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上司からの飲み会の誘いを上手く断る3つの方法

今回は「飲み会を断る方法」というテーマでご紹介します。

「おい!○○君!今日は飲みに行くぞ!」と誘われることは社会人であれば一度は経験したことがあるはず。

私自身、何度もこの経験をしており、最初のうちは断らずについていっていたのですが、途中から「またかよ…」という感じで断りたくなってきていました。

一度や二度な断ることができるのですが、何度も断っていたら申し訳ないという気持ちと「ノリが悪いな~」と思われるんじゃないだろうか?なんて心配までしてしまうようになります。

「誘いを断って仕事場で雰囲気が悪くなるのもイヤだし…」という複雑な悩みにまで発展することもあります。

今回の記事ではそんな飲み会の断り方と、人間心理を付いたとっておきの方法をシェアします!

相手をイヤな気持ちにさせない方法

「飲み会を断る」というと、色んな「断る理由」を考えることから始める人は多いのではないでしょうか。

もちろんそれもある種の正解なのですが、是非やって欲しいことが「相手にとってのメリットを考える」ということです!

「何それ?」と思うかもしれませんが、大抵誘いを断る時には

「すみません、今日は用事があって…」
「すみません、今日は体調が悪くて…」
「資格試験の勉強をしたいので…」

など「自分にとってのメリット、理由」を提示してしまいがちです。もちろんこれで分かってくれる上司であればベストですよね。笑

でも中には体育会系の「先輩の誘いを断るなんてけしからん!」という人もいるでしょう。

そんな融通の利かない人を含め、ほとんど全ての人にとって気持ちいい断り方は下記のようなものです。

「すみません、今日は用事があって…」
→「今日は用事があって、お酒も飲めないですし、30分程度で退席しなきゃいけないので、私がいたら場が冷めるので辞めときますね!誘っていただいたありがとうございます!」

「すみません、今日は体調が悪くて…」
→「今日は体調が悪くて、悪化すると明日の仕事で迷惑かけてしまいそうなので今日はやめときます。また回復したら誘ってください!」

「資格試験の勉強をしたいので…」
→「今資格試験の勉強を時間を決めてやってるんですよ!資格をとって少しでも仕事ができるようになればと思って。合格したら誘ってください!」

などと、断る時に「相手にとってのメリット」を入れることで相手もスッと受け入れやすいのです。

何も予定が無いけど断りたい場合はウソをつけ!

Man holding cardboard paper with happy smiley face printed on. Happiness and joy concept.「特に何も予定がないけど、飲み会には行きたくない…」という時は誰にでもあります。

でも理由無しで上司の誘いを断るのって結構勇気が要りますよね。

「空気を読もうとするな!自分の気持ちを優先すれば良い!」なんていう人もいますが、中のいい上司ならともかく、冗談を言えない仲の上司だとかなり厳しいものがあります。

そんな時には迷わずウソをつきましょう!

「ウソをつくなんて罪悪感…」と思うかもしれませんが、ウソには良いウソと悪いウソがあります。

特に上司が飲み会に誘ってくる時に上司は「仕事に疲れてるから、飲みに誘って憂さ晴らしさせてやるか!」「飯を奢ってやれば少しはやる気を出すか!」
「上司として、部下に何か美味いものでも喰わせてやるか!」
とか思っていたりします。

つまり善意で誘ってくれていることがほとんどなので、「単純に行きたくない!」とストレートに言うのは逆に失礼です。

例えば、誰にでもある経験として体調が悪い時に「大丈夫?」と聞かれて、「うん、全然平気!(本当はちょっとキツい…)」というウソをついたことがあると思います。

それは、相手に気を使ってのウソですよね?

上司の飲み会を断る時にもその気遣いを使ってもOKでしょう!
「何も用事ないけど、飲み会には行きたくないっス」というのは無神経です。

一番大切なのは「断る人」という印象を付けること!

blankここからは少し人間心理の話になるのですが、人と人はお互いに「反応」で生きています。

「どういうこと?」と思うかもしれませんが、詳しく説明しますね。

例えば、いつも会社で上司に怒られているA君がいるとします。
一方でA君と同じミスをしても怒られないB君がいるとします。

これ、何が違うのか?というと、人間同時の『反応』が主な原因です。

A君は怒られたときに
「すみません…はい…すみません…」という態度で
『私が全て悪いです。怒られて当然です。』という印象を相手に与えていたとします。

そうすると、目の前の人は「A君は怒ってもいい人だ!」という印象になります。

一方でB君は怒られたときに
「ご指摘ありがとうございます!改善して頑張ってみます!」という態度で『私はあなたのおかげで成長できました。』という印象を相手に与えていたとします。

そうすると、目の前の人は「B君は私の言ってることを理解してくれている!」という印象になります。
これらの積み重ねが回数を重ねるごとに「反応」となります。

つまり、飲み会の誘いを断るのも同じです!
行きたくもない飲み会に「…はい!行きます!」と毎回参加していたら、相手は「コイツは誘ったら来る奴」という印象になります。

そうすると、たまに飲み会を断ると「あれ?なんで?俺のこと嫌いになった?」なんて思われてしまいます。

ですので、定期的に飲み会の誘いを断ることで「コイツは誘ったらたまに来る奴」という印象になり、飲み会を断ると「あ、今日は来ない日ね!OK!」という風になります。

このイメージは伝わるでしょうか?

自分の周りにもいると思います。「コイツは絶対誘ったら来るな」という友達と「コイツは誘っても中々来ないな」という友達。

もしあなたが飲み会に誘うなら参加率100%の人から声をかけますよね?

もしお酒が苦手、飲み会が苦手なのであれば、定期的に飲み会を断って「この人は断ることがある人」という印象をつけましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか。
「飲み会は断り辛い…」という方もいると思います。「飲み会を断ると人間関係が崩れそう…」と思う人もいると思います。
しかし、実際はそんなことはほとんどありません。

もちろん飲み会で打ち解け合って上司と仲良くなるということもあります。
ですが現実問題としてお酒が苦手な人には酷な手段ですよね。

そんな時はゴルフなどのスポーツに誘うなど、違うアプローチの仕方を考えて見てください。

飲み会を上手く断るコツ3つは
①相手のメリットを提示して断る!
②何も用事がない時はウソをつくことが思いやり!
③相手に「私は毎回いく人じゃない!」という印象を付けろ!
です。

参考にしてみてください。

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