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自信を持つ簡単な方法ってあるの?

社会人に必要なスキルは業種によって異なりますが、多くの企業が求める人間像の一つに「リーダーシップがある人」というものがあります。

また「コミュニケーション能力がある人」というのも人気ですよね。
でも「自分にスキルがある」って最初から思っている人ってどのくらいいるのでしょうか。

私自身も履歴書に自分の特徴や長所を書き込む時に何時間も考えて考えて絞り出して書いた経験があります。
でもそれって対面接向けであった本当に自分で長所って思っているかどうかと言われれば疑問ですし、そんな付け焼き刃で考えたことなって就職してからは何の意味もないんですよね。

「自信は根拠がなくていい」「自信を持つには経験を積むのが一番だ」と言われてますがハッキリ言って「そんなことはわかってるよ!!」って感じですよね。

この記事では『自信』とはどこから来るのか?「自分はできるんだ。能力があるんだ。価値があるんだ。」という自信を持つにはどうすればいいのか?ということをご紹介していきます。

「自信がある」も嘘だけど「自信がない」も嘘

Little boy with boxing gloves outdoors最初にご紹介した通り「自信は根拠がないくていい」というのはよく言われていることですよね。

例えばソフトバンクの孫正義さんが「インドでビジネスを拡大させます」と未来のビジョンに対してスピーチしたとしましょう。

これってまだ実現していないことを「私は〜します」と宣言しているので、自信があるということですよね。でも、実際に達成できるかどうかは誰にもわからない未来の話です。

世の中は複雑に物事が絡み合っているので、100%なんてことはありえません。もしかしたら天変地異が起こってインド進出が不可能になることだってあります。

ちょっと極論ですが、何が言いたいのか?というと、100%という確実なことは何もないので、結局は自信なんて根拠がない思い込みだということです。

ここで注意してほしいのは「自信がない」というのも同じだということです。

例えば「このプロジェクトは君に任せるよ」と上司に頼まれた時に「自信がないなあ…」と思ったとしても、それも根拠がないということです。

確定していない未来のことを「私は〜できない」と宣言していますが、実際は未来の話だから、やってみないとわからないことだらけです。100%成功することもありませんが、逆に100%失敗することもありません。

ちょっと屁理屈っぽいですが、自信とは自分の想像の話ということをまず前提として続きを読んでください。

 

学校は自信を無くさせる機関

desperate man crying under rainこれを言うと教育機関で働いている人に悪いのですが、学校の教育システムは子供達の『自信』を根こそぎ落としていきます。

心理学では自信のことを【自己効力感】と言う風にいいます。

自己効力感を簡単に言うと”自分は自分の意思で自分の人生をコントロールすることができる”ということを自分が実感している度合いのことです。

例えば、心理学の実験で犬を檻に閉じ込めて逃げられない状態にして電気ショックを与え続けると、最初はどうにかして逃げようとしていた犬も「自分はこの電気ショックから逃げることはできない…」と感じ逃げることをやめます。

ビックリするのは、檻の扉を開けて逃げれる状態にしても「この電気ショックから逃げることはできない…」と言う考え方が定着してしまい、逃げない状態になってしまうということです。

学校では自分の考えや発想が優先されることはなく、学校で決められたルールや答えが優先されて、そのルールや答えから外れたら「ダメな人間」として成績に反映されます。

この学校のルールはもちろん規律を守ると言う点では役に立っていると言えますが、自己効力感を根こそぎ削いでいきます。

例えば「学校の成績が良かった」と「仕事ができる」とはイコールではないですよね。
業種にもよりますが、学校で学んだことが実際の業務に役に立つことはかなり稀です。

つまり、ここに意識の繋がりができてしまって「学生時代、自分はダメだった」「だから今度も自信がない」という風になってしまうんですね。

もちろん実際にこれは事実ではなく思い込みです。

小さな成功体験が大きな自信に繋がる理由

自信=自己効力感ということをご紹介してきましたが、じゃあどうやって自己効力感を育てていくのか?ということが大切になってきます。

実際は育てていくというよりも、もともとあったものを取り戻すというステップになります。

例えば赤ちゃんの時には好奇心に従ってモノを触ったり、口の中に入れたり、はしゃいでいたりしたはずです。
でも「ダメ!」「やめなさい!」という風に躾けられていくことで「自分では決めちゃいけない」という先ほどご紹介した犬のような無力感を学習していくんですね。

親の躾や学校の教育がこの意識を強化しているというのは心理学者の世界では明白な事実として問題視されていて「指示待ち人間」「自分で決めることができない人」「自分に責任が持てない人」が増えている原因とも言われています。

では具体的にどうやって自己効力感を取り戻していくのか?というと、小さな成功体験を積み上げていくことです。

小さな成功体験ってどのくらい小さなものか?というと、例えば
・家に帰ったら靴を揃えて玄関に上がる
・ゴミが一つ出たら、ゴミを一つ捨てる
・食器が汚れたらすぐに洗う
といったような「やるべきなんだけど、いつもはサボってる簡単なこと」を程度でOKです。

「はあ!?そんなんで自信が付くわけないでしょ!」と思うかもしれませんが、これがかなり強力です。
なぜなら大切なのはタスクの大小ではなく「私は〜できた」という経験だからです。

例えばイチロー選手がメジャーリーグでヒットを打った時に「よし!」と思う経験と、小学生が友達と遊んでいる時にバットに球が当たって「よし!」と思う経験ではどちらが自信に繋がるでしょうか?

表面的、世間的に見ればイチロー選手の方がすごいですが、頭の中で起こっている「よし!できた!」という経験は同じであり、イチロー選手の方が100倍のドーパミンがドクドク出てるわけではないんですね。小学生の子供でも「僕はやればできるんだ!」と自信になっているはずです。

これが「小さな成功体験を積み重ねろ!」と言われている理由です。

しかしほとんどの人が「そんなので自信が付くか!」「大きな業績を残さないと自信が持てない…」と思ってしまうのです。

最初にご紹介したように自信とは意識や思い込みの話です。
「できるかもしれない」と思っているのか「できないだろう」と思っているのかの違いだけです。

■まとめ

Heart shape in human head. Concept of love.

まとめると自信をつけるには大きなことをする必要はありません。
日頃できるけど、できていないことをやるだけで徐々に自信は付いていきます。

実体験を話すと私が最初に始めたのは「行きたくない飲み会は断る」ということでした。
最初は「あ〜今日も飲み会か…上司に誘われた方仕方ない…」という風に思っていました。

まさに電気ショックを与えられている犬状態ですよね。笑

でも思い切って断ると上司もすんなり受け入れてくれて、「なんだ!断っていいんだ!」という風にある種の自信が持てたことをハッキリ覚えています。

もちろんいきなり自己効力感が爆発的に上がるなんてことはありませんが、こういう小さな成功体験を重ねることで自信は時間とともについてきます。


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