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相手がどのような人なのか本質を一瞬で見抜く方法があった!

営業や接客をしていて、相手がどのような人物なのか良く分からずに、どうやってアプローチしようか悩んだという経験がある人もいるのではないでしょうか。

しかし、もしかしたら普段の何気ない表情や仕草に大きなヒントが隠されているのかも知れません。

相手の本質を一瞬にして見抜く方法について紹介します。

お辞儀の仕方で本質が分かる

初対面の人に対する最も重要なマナーとして「挨拶とお辞儀」があります。
お辞儀の仕方は多くの企業で新人研修のプログラムに組み込まれていることでしょう。ところがちゃんと習ったつもりでも、いつしか段々と自己流になりその人の本質が表れる様になるのです。

しっかりと相手の目を見てお辞儀をする人

お辞儀をする時にしっかりと相手の目を見ている人は、かなり自分に自信がある証拠です。挨拶も早々に自分の話を聞いて欲しいので、自然に相手に食い付く様な姿勢を取ってしまうのです。

自分が一生懸命説得すれば相手を納得させられて、大きな手柄を立てられると思っています。はきはきとして気持ちがいいのですが、頑固で人の意見を聞き入れないタイプです。

頭を何度もペコペコと下げる人

忙しく何度も頭をペコペコと下げて喋りながら辞儀をする人は、自分に自信がないイメージがありますが、実は心の奥底でこちらを見定めているのです。

のらりくらりとしていて優柔不断で、すぐに相手の意見に合わせるのですが、掴み所がなく付き合いにくいでしょう。このタイプの人は一度口約束で契約をしても、後から「申し訳ありませんが」と断ってくる可能性があります。

・相手の目を見ない人

話している時に真っ直ぐに相手の目を見るのは勇気がいることです。
普通は相手の口元や、ネクタイの結び目などを見る様にするものですが、チラチラと視線が忙しくさまよったり、明らかに目を伏せて話す人は、仕事がつまらないと思っていたり、そもそも営業に向いていません。

大事なことを頼んでも休みを取ったり、急に辞めてしまう可能性があります。

持ち物で相手の本質が分かる

ビジネスマンの服装はスーツが基本で、身だしなみがきちんとしていれば他の人と差はあまりありません。
その人の本質が出るのが時計やバッグ、靴などのアクセサリーです。

・同じブランドでひたすら揃えている人

一つ気に入った高級ブランドがあると、全て揃える人がいます。
同じブランドの品物を使い続ける人は、考え方はしっかりとしているのですが視野は狭く、新しいものを受け入れにくい体質です。

お互いの目指すものが一致すれば良いのですが、こちらが本当に必要とする条件を提示しても違う商品を勧めてくる可能性があります。

バラバラのブランドを身に付けている人

とにかくブランド品が好きで、いつでもバラバラのブランド品を身に付けている人は、トレンドに敏感で話しやすく、商談もうまくいくでしょう。
ただし、今最も必要な条件だけに集中しているので、3年後、5年後のアフターケアまで考えていない可能性があります。

長くお付き合いしていくと段々と「軽すぎるのでは」と感じる様になるでしょう。

ブランド品を全く身に付けない人

特にお金に困っている訳ではないのに、プランド品に興味がない、あるいはポリシーでブランド品を身に付けないという人もいます。

このタイプの人は、自分の意思を持っていて、相手にとって良い商品を勧めてきてくれます。
ただし、必要以上にデメリットを強調し過ぎて相手に不安を感じさせる傾向があります。

商談中の仕草で相手の本質が分る

顔合わせや打ち合わせをした時に、ふとした仕草でその人の性格が分ることがあります。

髪の毛をなでる人

話している最中に耳の上あたりの髪をさっとなでたり、指で前髪をちょこっと払う様にしたり、後頭部を触る仕草をする人がいます。

このような人は、相手の話を聞くのに飽きてもっと自分が話したいと思っているか、その様な性格の人です。
こちらの話が終ると一気に話し始めるでしょう。

小鼻を触る人

時々小鼻を触る癖のある人は、集中力が途切れがちで早目に結論を出さないと行動が伴わなくなってしまうタイプです。
その代りメールやLINEの返信が速いので仕事はスムーズに進みます。

普段の行動で相手の本質が分かる

Friends Connection Digital Devices Technology Network Concept社内での言動でどんな性格か分ってしまうこともあります。

小走りで歩く人

来客を案内しながら何となく小走りに歩く人は、せっかちなことはもちろん神経質で、必要以上に連絡を取ってくるタイプです。

1つの契約を取り付けるまでに何度も同じような手間をかけるので、面倒くさく感じるでしょう。

オーバーアクションの人

若くても身振り手振りを交えて話す人は、人に伝えようとする熱意を持っています。

相手にどうしても伝えたいという気持ちが強くて手が動いてしまっているのですが、自分では気づいていません。
頭の中で構図がしっかりと出来上がっていて、自分でイメージできています。

 

もちろん「人それぞれ」という意見もあるかもしれませんが、深層心理はちょっとしたことに表れやすいということも事実なので、ぜひビジネスチャンスを掴むきっかけにしてください。

相手のちょっとした反応を見ながら臨機応変にアプローチしていきましょう。

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