コミュニケーション ビジネススキル 新入社員向け

人との距離をグッと縮められる会話の運び方とは?

仕事をしていれば、人との会話は避けられないです。仕事で関係している人と、いろいろな会話をしなければいけません。
ですが今回伝えたいビジネススキルは、事務的な仕事上の会話ではなく雑談に関する会話についてです。

仕事で人との距離を縮めたいのなら、何気ない雑談が実はとても重要です。会話に花を咲かせて笑顔のまま終わらせるか、それとも会話がまったくなくてお互いにスマホを見たまま終わるのかでは、人間関係の距離が全然違いますよね。

そして少しでも多くの人脈を築きたいのなら、人との距離は近いほうがいいです。そのきっかけを作るのが、何気ない雑談です。今は人見知りのまま社会に出た人、あるいは人見知りではなくても人と何を話せばいいのかわからない人が多く、仕事をしていくうえでの悩みになってしまっています。

そこで仕事で役立つ雑談の会話の運び方を、これからレクチャーしていきます。

まず話題は何でもいいから会話を始めてしまう

会話を不得意に感じている人は、話題選びで悩んでしまい会話を始められない場合が多いです。興味のない話題で盛り上がらなかったらどうしよう、反応が悪かったら恥ずかしいと思ってしまい、会話を始められないのです。
会話が盛り上がらない可能性も反応が悪い可能性も、まったくないわけではありません。ですがそれを恐れていたら、会話はできないです。

なのでまずは、話題を選ばず、会話を始めてしまうことが最重要です。

とてもベタですが、天気の話題は会話のド定番ネタですよね。天気の話題なんてド定番過ぎて恥ずかしいと思ってはいけません。むしろ天気の話題をすれば会話が始められるのですから、好都合だと考えてもいいぐらいです。
たとえば「今日はよく晴れて気持ちがいいですね」「イヤになるぐらい暑いですね」「寒くてたまりません」「雨で体が濡れてしまいました」など、天気の話題は万能ですよね。会社内でも営業先でも飲み会でも使えるネタが、天気のネタなのです。

天気の話題で会話をスタートさせてしまえば、相手から何かしらの言葉をかけられます。もしも「晴れた日は運動をしたくなります」と言われれば「何か運動をされるんですか?」とつながりますし、「雨が降ってきたけど折り畳み傘を持っていたから大丈夫でした」となれば「用意がいいですね。その折り畳み傘はどこで買ったんですか?」と続けられます。

人との会話は、あまり難しくとらえてはいけないです。天気の話題のようにちょっとしたきっかけでも、会話がおもしろいように転がっていくことは珍しくありません。大切なのは最初の一歩目をすんなり踏み出してしまうことだと、肝に銘じておきましょう。

相手に話してもらえばいいと考えれば楽になる

Little boy playing with can phone connected by string, concept for talking to yourself会話に対してプレッシャーを感じる人は「上手く話さないといけない」という思いにとらわれ過ぎていることがあります。話芸で活躍するお笑い芸人なら上手い会話を期待されますが、一般人はそうではありませんよね。

そしてもしも話すのが得意ではないのなら、相手に話してもらえばいいのです。
聞き役に徹するつもりで会話をしようとすると、気持ちがかなり楽になりますよ。特に目上の人と話す時は、ほぼ聞き役にまわるつもりで会話に臨めば会話へのプレッシャーはほとんど感じなくなるはずです。

その会話で大切なのは、相手が得意そうな話題に質問を投げかけてあげることです。得意な話題だと人は饒舌になりますから、次々と話をしてくれるでしょう。話すことと聞くことのバランスは取れていなくても、会話としては十分成立します。話したほうは「気分よく話せた」という満足感が残りますので、話を聞いてくれた相手には好印象抱きやすいです。

特別な話芸を披露していないのに、会話上手だと思われるかもしれないですね。

異性と話す場合でも特別に意識し過ぎない

Diversity People Group Team Union Concept同性同士の会話はまだしも異性相手になると途端に緊張して会話が長続きしない、そんな悩みを抱える人は少なくないです。確かに異性ともなれば話題の共通点が重なりにくいので、どうしてもぎこちなくなってしまいがちですよね。

ですがそう意識すること自体が会話をこじらせてしまう原因で、異性だからといって変に意識しないことが会話上手への道です。

何よりも仕事で知り合った異性なら、まず仕事の話題で会話を始めれば無難に会話できますよね。異性との会話はデリケートな部分が確かにありますから、どこまで踏み込むのかはよく考えないといけません。ですがそれさえ気をつければ、後は仕事を中心とした共通の話題で会話すればとりあえず続けられます。

その会話の中でプライベートな話題に踏み込んでも大丈夫だと判断したら、他の話題を振ればいいのです。異性と話す場合でもあまり意識し過ぎないことが、会話をスムーズに運ぶためのポイントですよ。

会話で人との距離を縮めていこう

仕事で孤立せずいい人間関係を築いていきたいのなら、会話で人との距離を縮めていくのがオーソドックスな方法ですよね。いざ会話してみたら距離をグッと縮められたということは、案外珍しくありません。

会話は人と人の心をつなぐための架け橋になりますから、どんどん経験を積んで会話上手を目指していきましょう。

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