「自分なりに考えたんですけど・・・」
「自分なりに頑張ってみたんですけど・・・」
もし、このようなセリフを無意識に使っていたら要注意です。
「自分なりに創意工夫して取り組むことは良いことなんじゃないの?」と聞かれればもちろんそれは正しいと言えますが、ビジネスの世界では「自分なりに」と発信してしまうと評価を下げてしまうことがあります。
そこで今回は「自分なりに」取り組むことの弊害や注意点をお送りします。
実力のないうちから「自分なりにやります」はNG
どのような会社にもマニュアルというものは存在すると思います。
基本的にはマニュアルは、どのような人でも短期間で効率的に成果をあげられるように作られています。
実力がない内から、マニュアルや成功パターンを学ばずに、自分なりにやる人は確実にうまくいかない人です。
会社が求めているものは結果であって、自分なりにやったプロセスや努力量ではありません。
ライザップに行って、プロから痩せ方を聞いたとしても、全部無視して自分なりのやり方でやったら何の意味もありませんよね。
NO1ホストやNO1キャバ嬢の動画を見ても「自分なりにノリでやってま~す」なんて人はまずいませんし、まずは現在NO1である人もNO1から学び、日々の努力を怠っていません。きちんと成果を出したければまず学ぶことからはじめることが大切なのです。
「自分なりにやります」と言ってうまくいかない人の特徴
何も学ばずに自分なりに何かをはじめてしまう人は、うまくいかないという事を先ほど書きました。
他にも「自分なりにやります」と言ってうまくいかない人の特徴をまとめてみますと、
- 「自分の考えが全て正しい」と思い込んでいる
- 人からやり方を教わっても「このやり方で目標達成出来ないのでは?」と疑う
- 目標を達成するための行動を継続できない
- 途中で新しい情報が入ると目移りする
- 目標達成のためのお金や時間への投資が惜しいと思っている
- 目標達成のために何かを犠牲にすることが出来ない
- 「やらない事」を決められない
- 素直じゃない
- うまくいかないと不満を撒き散らす
と、こんなところでしょうか。
この中で思い当たるものがあった人は要注意です。
いかにも堪え性がなく、自分勝手な人というイメージですね。
それでは次に、物事を成功させるための最短ルートを紹介していきます。
物事も成功させるための最短ルートとは?
ステップ1.成功法則の知識を蓄える
まず成功しない確実に成功しない人の特徴してあげられるのが知識がないことです。
気合とか根性も大事ですが、知識がなければ成功できる確率は天文学的に低くなります。
成功法則の知識を蓄えずに物事に取り組むことは、例えると腐った水で酒造りをするようなもので、どんなに気合と根性で酒造りをしても水が腐っていれば美味しいお酒はできないでしょう。
まずは成功体験の知識を誰にも負けないくらい吸収することが大事なのです。
具体的な方法としては、自分が得たいスキルや結果があるのであれば、まずはその分野の本を少なくとも10冊は読んでみましょう。
ステップ2.その方法を徹底的にパクる
あなたはTTPという言葉を聞いたことがありますか?
これは元トリンプの社長である吉越さんやリクルートでも使われている言葉ですが、「徹底的にパクる」をアルファベット3文字で略した言葉です。
成功したければ、得た知識や本に書いていた方法や先輩に聞いた成功方法をとにかく徹底的にパクることが重要です。
たまに大量の本やセミナーに行ったりする人の中に「何から始めたらいいか分かりません」とか言っちゃう人がいます。
こういう人は不安から、更に別の本やセミナーに参加するというスパイラルを繰り返すのですが「何から始めたらいいかわからない」は完全に思考停止です。
本に書いていること、先輩に教えてもらったこと、セミナーで教わったことをまずは徹底的にパクって行動に移していくのです。
ステップ3.再現させるための行動を継続させることができる
成功法則を知って、徹底的にパクればどんな人でもある程度結果は出てくると思います。
ところがそんなことは頭では分かっていても、実践できる人は途端に少なくなるものです。
・最初は100人のライバルが居て、徹底的にパクれるのが10人くらい
・その中で継続できるのは1人だけ
・その残った1人がさらに創意工夫して新たな成功法則を築き上げる
そんなレベルです。
だからビジネスや仕事でNO1になるのは実はそんなに難しいことじゃないんです。
最後に
努力や根性はとても大切ですが、「自分なりに」頑張っていたのでは、結果が出るのに時間が掛かり過ぎてしまう可能性に気付けたのではないでしょうか。
まずは型にハマってやってみるのが成功への近道です。
今日から「自分なりに」と言葉が出たらこの記事のことを思い出してみてください(笑)