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弱点・短所にはどうやって対処すべきか
人には向き不向き、長所と弱点が必ず存在します。
もし、すぐにでも弱点を克服したいと考えた時、一体何をすべきなのか?
5ステップで実践できる、弱点克服法をご紹介します。
自分が弱点と思っている事柄でも長所となっている場合がある
自分が現在「弱点」と考えている事柄は何でしょうか。
・人づきあいが苦手
・文章を書くのが苦手
・発言をするのが苦手
などなど人により様々あることであると思います。
まず、弱点は逆に考えるとそれがあるからこそ、自分の長所となっている可能性があるという事を知って頂きたいと考えております。
例えば、人づきあいが苦手だとします。
仲が良い相手とでしたら気軽に話せるのですが、あまり親しくない関係ですと、どうも黙ってしまうとしましょう。
そういう方は、相手をよく観察しています。
そして相手が今何を欲しているのか。嬉しいのか悲しいのか楽しいのか。常に注意を払って見ています。
それは相手の気持ちを察知するという点において、他の人よりも圧倒的に優れています。
あなたの「弱点」から得られている隠れた産物「長所」は何でしょうか。
弱点もあなたの1部です。
それを無くすことで失うものもあるかもしれません。
弱点を全て克服するのが美徳と考えられている環境にあるかもしれませんが、弱点を受け入れて上手く付き合うというのも1つの選択肢です。
まずは一旦考えて頂き、それでも弱点があなたの強みを阻害する可能性がある場合や、弱点を克服したいと思いましたら、次の5ステップに入ります。
1、まずは理想の行動を取る
努力も才能のうちです。
あなたがなりたい人物、事柄を意識しましょう。そして、その行動を真似て繰り返し行動をしましょう。
人には慣れという便利な能力が備わっております。
それをフル活用します。慣れるまでずっとです。
当り前といえば当たり前の話ではありますが、まずは行動が大切です。
それでダメなら次のステップです。
2、弱点克服サポートシステムを作る
サポートシステムとは、自分の習慣に作業として組み込む方法です。
例えば、物覚えが悪いのが自分の弱点と思っている方がいるとします。
どうしても覚えられない。
そうしましたら、メモを習慣化させます。
何かを聞いたらとりあえずメモというシステムを導入します。
このように、自分の中だけの努力ではなく、物質を使ったり、ITを活用したりして、自分を変えていきます。
もしそれでも足りないならば、また次のステップです。
3、才能(長所)の力で弱点に打ち勝つ
あなたの長所を思い浮かべて下さい。
弱点に対抗できる長所を必ず持っているハズです。
例えば、話すことが苦手だとします。
でも文章ならば得意だったとしたら、コミュニケーションをメール、line等の文章を中心に変えましょう。
このように、対抗する長所を見つけ、工夫します。
それでも克服しきれない場合は、また次のステップ。
4、弱点を補い合えるパートナーをみつける
人は必ず弱点も長所も持っているとお伝えしました。
他の人も同じく弱点と長所を持っています。
例えば、論理的な話し方が苦手だとします。
仕事のパートナーで論理的な話が得意な方とパートナーを組みましょう。
その方は逆に、気持ちを汲むのが苦手かもしれません。
あなたの得意分野でその人をカバーします。
そうすれば2人いれば互いの弱点を克服し合い、何倍もの力になります。
それでも、、、、の場合はまた次のステップ。
5、とにかく全部やめてみる
ここまでやって、やり切って、どうしても無理だー!って場合は、思い切って考えること自体すべてやめてみましょう!
必用なのは脳の休息かもしれませんし、どうにもならないのであれば、腹をくくるのもまた良いです。
そして、また1~4を繰り返してみるのか、弱点を受け入れてしまうのか。
それもまた自分次第です。まずは時間を空けましょう。
最後に
知って頂きたいことは、弱点もまた長所となっている可能性があること。
弱点を無理に克服する必要性もなく、自身長所とほかの人の長所を掛け合わせるという選択肢もあるということです。
私自身も、弱点克服に努めましたが、どうしても苦手なものもやはりあります。それは仕事仲間ですとか、パートナーと互いに協力関係を作り、チームとして互いの長所を認めて伸ばすことで克服しています。
もし悩んでいる方がいらっしゃったら、1つ参考にして頂ければ幸いに思います。