの5日間は2年間繰り越せるのです。
2年経つと消滅してしまいます。

有給休暇は労働者の心身の健康を目的とした制度で、労働者の権利です。休んでもその日の分の給料が保証されているので、欠勤とは違います。

労働基準法では、「雇用者は事業の運営の妨げになる時以外は、労働者が指定する時季に有休を与えなければならない」と定められています。「会社は労働者が休暇を希望した時に、時期を変更はできても拒否権はない」ということになるのです。

できる人の有給休暇の取り方とは?

Colorful aerostat flying in office as symbol of idea and creativity. Mixed media有給休暇は労働者の当然の権利ですが、取ったもの勝ち、という訳にはいきません。
組織として仕事をしている以上、休暇の取り方にもマナーがあるのです。特に新入社員の場合、まだ一人前とは言えない状態ですので、休暇の取り方にも心構えが必要です。

上司や先輩の後に取る

多くの企業では、夏になるとそれぞれに休暇希望日を提出してスケジュール調整をします。共有の掲示板に書き込むところもあるでしょう。

新入社員の場合、上司や先輩のスケジュールが埋まってから、自分の休暇日程をずらして決めるのがおすすめです。休暇日が重なってしまい極端に人手不足になるのを防ぎ、自分が休んでいる間に何かあった時に上司や先輩にカバーして貰える様にする為です。上司や先輩のスケジュールを優先して、譲る気持ちを持つと好感を持たれます。

会社によっては月に1度有休を取得することを推奨しているところもあります。新入社員でも気兼ねなく休んで構わないのですが、少なくとも1週間前には上司や先輩に相談するべきです。

繁忙期を避ける

ほとんどの仕事は、忙しい時期と余裕のある時期があります。月末締めで月初が忙しかったり、イベントがある時期に集中して忙しい仕事もあるでしょう。

有給は自分の好きな時に自由に取れるものですが、それでもビジネスマナーとして忙しい日は避けることが大切です。自分の仕事はいつ繁忙期なのかを良く知っておきましょう。

部署によっては、有給届を出しても上司から「変更できないか」と言われることがあります。これは会社に「時季変更権」というものがあるからで、休暇を取ることで業務に支障が出る場合に行使できます。

思い通りに有休を取らせてくれないと不満を覚えるよりは、「自分はそれだけ必要とされているんだ」と思って譲歩しましょう。

2-3. 早目に準備と根回しをする

有給休暇を取りたいと思ったら、遅くても1週間前には上司に伝えておきましょう。
万が一の時に誰かを回したいと思っても、前日に急に言われると人手が確保できない場合があります。部署によっては派遣社員を一時雇用することもあります。申請書自体は2日~3日前で良いのですが、この日に休みたいということは早目に伝えるべきなのです。

最初に同じ業務をしている先輩に「○日に有休を頂いても問題ないでしょうか」と確認して、OKが出たら上司に報告するとスムーズです。

休暇中の対応も考えておく

休暇中は全く仕事にノータッチ、と言っても、職場にいる人達に迷惑を掛けない様に、しっかりと対策を立てておきましょう。

顧客への対応は最優先

会社にとって取引先や顧客は最も優先するべき人です。自分が休み中に問合せがくる可能性が高くなります。引き継いでおくべき事項があればきちんと文書にして残していきましょう。

ここで手を抜くと取引先を怒らせてしまい、会社にとって大損害を与えてしまう可能性があります。

相手先にも休暇を取ることを伝えておく

有給を取ることが決まったら、相手先にもそのことを伝えておきましょう。
何日~何日まで休むのか、その間の担当者は誰なのかをメールで送ります。相手先がメールを送った時に「本日休暇を取っております」という自動メッセージが出るのは便利なのですが、「サービスが悪い」と怒る可能性もあります。

出入りの業者以外の取引先や顧客への対応は、なるべく他の人にお願いしておいた方が良いでしょう。

休暇明けに必ずお礼を言うこと

休暇を取ってスッキリとリフレッシュすると、職場に戻ってきてもウキウキ気分が抜けないものです。
夏休み期間中はお互い様なのですが、それでも休暇明けに職場に復帰したら、真っ先に上司や代わりに担当してくれた人に対して「ありがとうございました」とお礼を言うことを忘れない様にします。

これがあるとないとで次に休み易くなるかどうかが違ってきます。

マナーを守って有給休暇を取ろう

Silhouette of a girl that does yoga and meditation in the mountains at dawn. Stock image.有給は当然の権利ですが、いない間は社内の誰かしらに負担がかかります。

社会人になると「休みを下さい」とは言いにくいものですが、とにかく大切なのは「早めに言うこと」です。スムーズに休暇を取る為にも、少しばかり気配りが出来る様になりましょう。


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