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【成長に差が出る!】「目的をもって本を読むことの大切さ」

「目的をもって本を読む」とは?

英語ではブックワーム(Book Worm)「本の虫」と言いますが、本を読む人、読まない人、雑誌か漫画しか読まないという人、人それぞれかと思います。ではみなさんどれくらいの本を読んでますか?月に10冊?20冊?いやいや月に1冊読めば良いほうでしょ?という方も多いかもしれない。
毎日忙しく仕事をしている中で、意識的に読書に時間を割いている人ってどれくらいいるのでしょう?

毎朝早く出かけて仕事前にカフェで1時間ほど本を読む、もしくは夜寝る前に1時間は読書の時間に充てているという方もいるでしょう。
よく言われている「世界で活躍しているビジネスパーソンを見ても、一流のリーダーはほぼ例外なく凄まじい読書家」かどうかは正直私には分からないが(笑)、知識の幅を広げ物事に対する考え方の視野を広げるにおいて、読書の重要性は言うまでもないことであり積極的に本は読んでほしい。

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ではどんな本を読めばいいか?

人さまざまで読みたい本だけ読めばいいでしょ?というのも最もな意見で、漫画しか読まない、雑誌しか読まない、漫画でも色々と学ぶことはたくさんあるのも事実。人によっては難しく感じるような「孔子や老子などの古典」を薦める人もいれば最近話題の「アドラーなどの哲学書」を薦める人もいる。また営業の方ならほぼ一度は手に取ったであろう「営業の○○」「○○の魔法」「営業マンは○○するな」「雑談力が上がる○○」「成功するビジネスマンは○○」「9割の成功者は○○をやっている」などなど「これさえ読めば自分も〇〇」などの自己啓発本も巷に溢れかえっています。

色々なジャンルの本を読む中で共感できる・できない、勉強になった・ならなかった、買ってよかった・買って損したなど様々な意見がある中で、「じゃあ、それが実際何にどう役に立ったのか?」もう一段階掘り下げると、「何を求めてその本を手に取ったのか?」と聞かれればあなたならどう答えるでしょう?どれくらいの割合の人が「いや、具体的にはないが、何か得られればいいかな。。」「とてもタメになった!勉強になったが、特に何にも活かしてはいない。。」と多くの人は答えるでしょう。読んだことで満足してすべて完結した・達成した気分になっていないだろうか?

ここで言いたいことは、本を手に取るにあたって「目的を持って読むことでそのあとの成長に大きく差が出る」ということ。読むことが目的になっていないだろうか?ただ通勤の時間をつぶすためだけに本を読んでいないだろうか?何もそういう読み方が悪いことと言っているわけでは決してなく、せっかく限られた貴重な時間を「本を読むこと」に費やすのであれば、目的を持って読み、それを自身の成長につなげた方が絶対に得であることを強調したいだけなのです。

ただの「読書」だと受身になるのでなかなか頭に定着しにくいが、アウトプットを目的にして本を読むことで受動的ではなく能動的な作業になりより理解が進む。

例として、ブログで「本の紹介をする」ことを目的として本を読んだ場合、ブログなので当然その人の知名度によって読まれる数は大きく違ってくるが、少なからず誰かに発信することで見られることが大前提となる。その場合、当然ながらアマゾンの本紹介と同じ紹介文では意味がないし(というか使ってはいけないのだが)誰かほかの人のレビューの完コピでも意味がない。あくまで自分の体験や感想を交えたうえで、要点を簡潔にまとめることで相手に「きちんと伝わる」ことが重要になってくる。

「発信する・伝える=アウトプットすること」を前提(目的)として本を読むと、自然と読みながら要点をピックアップするようになり、時には伝えたいこと、共感した個所をメモに残す。そして、いざブログを書く際には読んだ内容を振り返り改めてピックアップした重要個所、伝えたい点をまとめブログで書き上げることになる。

そうして本を選ぶ瞬間から「この本から自分の成長にどう活かすか?」その意味付けが自分の中でしっかりできくれば、例え月に1冊しか読まなかったとしても、「本を読むこと」から得られる恩恵は格段に違うと思うし、それが月に10冊20冊読むとなってくればその成長のスピードも格段に上がってくると実感できるだろう。また、そういった「読書習慣」がつけば、本を選ぶ段階から本を選ぶ条件や「この本から何が活かせるのか?」という先を考えて選ぶようになり、読む本の質もおのずと上がってくるのかもしれない。

<最近読んだ本>
「すべての疲労は脳が原因」梶本修身(著)
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