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コーチングスキルの基本とそのメリットとは?

コーチングスキルは、マネジメントスキルの中でも部下と直接関わることで発揮されるものです。
なので、若いうちから身に付けておけば、チームリーダーとなった時に目標達成がスムーズにいく様になるでしょう。

そこで、コーチングスキルとはどの様なものなのか、基本的なものについて知っておきましょう。

コーチングスキルとは・・・

普段職場で「コーチングスキル」という言葉を聞くことはまずないでしょう。
コーチングスキルとは、部署やチームにおいてスタッフの力を存分に生かせる能力のことです。
「マネジメントスキルではないか」と思う人もいるでしょうが、コーチングスキルは様々なスキルの総称であり、マネジメントスキルの要素となるべきものです。

コーチングスキルを持った人がいると、以下の様なメリットがあります。

・自発的に問題解決ができる

スムーズに仕事を進めたいだけならば、常に先輩がいて仕事を教える「ティーチングスキル」があれば良いでしょう。
しかし仕事を教わるだけでは部下や後輩は育ちません。

コーチングスキルがある人は、部下や後輩が自ら考えて問題解決に当たろうとする「自発性」を養えるのです。

・能力を発揮できる

教えるのではなく自発的に行動させるのですから、自分でできることを精一杯やろうとします。
これにより部下や後輩が能力を発揮するきっかけ作りになるのです。

・成長に繋がる

1つのものごとを達成すれば、それが本人の自信になり次から更に一歩踏み込んだ仕事ができる様になります。
常に人を頼らず自分で問題解決を探っていくので、本人の成長に繋がります。

以上のコーチングのメリットを踏まえて、身に付けておくと役立つ代表的なスキルを紹介します。

コーチングスキル:ヒヤリング

会話はキャッチボールと言われていて、テンポ良く話すことが大切です。
ただし、テンポの良いやり取りを意識し過ぎてしまうと、次に自分が話す内容について考えてしまい、相手の話をよく聞かなくなってしまいます。

また、結論を急ぐあまりに問題が起きた背景や要因を把握できないと、再度同じミスをする可能性があります。

この様なことを防ぐ為に、コーチングスキルとして「ヒヤリング」は非常に大切です。
何かあった時に十分なヒヤリングをすれば、以下の点をカバーできます。

・動機付けができる

部下や後輩が自分の言いたいことを最後まで聞いて貰えないとなると、何をやっても分かってくれないだろうと失望します。
もし最後まで存分に言い分を聞いて貰えれば、安心して次の行動を取れるでしょう。

相手の自発性を引き出す非常に効果的な動機付けとなるのです。

・気づきができる

最初から最後まで説明をしているうちに、改善点が見えて自分でも良いアイデアが閃くことがあります。
相談するつもりが自分で改善策を考え出すというケースもあるのです。

・早目に対策が立てられる

部下の話を聞きながら、本当に上手く行っているのかトラブルを抱えているのか、表情で判断できます。
もしも冴えない表情をしている様ならば早目にアドバイスができます。

コーチングスキル:質問

コーチングスキルでは、ただ自分の知りたいことを質問するのではなく、その質問により相手が自ら考えたりアイデアを閃かせられる様な誘導的な質問をします。

質問の種類には大きく分けて以下の2つがあります。

・クローズドクエスチョン

答えを「Yes/No」に絞った質問です。
例えば「もう連絡はしましたか」「資料は揃いましたか」という内容で、事実関係を把握できます。

ただし、相手は特に何も考える必要はなく、質問が一方的だと感じるでしょう。

・オープンクエスチョン

自由に説明しながら答えられる質問です。
「原因は何でしたか?」「どの様な対処をしましたか?」など、相手が自分の頭の中で時系列を考えながら説明できます。
相手の思考力や自発力を促すメリットがありますが、時間がかかるのでその場で結論が出ないこともあります。

コーチングスキルを身に付けるには、上記2つの質問を使い分けて、部下や後輩に選択肢を与える様にしましょう。

コーチングスキル:承認

Hands close-up. Group young business people talking at office部下や後輩が自発的に考えて行動したら、その結果を承認することが必要です。

どんなに頑張っても上司やリーダーが認めてくれないとなると、部下や後輩がやる気を失くしてしまいます。相手が明らかに変わった、成長している、或いは何らかの成果が出たら、すぐに言葉で相手に伝える様にしましょう。

上司から認められれば本人も嬉しく感じて「次はもっと頑張ろう」とモチベーションを保てます。

この時大切なのは「褒める」と「承認」とは違うということです。褒めるというのは相手に対して評価を与えるものになります。
「前よりずっと説明が上手になったね」
「よく勉強していて偉いね」
など、相手のやる気を引き出すご褒美の様な意味になります。

これに対して承認は、事実を客観的に述べているものです。
「数字の根拠がきちんと説明できていたね」
「メールの質問への返信が誰よりも速いね」
など、相手のことをいつも見ていて、ちょっとした変化にも気づいていることを伝えましょう。

コーチングスキルは、部下を思う気持ちが大切

コーチングスキルは100近くあると言われますが、全てを身に付ける必要はありません。
相手に興味を持ち「この人にはどの様な能力があり、どうしたら存分に発揮出来る様になるのか」を考える様に努めましょう。


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