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ソクラテスの名言に学ぶ!仕事ができるビジネスパーソンへの道!

歴史上に残る偉人たちの名言の中には、現代のビジネスシーンにおいても非常に参考になるものも多く残されています。

紀元前の古代ギリシャを生きた哲学者のソクラテスもその1人で、ソクラテス自身の生き様や考え方や、「知識」という目に見えないことを探求する哲学者としての言葉は、人間や社会の不変の真理を突いているので、色褪せることがありません。

そのソクラテスの残した数ある名言の中でも、「仕事ができるビジネスパーソン」になるために参考にしたいものをいくつか紹介しています。

ソクラテスとはどんな人物なのか?

ソクラテスは紀元前469年頃に生まれたとされる古代ギリシャの哲学者で、西洋哲学の基とされる数々の思想を発表したプラトンの師としても有名です。ソクラテスの思想の中でも『無知の知』は有名なので知っている人も多いのではないでしょうか?そんなソクラテスですが、自身の信念もあって著書は残さなかったそうです。

ソクラテスの名言を知っていると、できるビジネスパーソンになれる?

ソクラテスは自身の在り方として、当時の社会状況やおかれていた環境の影響もあり、『単に生きるのではなく、善く生きる』という考えを信念に行動していました。それは、どれだけ深い知識を得ようとも決して驕ることなく、節度を守って正しく生きるということです。

ビジネスパーソンもまた仕事に必要な「知識」を得ることは必要不可欠です。そういった意味では、「知識とはどういったものなのか?」ということを生涯を通して追及していたソクラテスと同じ「知識」の追求者でもあります。

ソクラテスの名言はどれも本質を突いたものばかりなので、そこからビジネスに役立つ「知識」を得る意義やその方法を学ぶことができれば、きっと素晴らしいビジネスパーソンになれるでしょう。

できるビジネスパーソンになるための、ソクラテスの名言集

では早速、できるビジネスパーソンになるための選りすぐりの明言を紹介していきます。

「私に分かっていることは、私が知らないということだ。」

この言葉は「無知の知」とも言われている有名な言葉ですよね。自分が知らないことが何なのかを知っているから恐怖心が生まれるというものです。知らないことがあるからこそ、知識を得ようとする向上心が生まれるので、ビジネスをする上でも重要な要素と言えますね。

汝、自身を知れ

自分自身のことをよく知るということも大切なことです。例えばある仕事に取り組むとき、それを単純に出来る出来ないだけで判断するのではなく、自分にとっての難易度はどうなのかや、できないのであれば何が原因なのかといったところまで理解できていると、そのあとの成長も飛躍的に早くなります。

唯一の善は知識であり、唯一の悪は無知である。

仕事をしていく中で知らないことというのは当然あります。しかし、知らないからと言ってそのままにしておいてもよいということではありません。むしろ知らないからこそ、そのことに対して知識を得ていく必要があるのです。できるビジネスパーソンには、その知識欲が強い人も多くいます。

良く本を読んで、良き魂を育てよ。苦労して、著者が身に付けたことを、苦労せずに、読者は身に付けられよう。

良い本を読まない人は、字の読めない人と等しい。

この2つの言葉に共通することは、読書がもたらす知識の大きさを意味しています。特にビジネス関連の本などは、ソクラテスの言葉通り著者が何年・何十年とかけて得たものを知識として簡単に得ることができる優れた方法でもあります。そう考えると、特に経営者層の人には読書好きが多いというのも頷けます。

「賢者は複雑なことをシンプルに考える。」

より多くの「知識」を持っていることは良いことばかりではありません。というのも、いろいろなことを知っているからこそ複雑に考えてしまうという弊害があるからです。複雑に考えてしまうと、その解決のための手段も複雑になってしまいます。ですが、物事は考えているよりもずっとシンプルです。複雑に考えるための「知識」としてではなく、シンプルに考えるための「知識」を得るようにしましょう。

「世界を動かそうと思えば、自分を動かすことから始めよ。」

世界というと大きすぎてイメージしにくいので、自分の周りにいる人たちで考えてください。もし周りの人の誰かに対して性格的や考え方などを変えてほしいと思うのであれば、まずは自分自身が行動することです。自分自身を変えることは、他人を変えることよりも簡単にできます。他人を動かすためには、まずは自分から行動をするということです。

人間の関することに安定などないことを忘れてはならない。 それゆえに、繁栄している時には過度の喜びを避け、逆境にある時には過度の落ち込みを避けなさい。

このことは会社やビジネスにおいても同じですし、個人の成績や評価という部分でも同じでしょう。社会は常に動いているので、一見、仕事が安定しているように見えても将来的には逆境に立たされる可能性もあります。なので、うまくいっているときほど奢らず謙虚な態度でいる必要があります。

また反対に、今現在が逆境にあるとしても、その状態が永遠に続くわけではありません。自分自身が行動しさえすれば、例え失敗を繰り返して瞬間的に悪い方向に行ってしまったとしても、将来的には少しずつ良い方向に向かっていくようになるでしょう。

謙虚な気持ちをもって行動し続ける人こそが、できるビジネスパーソンになれるのです。

「良い評判を得る方法は、自分自身が望む姿になるよう努力することだ。」

理想とするビジネスパーソン像を作って、それに近づくために1つ1つ努力していくことが、自分自身の確実な成長への近道です。理想像は身近にいる誰かでも良いですし、有名なビジネスパーソンや物語の中に出てくる空想の人物でも構いません。

大事なことは、その人の考え方や立ち居振る舞いを真似して、自分自身のものにするということです。それが身に付けば、あなたも同じように仕事ができるビジネスパーソンと評価されるようになるでしょう。

ソクラテスの名言をビジネスの中でも活用しよう!

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ソクラテスは紀元前という大昔の時代を生きた偉人なのですが、どの言葉も現代のビジネス現場において使える考え方ばかりです。

これらの名言をしっかりと理解して行動に移すことができれば、きっと仕事ができる素敵なビジネスパーソンになれますよ!

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