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新卒でもできる折れない心と自信の付け方

今回は「自信の付け方」というテーマでご紹介します。

新入社員として社会人のスタート地点に経ったときって自信が無くなりますよね。
入社してからは一番下っ端なので、自信が無いのは当たり前です。

でも、だからといって「いやあ…自信ありません…」と言ってても評価は下がるし、自分的にも仕事をしていて楽しくないでしょう。

じゃあ、新入社員からでも自信を付ける方法はないのか?といったらそういうワケではありません。
いわゆる「出来る人」は必ずやっている自信の付け方をご紹介します。

自信を失くす原因は『失敗』ではなく、『手抜き』!


自信の付け方の前に、自信を失くす大きな原因を紹介すると、自信を失くす原因は「出来ることをやらなかった時」です。
これは仕事でも恋愛でも、人生全般に言えることです。

例えば、好きな人がいて、勇気が出なくて告白が出来なかった…、それで気づいた時には好きな人が別の人と付き合っていたという経験は無いでしょうか?

人生においては物理的にできないことよりも、勇気が出なくて”やらなかったこと”の方が実は多いのです。後悔は、失敗した、成功したよりも、「できるたのにやらなかった」という時に初めて現れます。

仕事でも同じです。

例えば
・分からないことがあったら上司に質問する
・無理だと思ったら助けを頼む
・出来る準備は時間がある限り行なう

など、自分の出来る範囲のことを全てやっていれば、失敗した時には「出来ることは全てやったんだから後悔ない!」という風にスッキリとした気持ちになれるはずです。

100点の基準を下げる

Retro image of a businessman walking his fingers up wooden steps mounted in rustic wooden boards towards light in a conceptual image of personal development, growth and success.
じゃあ一方で、自信を付けるにはどうすればいいのか?というと、「成功の基準を下げる」という方法があります。
10回やって10回成功することなんて人生においてはあまりありません。

例えばプロ野球選手のイチロー選手でも10回打席に立って3回ヒットが打てたら「今日は調子がいいな!」と言われるくらいです。

自信が無い人の特徴としては、完璧主義でいつでも100点を取ろうとしている人です。
これも学校教育の弊害と言えるかもしれませんが、社会人になると点数で計れるような仕事はほとんどありません。

特にセールスマンのような、対人のサービスになると、100%成功するということはありません。
もし常に100点を狙っていたら、パーフェクト以外は全て失敗です。

つまり、失敗して自信を失くす人や、失敗が怖くて挑戦できない人はある種『自信過剰』ということができます。
まずは10?60点を目指すことからオススメします。

例えば、セールスマンであれば「○○件成約する!」とかではなく「今日は○○人の人に声を掛ける!」という風に、達成しやすい目標設定をします。
これを繰返していると『自己効力感』という自信がついてきます。

簡単でも良いから達成できる目標を設定し、クリアすることで、自分の褒めるところが増えますよね?それが自信になるのです。
目標が高過ぎる人は常に「何て自分はダメなんだ…」と自己否定に走ってしまう傾向にあります。

他人と比べない!昨日の自分と比べる!

tic tac toe with two businessman

そして次に、自信を付ける上で非常に重要なのが「他人と比べない」ということです。
他人と比べると、あなたの自信は他人に依存してしまいます。

つまり、軸がブレブレになってしまい、自信があるときと自信が無いときが激しくなり、自分より劣っている人を見れば自信が湧き、自分より優れている人がいると自信がなくなります。
これでは周りから見てもブレブレなので「あの人に大事なことは任せられないな…」という評価になります。

それに他人とは不確定なものなので、比べる指標としては不安定なのです。

例えば、ソフトバンクの孫社長は「ビジネス」という点では人より優れていますが、「スポーツ」というジャンルでは中学生よりも身体能力や才能が無いかもしれません。

・自分は誰より幸せ
・自分は誰より可愛い/カッコイイ
・自分は誰よりお金持ち

なんて比べていたら人生は他人に振り回されてしまいます。

じゃあ誰と比べれば良いのか?というと、比べるべきなのは昨日の自分です。
昨日の自分であれば比べる指標やステータスは今日の自分と全く同じです。

月並みかもしれませんが、「今日の自分は、昨日の自分よりも成長したか?」という比較です。

行動すれば「失敗」でも「成功」でも必ず成長する

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行動できない理由、挑戦できない理由のほとんどは「失敗するのが怖い」というものだと思いますが、昨日の自分と比べていれば失敗しても成長していることが実感できるはずです。

例えば仕事で新しいことを任されて、失敗したとします。
失敗して戻る位置は元の位置、元に戻るだけです。失敗したからと言って、自分のスキルや経験が無くなって後退するわけではなく、むしろ増えます。

「こうしたら失敗するんだな。次はこうしよう」という風に、経験値という意味では絶対に増えます。この経験がある種の『自信』となります。

まとめ

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この記事をまとめると

①行動できなかった後悔が自信のなさに繋がる
②最初から100点を目指すのは逆に自信過剰
③絶対に達成できる小目標を立てる
④他人と比べず絶対に勝てる昨日に自分と比べる
⑤失敗しても戻るのは元の位置、行動すれば何かを得られる

です。

自信を付けるにはこのマインドセットを持つことで必ず時間と共についてきます。
是非参考にして実践してください。

 

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