何かしらアイデアを出さなければいけないとき、何もない状態から新しい何かを作るのは非常に難しいと感じたことはありませんか?というのも、世の中にはすでに様々な物事で溢れているので、これができる人は天才なのではないかとさえ思ってしまいます。
ですが、それにもかかわらず常に新しいアイデアを提案している人もいますよね。このような人たちは、一体どこから次々にアイデアが湧いてくるのでしょうか?実は新しいアイデアを出すコツの中には、誰でもすぐに実践できる方法がいくつかあります。その方法の中の1つをご紹介します。
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ちょっとズルい?「フレームを変える」アイデア思考法!
「アイデアを捻りだす」という表現もあるように、新しいアイデアはそう簡単に生まれるものではないですよね。実際に漠然と「何か面白いアイデアはないかな」と考えていても、そうそう思いつくことはありません。そんな時にぜひ試してみてほしいのが、「フレームを変える」という方法です。
この方法のすごいところは、すでにある別のものからアイデアを借りてくるというもので、視点を変えるだけなので誰にでもできるにもかかわらず、まったく新しいアイデアだと感じさせることもできることです。
「フレームを変える」アイデア出しは、メリットいっぱい!
とはいえ、別のものからアイデアを借りてくるというと、100%純粋に自分自身が考えたアイデアではないので後ろめたいと感じる人もいるかもしれません。ですが、ビジネスの場面における新しいアイデアに限った場合、すでに別の場面で成功していることの応用とも言えるものもたくさんあるのです。
それに、すでにあるアイデアというのは、世間的にも認知されている成功例とも言えるので、完全に自分のアイデアのみで勝負するよりも失敗するリスクが少ないというメリットもあります。
また、そのように考えると、アイデアの素になりそうなものは無数にあるとも言えるでしょう。もちろん、同じ業界や近隣地域の会社が実践しているアイデアだったり、有名な企業や人物の発言などを題材にするのは控えるべきですが、それらを除いたとしても十分すぎるほどのアイデアの素材が見つかるでしょう。
実践!フレームを変えてアイデアを出す方法!
では、フレームを変えてアイデアを出す方法とは具体的にどうすれば良いのでしょうか。以下に2つの方法をご紹介します。
別の業界からアイデアを借りてくる
自分が必要としているアイデアとはまったく関係のない別の業界で、すでに成功しているものからアイデアを取り入れる方法です。業界が違えば、たとえアイデアを借りてきたとしても、それ自体が新鮮なものとして受け入れられやすくなります。今では〇〇総選挙などは、その代表例と言えるかもしれません。
別の業界からアイデアを借りてくる場合、そのままのフレームに当てはめて実践することもできますが、自分の業界にあるものと借りてきたアイデアを掛け合わせることができれば、よりオリジナリティの強いアイデアとして受け入れられるでしょう。
海外での成功事例を取り入れる
実際にアメリカのビジネスは日本よりも進んでいると言われています。事実、現在では日本でも馴染みのあるショッピングモールやテレビのインフォマーシャル、そして今では小学生が将来なりたい職業の一つにもなっているユーチューバーも、アメリカ発祥のビジネスです。
このように海外での成功例を取り入れることができれば、日本では先駆者としてそのアイデアが成功をもたらすこともあります。
「フレームを変える」という考え方で、アイデア出しも苦しまない!
ゼロからアイデアを生み出すことは本当に大変な作業なので、頻繁にアイデアに恵まれるということはありません。それに、たとえ良いと思えるアイデアに恵まれても、そのアイデアが成功するという保証もないので、自信を持って発信することに躊躇してしまうこともあります。
しかし、この「フレームを変える」というアイデア思考法は、上記のような悩みや不安への対処法の一つにもなりうるものです。しかも、ちょっとした着眼点を変えるだけなので、もしアイデアを出すのに困ったら試してみる価値はありますよ。