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潰れそうで潰れないお店。なぜ潰れないのか、ビジネスモデルのカラクリを考える。

ビジネスモデルのカラクリは?

街を歩いていると、潰れそうで潰れないお店見かけませんか?お客さんなんていつもいなくてすぐに潰れそうだけど、ずっとそこにあって不思議だなって思ったことありませんか?今日はそのカラクリを考えてみようと思います。

 

町の「電気屋さん」はなぜ潰れないのか

昔ながらの商店街や昔商店街だったところによくある町の「電気屋さん」、近くにないですか?中に入るのにもちょっと勇気がいる電気屋さんです。外から見た感じビックカメラなどの家電量販店より値段も高そうなので、入る気も起きないし、他のお客さんが入っているところもあまり見かけないです。そんな電気屋さんがどうやって売上を上げているのか。

【電気屋さんのカラクリ】それは、近所のお得意様がいるからという理由が大きいです。もしくは地元企業とまとまった取引きがあるといった理由です。昔からお付き合いがあるご近所のお年寄りは、家電量販店に行くよりも馴染みのお店に注文したほうが安心なんです。注文だけでなく、取り付け作業や修理やメンテンナンスなどの依頼もあります。そういった固定客がしっかりついているため、新商品を買い求めるお客さんがお店に来なくても、潰れにくいです。お年寄りは電気の取り換えから依頼してきますので、蛍光灯の取り付けに行くついでに、その他の必要な家電も注文を取ることもできます。これからの時代、お年寄りの方がどんどん増えてくるので、こういったサービスも含めて対応できる電気屋さんはまだまだ需要があるといえます。

 

町の「ふとん屋さん」はなぜ潰れないのか

駅から離れたところにぽつんとあるふとん屋さん。今どきは量販店やネットで布団を安く買えるのでなかなか行きませんよね。それでも潰れない理由があります。

【ふとん屋さんのカラクリ】その理由の一つは、「布団の貸し出し」です。どういったときに利用されるかというと、冠婚葬祭などで遠方に住んでいる家族・親族が泊まりに来た時や、合宿やお泊り会などの学校行事で使われます。1組3000円くらいで考えると今はネットからの注文も受けられますので、かなりの収入になります。しかも同じ布団を使えますので利益率も高いです。
他にも「布団の打ち直し」で売上をあげています。1枚1万円くらいでやりますので、この収入も大事です。最近は安い布団がたくさんあるので、買い換えることが増えてきているようですけど。あとはタオルなども一緒に取り扱っているお店が多いようです。企業からよくタオルのプレゼントあると思いますが、ああいったタオルの注文も受けているようです。

 

町の「金物屋さん」はなぜ潰れないのか

私の家の近くにも金物屋さんありますが、お客さんが入ってるところはほんとに見かけないです。なぜ潰れないのか不思議でした。売っているものの値段も近くのホームセンターなどと比べるとやっぱり高いんですよね。かれこれ5年見てるけど、全然潰れません。なぜ潰れないか。それはもちろんどこかで売上をあげているからです。

【金物屋さんのカラクリ】金物屋さんの収益モデルは、 ①出張修理 個人宅、お店など合鍵作りやドアノブなどを修理しているそうです。 その移動中にさおだけを売ってるんですね。 ②学校への納品。 清掃用品などを1店舗で30校近く納品しているところもあるらしいです。 ③職人さんが朝買っていく。 職人さんは朝が早いので、現場に行く途中に買っていくとのこと。   以上が主な収益モデルで生計を立てているということですね。 あとは、先祖代々伝わるお店で、自宅でやっているところも多く、 家賃も発生しないとかなり負担は軽くなります。 都内だと15万円ぐらいはかかりますからね。小さいところでも。   

 

町の「文房具屋さん」はなぜ潰れないのか

昔から学校の近くに文房具屋さんはあります。ものすごく小さいお店で、売っているものは文房具なので、今の時代あえて昔ながらの文房具屋さんで買う必要もないです。コンビニでも買えます。それでも潰れない文房具屋さんは何をしているのか。

【文房具屋さんのカラクリ】それは法人向けに事業を行っているということです。学校だったり、オフィスだったり、個人のお客様ではなく、大量購入してくれる法人相手に商売をしています。お店だけではもうやっていけません。メインの競合はコンビニやスーパーではなく、法人向けに配達をしているアスクルなどの企業になります。お店はついでにやっているというところもあるようです。

 

町の「たばこ屋さん」はなぜ潰れないのか

おじいちゃん、おばあちゃんが座って店番をしているようなタバコ屋さん。数は減ってきているものの潰れないお店ありますよね。

タバコ屋さんは、国の許可が必要で、タバコ屋が近くにあるとその地域にはお店を出せないそうです。競合が少ないというのは理由の一つでしたが、今はコンビニの数が増えてきてタバコだけで生活していくのはなかなか厳しいようです。もともと自分の家の一部をお店としてやっているところは家賃なども発生しないので、その分利益率が高いです。自動販売機だけおいてその収入でやっているお店もあります。駅に近いなど、立地条件がいいところはそれだけで十分な利益が見込めます。

 

本の題名にもなった「さおだけ屋」は本当に潰れていないのか

「さおだけ~~、さおだけ~」ってトラックにさおだけを積んで住宅地を回っているのを見たことあると思います。「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」というタイトルがついた本はベストセラーになりました。さおだけ屋はなぜ潰れないのか。

【さおだけ屋のカラクリ】 その理由は、一見「さおだけ屋」のように見えているけれど、 実は金物屋さんが配達のついでに「さおだけ~」とスピーカーでしゃべっているだけ。 「さおだけ屋」という商売ではないからです。 配達のついでに売れれば一石二鳥というわけです。   それでも、さおだけは荷物になるからお店で買う人はあまりいないらしく、 意外に売れるそうです。とはいえ、今やAmazonでワンクリックで買えますからね、やっぱり数は減ってきているようです。ネットが得意ではないお年寄りの方には嬉しいサービスなのでまだ残っているところはあるようです。

 

それでもやっぱり時代は変わる。

いかがでしたでしょうか。それぞれ生き残るためにいろいろな手法で売上をあげていることがわかったかと思います。潰れないお店と言っているものの、それでも昨今インターネットが普及し、ネットから何でも注文できるようになり、大量生産による格安商品がすぐに手に入る時代になって、潰れているお店は増えています。時代に合わせた商売のやり方を常に考えていかないと生き残るのは難しいです。


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