目次
学生から社会人になって悩んだことと、その解決策
学生から社会人になると、今までと違う環境に行くことになります。先輩たちも皆さんと同じように悩んだ経験があります。
65人の既に社会人として3年以上勤務している方を対象に「学生から社会人になって悩んだこと」と「どう解決してきたか」のアドバイスを貰いました。
全てのアドバイスを参考にするという意味ではなく、自分に必要なアドバイスを見つけて頂きたいと考えております。
これから社会人になる方は今後の参考に。
新社会人の方も同じ悩みを持っていた方のアドバイスを参考に、記事の中から必要なアドバイスを見つけ、自身の仕事を楽しむヒントを見つけて下さいね!
・学生時代にやっておくと良いこと編
・学生時代学んでおく、知っておくと良いこと編
・社会人になって良かったこと編
・新入社員編
・ビジネスマナー編
・人間関係編
・その他
学生時代にやっておくと良いこと編
●社会人になると思ったより時間がないので、今を大切に
社会人になって思った事は、思った以上に自分の時間を取る事が困難です。
もっと大学時代、高校時代とアルバイトなどを控えて遊びまくっておけばよかったとおもっています。
まだあなたが学生であるならば、もっと限界まで遊んでください!
●学生時代仲の良かった友達と疎遠になりやすいので、定期的な連絡を
社会人同士ではなかなか予定が合しにくく、遠くに住んでいる友達とは疎遠になりやすいです。
そうならないためにも、定期的に連絡をとり、会うようにしておいた方がいいです。早めに予定を立てるようにしておきましょう。
●前向きに考えるという気持ちを持つ
学生時代は努力すれば大抵のことはできると思っていましたが、社会人は努力をするのは当たり前の世界。
時にはミスすることもあるでしょう。怒られることもあるでしょう。
しかし、それは誰でも通る道です。そしてその失敗を乗り越え人は成長していきます。
もし、落ち込むようなことがあっても、「次はやってやる!」と前向きに考えていきましょう!
●13歳のハローワークを見ておく
世の中には沢山の仕事が実はあるのですが、学生時代はそれを知りませんでした。
社会人になり「13歳のハローワーク」という本を見つけ、こんなに知らない楽しそうな仕事が世の中に沢山あるのか!と驚きました。
今ではネットで「13歳のハローワーク」と検索すると、見ることが出来ますので、ぜひどんな仕事があるのかと、自分は何をしていきたいのかを知って頂きたいと思います。
学生時代学んでおく、知っておくと良いこと編
●就職はゴールではなく、スタートである
就職が決まったから一安心というわけではなく、社会人になってからが勝負だという事を社会人になって感じました。
社会人になってからこそ、さらなる勉強が必要です。
私はそれを前もって知っておきたかったと感じましたので、ぜひ皆さんはそれを頭に入れてこれから就職を目指されて下さい。
●思い立ったら即行動
20代のうちは、いくらでも人生の軌道修正が出来ます。
「自分自身に嘘をついてはいけません」
間違っても軌道は変えられます。私は20代後半で「自分自身のやりたいこと」に向けて大きく軌道を修正し、現在会社を運営しております。
起業だけでなく、何でも恐れずチャレンジ行動すること!これを知っておきたかったと感じていますので、これからの皆さんは恐れることなく行動して欲しいと思います。
●目的意識を持たねば苦行になる
新社会人になった当初、仕事は思ったものより面白いものではないと感じました。
働くことの意義とか目的は学生時代誰も教えてはくれなかった。
現在は、働く意義、目的を持って仕事を行っているので、充実した人生を送っております。
なので「働く」について自分の考えを整理し、それに向かって行動して欲しいと思っています。
●パソコンスキル
社会人になった当初、自分はパソコンで出来る事と言ったら、ワードを使った文章作成くらいでした。
ですが現在の企業ではエクセルでの表作成や数式での計算は「出来て当たり前」という認識です。
そのため学生時代に書籍を参考にエクセルでの表作成、数式での計算程度は出来るように勉強しておいた方がいいです。
●エクセルの使い方
会社によって違いますが、私は全くエクセルができなかったので、先輩からの引き継ぎの際に、表を作る方法を理解するのに苦労しました。
今では基本操作はわかるので、新しいことでも理解するのが早くなりました。
今後のためにも一般的なエクセルの基本操作は理解していた方がいいと思います。
●敬語
卒業して最初に就職した会社は営業を行う会社でした。
入社して1ヶ月間は研修で敬語、営業の仕方を教わりましたが、それまであまり敬語を使ってこなかったため戸惑った覚えがあります。
敬語はどんな会社でも使う、「社会人の必須スキル」です。
特に営業業務だと厳しく指導されますので、学生のうちに書籍やネットを利用してある程度の敬語の勉強はしておいた方がいいです。
敬語ができる新社会人は高評価に繋がると思います。
●字をキレイに書けるようにしておく
学生時代は気にならなくても、社会人になって気になるのは字の汚さです。
みなさん意外と気づかない点ですが、書類を提出する時や、お客様相手に文字を書くときなど、字が汚いととても困ります。
私もそんな悩みを持っていた一人でした。
●お金を稼ぐ難しさを知っておく
会社の一員になるということは責任も伴うということです。仕事は日々進化していきます。毎日が勉強の連続でもあります。
頑張っても頑張らなくても、それなりのお金はもらえますが達成感が違ってきます。
自分の仕事に誇りを持って、お金を稼ぐということを実感してください。とてもありがたく尊いものに感じられるでしょう。
●アルバイト経験
アルバイト未経験の私は、アルバイト経験者の社会人と比べると明らかに仕事ができず、対応能力が低かったので凄いプレッシャーを感じていました。
学生の時はアルバイトをする位の暇はあると思います。
アルバイトをする事により、学校では分からない社会を知る事が出来ます。
自分の中の見聞を広げるためにも、学生の間にやれるアルバイトは幾つか経験しておいた方がいいです。入社の面接の練習にもなりますので。
●怒られるのは、あくまで自分のためであって決して悪意があっての事ではないことを知る
私は学生時代などは本気で怒られるようなことがあまりなかったので、社会人になって上司に怒られた際には本気で凹んでしまいました。
これから社会人になる方は相手が叱ってくれるのはあくまで自分のためであって決して悪意があっての事ではないと心構えしておいてください。
そうすればあくまで自分の問題点を指摘してくれただけだと考えて気楽にいけると思います。
●人との関わりが苦手でも社会に出たら必要。私が克服した方法
自分はとても人間関係が苦手でした。社会人になってその人間関係は逃れられないものです。なので克服するために以下のための努力をして改善しました。
・朝と帰りの挨拶をしっかりおこなう
・こちらから率先して声掛けをする
・わからないことはすぐに相談する
・笑顔をこころがける
・冷静に丁寧に感情をコントロールする
・自己のプライベートも徐々に開示する
…などです"
●冠婚葬祭や会社の中マナーを知っておく
冠婚葬祭や会社の中など、マナーはこれから一生使う大切なスキルです。
私は新社会人時代にとっさの対応に困った経験があります。
ですので、今から本を読んだり、周りの大人に聞いたりしてちょっとずつ勉強するといいと思います。
とっさの時に勉強していたことが出たりして、助かることもあるかもしれません。
●歩き方を意識する
私は接客業をしておりますが、初めて就職した時に、真っ先に注意されたことは歩き方でした。
私の場合は、すり足で歩いていたようで、音がうるさかったようです。
そんな私が、歩き方を直すために行ったのは、「日ごろから人の歩き方を観察すること」でした。
人の歩き方を観察すると、この歩き方はしたくない、こうすればもっと綺麗に歩けるのに、と思う事が沢山あります。逆に、この歩き方は綺麗だと感じることもあります。
そこで感じた事を、自分が歩くときに意識するだけで、自然と歩き方は改善されます。
社会人になって良かったこと編
●対人関係の大切さに気が付いた
社会人になってみると、いかに対人関係が重要であるかが分かります。
学生時代は同じ年代の中で生活しているので、話題も大体同じです。しかし、社会人になると幅広い年代の人と接します。
会社を動かすのは人ですので、人との関わりというのは切っても切れないものです。
そして、皆で協力し、助け合って動かしています。
アドバイスとしては、できる限り今のうちから社会の情勢や他の年代の人との関わりを持つようにしておくと良いですし、お勧めします。
●時間の大切さ
時間の大切さに気が付きました。今自分は、28歳になろうとしています。
若い時は遊んでばかりで、将来の事なんか考えた事もありませんでしたが最近5年後10年後の将来の事を考えます。
将来自分はどうしていきたいのか、誰でもいつかは考える時がくるのではないでしょうか?
はっきりとした目標ではなくても、目標を立てて生活していく事に少しでも早く気づければ自分の将来が少しでも良くなると思います。
●人への感謝の気持ち
社会人になって正直、「世間は本当に厳しいなあ。」と実感しました。
しかし、同時にここまで育ててくれた両親への有り難みを痛いほど理解しました。
社会の厳しさを乗り越えてこそ一人前になれるし、人への感謝も忘れなくなります。
●みんなと同じでなくても良い
みんなと同じでなくても良いということに気が付きました。
学生の時は集団行動を守らなければいけませんが、社会人は常識の範囲内であれば会社という集団の中にいて、同じ仕事内容であっても自分なりの考えで動いて良い場所です。
周りと同じ仕事でも効率良く作業をする方法や、お客様に喜んでいただくために自分にできることを考えて表現することがより良い社会を築きます。
●仕事に対する責任感が強くなった
社会人になり仕事をすると職場のひとりとして見られます。そのため、責任感が強くなりプレッシャーがのしかかります。
働き始めたばかりだと分からない事が多くあります。しかし働き始めだからこそ色々先輩に聞くことができます。その都度聞き仕事を覚えることでプレッシャーも自信に変わっていきます。
●人間関係の大切さ
これから、社会で仕事をしていく上では、学生時代以上に人間関係が重要であるということがわかりました。
日頃から、上司や同僚との付き合いを大切にしている人は、困ったことがある時、悩んだ時に必ず周りが手助けをしてくれます。
学生時代の友達とは違い、考えや価値観が全く異なる人に出会うこともありますが、その意見にも耳を傾け、自分の肥やしにできる人が社会人として大きく成長できますよ。
新入社員編
●1つのことに集中しすぎないこと
仕事は大体常に70パーセントの力で普段の業務をこなせるようにしておくことがいいと思いました。
全力はいいことなのですが、仕事に関しては常に全力を出しすぎるとそれ以上の仕事の依頼や、急ぎの仕事が入った時に対応ができなくて自分がパンクしてしまうなってしまうからです。
●次どう行動に移したら良いか分からなかった
とにかく今することで精一杯で、次にどういう行動に移したら良いかなど分からなかった。
なので、常にポケットにメモ帳を入れて置き、とにかくメモしていました。
前日に次の日のやるべきことを書き出して、メモしておいたり、そこでの行動で、先輩のとった行動(良い・悪い)をメモしていました。
お客様からのアドバイス、話、なども就寝前に書いて次にお会いした時にお聞きしてみたり、とにかくメモ帳が必需品でした。
●自分がやるべき事が分からない時は遠慮せずに聞く
初めて社会に出て働く時は、自分が何をするべきかが分からない時が多々あります。そんな時は、遠慮せずに先輩や上司に聞いてみましょう。
自分で考えて分かるようなことを聞きすぎるのはいただけませんが、初めのうちは、基本的にはどんなことでも聞いて大丈夫です。
その時期は分からない事が当たり前ですし、逆に言えば、その時期しか聞くことができない事が沢山あります。
聞いてもいい時期に沢山質問をし、勉強することが新入社員の仕事と言えるのかもしれませんね。
●仕事が出来ること以上に、人間としての成長(人間性)
仕事が上手くいかないことは多々あります。理不尽なことに遭遇する時も多々あります。そこで不平不満ばかり言っていても問題解決にはならないです。
解決させることよりも、どう対処させるかを考えるのです。問題の無い仕事などないですから、対処法を身に付けた人間になることです。
何でもかんでも解決しようとすると時間と無駄が起こる場合があります。
ですから、臨機応変にします。最終的には、仕事以上に、人間性が一番の要素になってきます。一人では仕事はできないです。
周りからのサポートを受けて物事を対処するには人徳です。
●失敗(ミス)した時の対処法
社会人になりたての時は、よく失敗をすると思います。そんな時に落ち込んでしまうのは当たり前ですが、落ち込むすぎるのは良くありません。
会社にとっては、過剰な落ち込みによって仕事のパフォーマンスが落ちる方が、失敗するよりも迷惑です。
なので、失敗してしまった時でも、すぐに忘れるようにしましょう。
なぜ失敗してしまったのか原因をきちんと理解し、反省点と改善点を自分なりに出したら、もう忘れて大丈夫です。
引きずる必要はありません。その失敗を次に生かせるように頑張りましょう。
●一度聞いたことは次は聞かない
初めて働く場では、分からないこと、知らないこと、覚えなければいけないことだらけです。
誰もがいっぱいいっぱいになる時期です。
上司や先輩が丁寧に仕事を教えてくれたとしても、忘れてしまうことはいっぱいあります。
そうならないように、自主的にメモを取ることは基本です。
いつもペンとメモ帳は持参し、教えてもらったことはメモするようにしましょう。
分からないことがあれば聞くことも大事ですが、教えてもらったことはメモを見ながら思い出し、実践するようにしましょう。
●朝礼等、大勢の前でのスピーチ
会社に勤めるまで、大勢の前で自分の意見を発表する機会があまりなく、毎回毎回自分の番が回ってくるとドキドキしましたが、聞いてくれてる人全員に話が伝わるよう、自分が思うよりゆっくり話すように心がけました。
最初は緊張しましたが、場数をこなすと慣れてきます。経験を積むのみです。
ときには恥ずかしい思いをすることもあるかもしれませんが、先輩たちもみんな通る道なので安心してください。
●残業が当たり前ということが間違いである
残業をするのが当たり前という空気が漂っている会社も多いかと思いますが、残業は「定時内に業務が終わらせることができなかった能力の低い人間のすることとである」という考えを持ちましょう。
昔は長時間働くことが美徳と考えられていた時代がありましたが、現在では「時間内の生産性」が評価基準に変わってきています。
時間内にいかに効率良く仕事が出来るか。定時になり、自分の仕事が終わっているのであれば、ささっと帰りましょう。
勤務時間はしっかり。そして、帰って自分のために時間を使う。この「ONとOFF」ことが大切です。
●時間を意識して行動する
会社は学生と違って個人ではなくチームで行う仕事が多いです。そのために、自分の進捗の遅れはチームへ影響が出てしまいます。
ですので、遅れが出そうな場合は正直に余裕をもって報告しましょう。遅れることは決して悪いことではありません。
●ホウレンソウの大切さ
社会人になってから本当にホウレンソウをすることがどれだけ大変で重要なことか身に染みました。
いま、自分がなにを伝えたいのかを最初にまとめてから用件を伝えるようにしないと、相手も忙しいのでなかなか伝わりづらいと思います。
なので、真っ先に自分が伝えたいことを報告するようにしています。
●わからないこと、疑問を聞きにくい場合は5W1Hを意識しよう
聞いてもうまく聞きたいことが伝わらず、怒られてしまう。
あらかじめ、聞きたいことを頭の中でまとめ、結論から伝えます。5W1Hを明確にし、何がわからないのかを具体的にしておきましょう。
「わからないんですけど」とだけ伝えてから、後追いで考えつつ話すと、相手は時間を奪われると感じてしまいします。
『○○の△△について教えてください。』などと明確にすると、相手もわかりやすく、言いたいことが伝わります。
●会社の人との飲み会は意外と重要だった
私は会社の飲み会にあまり参加しませんでしたが、最近思うのは、意外とコミュニケーションで飲み会が大事であったと、お酒が飲めなくてもその場へ参加することが大事であったと感じています。
もちろんすべて参加しなくてもいいですが。
あと、ビールを次ぐときはビールのラベルは相手に見えるように上にしてお注ぎすること。
●発注ミスに困った
私の発注ミスが毎日のように多発して、会社の倉庫に私の発注ミスによる返品商品のダンボールがどんどん山積みになってしまって本当に困り果てました。
発注ミスを二度としないように、注文書を書いたら「品名や数量やサイズなど」間違いが無いか確認し、ファックスする前にも念のため再度確認をし、二度確認を必ずするようにしました。
その結果、発注ミスが無くなりました。発注は大事なので、一度確認ではなく二度確認までするとミスを防げる秘訣になると思います。
ビジネスマナー編
●挨拶の仕方
挨拶はとても大切です。挨拶の有る・無しで上司や先輩からの評価も変わると思います。
きちんと相手の顔を見て笑顔で明るく挨拶してください。仕事中忙しくても相手の方に体を向けて挨拶するだけでも印象は良くなると思います。
●敬語の使い方で人の評価は決まる
敬語がちゃんと使えるか使えないで、人に判断されてしまう場面が出てきます。
表現が難しいのですが、敬語にも程度がありますから、勉強したような文法上の堅苦しい敬語でなく、その場やその相手に適したレベルの敬語がうまく操れると、周りからの印象が良くなりますよ。
●敬語の使い方に困った
電話、社内メール、取引先とのメールなど、あらゆるところで学生時代には使わなかった敬語を使います。
使い方を間違えると相手に失礼になるので、緊張したり、そもそもどう書いて良いかわからない方もいると思います。
まずは、上司や先輩を真似ることです。よく観察することです。
●社内外での言葉遣いを覚える
社外の人に対する言葉遣いと社内の人に対する言葉遣いの違いを明確にすることにはじめは慣れなかったです。
新入社員のときに、社外のお客様に対して、メール文で「?」を使っていることについて、上司から注意されました。
以後、社外の人にも社内の人にも、メール文では「?」は使っていません。
社外の人に対して使う言葉と社内の人に対して使う言葉、親しさや上下関係によって適切な言葉が異なるので、はじめのうちは、少し迷うような言葉や表現は、ネットできちんと調べてから使った方が良いです。
●ビジネスマナーと上司に対する気の使い方
ビジネスマナーについては、基本的なマナーの本で学ぶかインターネットで検索するといいと思います。
特に、名刺交換のやり方やエレベーターや車内の席順など基本的なことは間違える前に覚えておきましょう。
また、上司に対する気の使い方は直近の先輩になんでも聞いてみるとよいと思います。
●電話での応対の仕方がよくわからず困った
私の勤めた会社では新人マナー研修などがなかったので、電話での応対が最初全く分かりませんでした。
先輩からアドバイスを受けて、質問して覚えていくといった指導法です。
なので、先輩が電話の応対をしているときによく聞いて、話しの持っていき方や敬語の使い方など参考にさせていただきました。
また、忘れないように表現などメモをとっておきました。
●取引先からの電話の受け答え
取引先から電話がきて取った時、どのように受け答えをするのかわからなかったです。
1、電話にでたら自分の会社名を名乗る。
2、相手の名前を聞いてお世話になりますと言う。
相手の言ったことを忘れないために必ずメモを取ることが大事。
●客先との接し方
私の会社内では上下関係はそれほど厳しくはありません。そのような環境にいると客先と接するときの言葉遣いなどが身につきません。そこで私は上司が客先とどのような言葉づかいや態度で接しているのかを観察し、できるだけ真似するようにしています。
●冠婚葬祭の時のマナーや服装
冠婚葬祭の時のマナーや、服装 学生の時は、制服があったり親と一緒に行動し足りするので気にしてなかったと思いますが、社会人になると一人で行動しなければならないので、マナーを知らないと恥をかきます。
常識の範囲内で勉強しておきましょう。また、喪服は購入しておきましょう。
●「今日は無礼講」は何でも話してOKという意味ではないと知っておく
今でも多い宴会等で、上司や先輩が「今日は無礼講」とか「大丈夫。飲め飲め」なんて言われても気を付けなければいけません。
気持ちを許して何でもかんでも話してしまったり、飲み過ぎてしまったりしたら上司や先輩は責任を取ってくれないと思った方がいいです。
社会人としての最低限の道徳を守る事を忘れないように控えめにしたほうが良いですよ。
●仕事に対する姿勢が大事
いくら良い大学を出ていても、いくら自分に自信を持っていても、与えられた簡単な仕事を適当にしていてはあなたは認められません。
与えられた仕事は一生懸命こなし、わからないことはわかろうと努力、質問することが大事です。
人間関係編
●職場での人間関係
就職がゴールではありません。希望の職種についても、人間関係で悩んで退職する人もいます。
自分ひとりで出来る事は限られています。同僚、上司、お取引先、自分自身が無理のない程度にコミュニケーションを図る地盤を固めておく事が何より大切だと思います。
●接客が苦手な自分が接客業に転職して
職場の中には何人か苦手な人はいませんか?
私の職場はサービス業で主に接客が仕事です。この職場に就く前は清掃の仕事をしていました。
清掃の仕事は少数で基本持ち場を一人で清掃するため、あまり人とコミュニケーションすることなく仕事を続けてきました。
ですが、次に就いた職場は店舗に中に数十人で仕事をします。なので、その職場に入った当初は慣れない仕事で精一杯でした。
清掃の時は一人で黙々と仕事をしてきましたが、職場内で働く人が多くなると必ず連携が求められます。
●職場には自分と合わない人の方が圧倒的に多いと知っておく
社会に出ると、学生時代とは異なり、いろいろな立場の人間と関わることになります。
上司や部下はもちろん、取引先の方々などです。それらの人たちは育った年代も環境も違うので、ほとんど自分とは合わないのは当然です。
「うまくいかないなぁ」「もやもやするなぁ」などと思うこともあるかと思います。
そういう時は、「自分と環境が違うので価値観が違うだけ」と考えましょう。価値観は人それぞれあって、それで良いのです。自分だってそうなのですから。
時にはどうしても避けたい場合などは、なるべく関わらないようにするというのも1つの手です。
仕事上で必要な人との関わりを意識し、必要であれば最低限の関わりにし、ストレスにならないような人間関係を築いていきましょう。
●年配の方とのコミュニケーション
年配の方とのコミュニケーションが仕事を始めた時に1番困った事でした。
お客様も社内の上司でも一緒だと思うのですが、ポイントは共通の趣味や話題があると距離がグッと縮まると思います。
例えば、私の場合は野球の話であったりしました。会話の中でそれを探していくのが大切だと思います。
●先輩や上司との付き合い方
仕事をする中で、先輩や上司とどのように接すれば良いのか分からないという場面に出合う事もあると思います。
年代が違うので、接し方が分からないのも仕方のない事なのかもしれません。
しかし、社会人になると、そんな人ともコミュニケーションをとらなければいけません。
そんな時は、周りにいる人たちがどのようにコミュニケーションをとっているのかを観察するのが良いと思います。
上手にコミュニケーションが取れている人を見ていれば、その人が好きな雰囲気や話題を知ることができます。
新入社員のうちはしっかりと周りを観察し、良い部分はどんどん盗みましょう。
●同じ質問をすると上司に怒られること
同じ質問をすると上司に怒られたので、説明を受けたことは一回で理解しないといけませんでした。
なかなか頭に一回では入ってこなかったため、常にペンとメモを持ち歩いて何でもメモを取るようにしていました。
毎日家に帰ってからメモをノートに項目別にまとめていました。
この方法を実践してから同じ質問をせずにすみ上司にも誉められました。
●上司のご機嫌は大事
例え苦手な上司でも機嫌が悪いと自分にも不快な言動をされるので出来るだけ機嫌よく仕事をしてもらえるように先に自分が動く。
対立してしまったら、かなり働きづらくなります。
仲がいい人がいたとしても修復不可能となれば私は辞めることを選択するでしょう。
●広い年齢層との交流
社会人になると色々な人格の人との交流が求められます。
自分の気に入った人とだけ仲よくすれば良いかと言うと違うところで、自分が一番下の時は不服ながらも従えばうまくいくが中間層になると上と下からの板挟みに合うので、上と下の意見を中間層でかみ砕いて伝えるとうまくいく。
●先輩が口下手で、なにを言っているのか全然わからなかった
「申しわけないですが、要点をメール等でいただけますか?」とか自分で聞いたことを図にしてみたりして、言葉以外でのコミュニケーションを模索してみるとよいと思います。大抵の場合、相手も自分が口下手であることを理解しているので、うまくいくと思いますよ。
●もし相性の合わない相手がいたら
いじわるなタイプ方は、見た目で分かりますし怖い印象を持ってしまいがちですが、そんな時こそ堂々と構える姿勢が大事です。
怖いからと言って、怖気づいてしまうと相手も敏感に察知してますますつけこまれてしまいます。勇気が要りますが、頑張ってください。
その他
●保険の事や税金のことでの手続きに戸惑ったこと
なかなか勉強をするという事がないので、雇用保険や源泉徴収、住民税のことなどで初めてだとどうすれば良いか迷いました。
初めての時は先輩や経理の方などに教えてもらいましたが、初めての人でも分かりやすく解説した本を購入して勉強したり、ネットでケースごとの対策などを参考にしています。やはり社会人になったらこの程度は知っておかないと結構大変かもしれません。
最初はみんな分からなかったはずなので、恥ずかしがらずに周りの人に相談する事が一番良いです。
●毎月給料日前になると、財布に入っているお金が予定より少ないこと
社会人になって初めて気が付いたことは、毎月給料日前になると、財布に入っているお金が予定より少なく、予定していた行動ができなくなってしまうことです。
ですので、お金は計画立てて使うのがいいかと思います。また大きな買い物をするときは、本当に予定を立ててお金を使うのがいいでしょう。
学生と社会人では責任の重さが違う "学生は卒業というゴールが近く、将来のプランニングがたてやすかったと思います。
社会人になってからは、定年というゴールが非常に遠く、将来のプランニングが多岐多様です。
会社のこと。家庭のこと。悩みはつきません。
全部、一度に解決するのではなく、一つ一つ、ゆっくりと解消してゆきましょう。
労働時に関係する法令について十分に知っておく
身を守るために労働基準法,労働者災害補償保険法等の労働時に関係する法令について十分に知っておくとよいです。
侮辱,名誉毀損,暴行,傷害,個人情報漏えい,著作権法違反,その他の法令等違反等もございますので,警察等への通報の方法・手順も知っておくとよいです。
最後に
以上が65人の先輩方が学生から新社会人になって感じた事柄です。
参考になるコメントがございましたでしょうか。
働くを楽しくするヒントが1つでもあなたの中に見つけられたとしたら幸いに思います。