ノーリスクでただ突き進めばいいだけの仕事は、世の中にほとんどありません。どんな仕事にもリスクがつきものです。
仕事にはリスクがあるという前提で考えた時、重要なのはいかにリスクヘッジできるかです。リスクヘッジができていれば、余計なリスクに振り回されないで済みます。
そこで社会人ならぜひとも覚えておきたい、リスクヘッジの考え方をいくつか紹介していきましょう。
リスク回避に役立つダブルチェックのススメ
最近は人手不足からワンオペになりがちですが、仕事のリスク回避を実現するなら多人数で仕事にあたるのが理想的です。ただそこまで人を割けない場合もありますので、工夫しないといけません。
そこでリスクヘッジの手段として覚えておきたいのが、仕事のダブルチェックです。
仕事のリスクヘッジにおいて確認は基本中の基本ですが、よりしっかりした確認をするならダブルチェックにしないといけません。なぜなら、1人の人間だけの目の届く範囲はどうしても限られてしまうからです。そうなると確認作業にも限界があるので、1人だけの確認だと確認が漏れてしまうこともあります。
これではリスクヘッジが完全にできているとは言えず、反対にミスが発生するリスクを高めてしまっています。
リスクヘッジするなら、たとえ確認作業だけでも構わないのでダブルチェックを基本にします。
ポイントは自分以外の視点から確認してもらえる点で、その確認によって余計なミスを未然に防げます。
気をつけていてもケアレスミスはするものですし、思わぬ勘違いからミスに至ってしまうケースもあります。それらのミスをゼロにしたければ、ダブルチェックが効果的です。用心し過ぎるということはないので、仕事をダブルチェックする習慣を身につけて、お互いのミスを防げるようリスクヘッジしていきましょう。
仕事で不安な点があれば必ずはっきりさせる
仕事で何かしら不安な点があった場合、それを明らかにしないと思わぬミスにつながることは言うまでもありません。
心に隙があると不安な点をそのままにして「まあだいじょうぶかな」と軽く考えてしまうものですが、これではリスクヘッジができていません。むしろリスクの芽をそのまま放置していることになりますので、後から悔やむ可能性があります。
もしも不安な点があった時は、分かるまではっきりさせないといけません。
上司に何度も質問するのは覚えが悪いと思われかねないですし、何より理解できていないことを恥ずかしく思ってしまう気持ちもあります。ですが不安な点を曖昧なままで持ち越しても、百害あって一利なしです。
そのままにしておくことはリスクヘッジとはほど遠く、むしろ大きなミスの発端となることさえあります。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざの通り、仕事においては不安な点を残すことなく疑問を感じた時点ですぐ上司に聞いてしまったほうが良い結果に繋がります。
これは立場にかかわらず心がけておきたいリスクヘッジの1つですが、仕事について不安な点は1つ残らず片付けてから仕事に向き合うのが正しい向き合い方です。
仕事前の準備に力を入れる
仕事前の準備をどれだけ入念に行えるかが、リスクヘッジには大きく関係してきます。もしも準備がいい加減で行き当たりばったりな仕事をしていたら、リスクを回避しにくくなります。
リスクの芽を摘み取る準備を何もしていないのですから、余計な対処に追われることになるのは誰の目にも明らかです。
リスクヘッジを考えるなら、仕事前の準備に力を入れることも大切です。仕事に使う道具を万全の状態で準備しておくなど物理的な準備はもちろん、仕事のスケジュールを頭で考えておくなど精神的な準備もしておくことがかなり重要です。
心の準備ができていないまま仕事に臨めば、余計なリスクを誘発させてしまいかねません。それではトラブルが重なりやすくなってしまいますので、仕事の進行が予定通りにいかないものです。
仕事前の準備は誰しも多かれ少なかれやることですが、準備するなら「ここまでやっておけば大丈夫」と自信を持てるぐらい力を入れておくと十分なリスクヘッジになります。リスクヘッジを万全にしておくためにも、仕事前の準備にはしっかり力を入れるようにしましょう。
リスクヘッジを行ってトラブルを減らそう
仕事ではトラブルへの対処能力が求められますが、一番いいのはトラブルを発生させないことです。つまり十分なリスクヘッジを行えば、リスクが減ってトラブル対処に時間と労力を割かなくてよくなります。
リスクゼロは難しいですが、リスクヘッジは不可能ではありません。
ダブルチェック、仕事に不安を残さない、仕事前の準備に力を入れるなど、リスクヘッジのためにできることは多々あります。どれも心がけ次第でできることですので、まだ社会人デビューしたばかりのルーキーはもちろんのこと、中堅からベテランまで幅広く忘れてはいけないことです。
リスクヘッジを常に意識し、余計なリスクに手を煩わされないよう仕事に臨んでいきましょう。