これから飲食店の店長を目指す方へ
店長として働く魅力は何と言っても「1つの店を任せてもらえること」です。
それは責任が問われる事でもありますが、自分の行動次第でお店をより良くする事ができます。
店長は現場での仕事です。
お客様のすぐ近くに居れるのでリアルなお店の評価を聞けます。
良い評価でしたら働く活力になりますし、万が一悪い評価でしたらすぐ改善に動く事が出来る。
そして改善されればまた良い評価を頂く。
そう目に見えてお店が良くなっていく様子を見れるのはとても嬉しく感じます。
店長の仕事
店長の仕事は多岐に渡ります。
こちらは一部ですが、接客は勿論のこと、配膳、片付け、電話対応、厨房との中を在庫を相談しながら発注、団体客の確認や問い合わせ、アルバイトや社員のシフト作りと把握、店内の清掃確認、会計(〆の時間は一旦レジを閉める)本社への連絡などがあります。
飲食店は提供する食の美味しさも大切ですが、重要なのは清潔感、食の安全性、接客マナーであると働いてる経験から感じています。
清潔感については、お客様の印象が良くなるのは勿論の事ですが、私たちは食を扱う仕事です。
店内、トイレ、テーブルを清潔に保っていないと肝心な食の扱いも疑われてしまう可能性があります。
まずは、清潔感を意識しましょう。
次は食の安全です。万が一の事があれば営業が出来なくなります。それどころか閉店まで追いやられる可能性も高いです。
既に飲食店として展開している店舗に就いた場合は食品衛生法に基づき、その点しっかりとした食品管理マニュアルがあると思いますので、マニュアルを必ず徹底しましょう。
もし新規で自分が立ち上げる場合は、食品管理のマニュアルを作成し徹底しましょう。
自分だけでなく、従業員も1つ手を抜いただけで職が無くなってしまうかもしれません。それくらい大切な事です。
接客マナーについては、まず自分自身が手本となりスタッフに対し背中を見せましょう。
自分が出来ていない状態ではスタッフたちも動こうとは思ってくれません。
接客マナーもマニュアルがあります。更にお客様と楽しい世間話が出来るくらいになるのが理想的です。
また、マナーを維持するにはスタッフの負担が過度になっていないかもしっかり見ておく必要があります。
なぜなら、余裕がなくなると回転させることに集中してしまい、マナーがおざなりになる可能性があるからです。
ですので、店長はどんなに忙しい場面でも一歩引いて広い視野を持つよう心がけていきましょう。
飲食店での職に就くには
飲食店の場合は始まりはアルバイトやパートなども決して珍しくありません。
勿論、新卒採用で入ってくる人もいますが、途中採用で働く人もいますし、パートやアルバイトから店長クラスやマネージャーになれる事も充分にあるので、その人の頑張り次第だと思います。
飲食店での職に就きたい人へのアドバイス
店をより良くする為に考えるべきことは、プライベートでもこの店を利用したいか?です。
自分自身は勿論の事、身内や友人を招待したくなる店にしているかを、毎回自問自答しながら仕事をしています。
常にその様な雰囲気の店していれば、自然とお客さんからも愛される飲食店になることでしょう。
人が好き。
食が好き。
人を喜ばせる事が好き。
よく気がつく方だ。
そんな方にはとても向いている仕事だと思います。
これから目指す皆さんを応援しております。