見た目、印象は本当に大切
「人は見た目が9割」と聞いたことがある人もいると思います。
これは「メラビアンの法則」と呼ばれ、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが行った実験の俗流解釈です。
相手に与える自分の印象
・55% 視覚情報 (表情・仕草・見た目・視線)
・38% 聴覚情報 (声質・声の大きさ・抑揚・テンポ)
・7% 言語情報 (言葉使い、内容)
印象を決定づける半分が「視覚情報」に左右されるということです。メラビアンの実験では9割とは言いませんが、本記事ではこの55%を占める「視覚情報」を中心に、相手に好印象を与えるための基本を紹介していこうと思います。
「これから社会人になる」又は「就職活動を始めよう」という方は、この機会にビジネスマナーや服装、髪型などの見た目などしっかりおさらいしておきましょう!
面接に必要なアイテムの注意点
1.スーツ
スーツの色は明るすぎないもの黒・紺・グレーなどが良いです。柄も無地か、できるだけ目立たない柄のもの。サイズは大きすぎず小さすぎず、自分の体形にピッタリフィットするものの方がしっかりとした印象を与えやすいです。
女性の場合はスカートもありますが、スカート丈はひざ丈までにしましょう。
2、ワイシャツ(男性)インナー(女性)
面接の場合は白い無地のものが一番好ましいです。女性はワイシャツでなくても良いですが、出来るだけ白か淡い色にしておきましょう。また、胸元は開きすぎないものを用意しましょう。
3、ネクタイ(男性)
シンプルかつスーツに馴染むものが良いです。
色は派手でなければ問題はありません。
4、ベルト
ベルトはスーツに合うシンプルなものをチョイスしましょう!
色は黒、茶色などが良いですね。
5、靴下、ストッキング
靴下は黒または灰色が好ましいです。ストッキングは肌色を用意しておきましょう。
また、万が一移動中に伝線してしまったなんてことになるかもしれませんので、1つカバンに忍ばせておくと完璧ですね!
6、靴
黒または焦げ茶のシンプルなものが良いです。使い古していないもの。もしどうしても用意できなかった場合は、磨く、リペアに出す等で対策をしましょう。ヒールは出来るだけ低めのものを。
7、カバン
色は黒系などの目立たないものを。
面接では椅子の横(地面)にカバンを置く可能性もありますので、よくスーツ屋さんに売っているようなビジネスバックで固めの素材ですと置いた時にしっかりと立つのでお勧めです。
表情・仕草・視線の注意点
1.表情は「笑顔」で
面接ですと緊張して笑顔か固くなりがちです。普段から笑顔の練習をしておくと良いですね。
2.仕草は「余裕」をもって
緊張すると動きや話し方に現れやすいです。そんな時は一呼吸おいて話しましょう。
意識するのは「余裕」です。
3.視線「面接官の首元」に
視線が泳がないよう、しかし、面接官の目を見るのも・・・ということで面接官の首元を見ておきましょう!
例え首もとであっても面接官側から見たら目が合っているように感じます。
面接直前!見た目チェックリスト10項目
下記は面接官が意外と良く見ている項目です。
面接や会社説明に出掛ける前には余裕を持って、清潔感のあるスタイルになっているか自分で確認するようにしましょう。
1.スーツにほつれはないか?
2.スーツ、ワイシャツにアイロンはかけたか?
3.ネクタイは曲がってないか?
4.髪の毛が顔に掛かってないか?
5.髪の毛の色は明るすぎないか?
6.手の爪は切ったか?
7.靴はきちんと磨かれているか?
8.アクセサリー、時計はさりげないモノか?
9.メイク、ネイルはナチュラルにしているか?
10.ひげはキレイになっているか?
1.スーツにほつれはないか?
特にボタンなど緩みが無いか確認しておきましょう。ピロピロと糸が伸びている場合は切っておきましょう。
2.スーツ、ワイシャツにアイロンはかけたか?
アイロンをかけてピシッとするだけでも印象は爽やかになります。
3.ネクタイは曲がってないか?
ネクタイピンは100均でも今は置いてありますね。
ブランドでなくて構いません。しっかりと止めておきましょう。
4.髪の毛が顔に掛かってないか?
髪の毛が顔にかかっていると、影ができ表情が暗く感じてしまいます。
特に面接では室内ですので、上から光がきますので、出来るだけ前髪を分けて額を出すよう心がけましょう。
5.髪の毛の色は明るすぎないか?
昨今では染めていても問題はありませんが、あまりに明るいと印象はやはり良く受け取られない事が多いです。
美容院でも「これから就職活動なので、抑え目の色でお願いします」と伝えれば、丁寧に適切な色のトーンを教えてくれます。
6.手の爪は切ったか?
手元も良く目がいくところです。
爪も清潔感を出すのに大切なポイントですので、しっかり切っておきましょう。特に飲食店は衛生にとても注意を払っています。爪から雑菌が食事に入るリスク等もあり、よく見ています。飲食を受ける方は特に注意しておきましょう。
7、靴はきちんと磨かれていますか?
オシャレは足元からというように、足元も意外と見られているものです。汚れが無いよう靴磨きで磨いておきましょう!
8.アクセサリー、時計はさりげないモノか?
あまり派手なモノは好まれませんので、さりげないシンプルなものをチョイスしましょう。
9.メイク、ネイルはナチュラルにしているか?
最近はナチュラルメイクが流行ですね。まつ毛エクステをされている方もいらっしゃるかもしれませんが、その場合は、ナチュラルになるよう切りましょう。アイシャドーも薄めに。チークもほんのり。イメージは清楚系アイドルを意識しましょう。
ネイルはしないか、してもうっすらした色をチョイスしましょう。また、飲食店では爪を伸ばすのはNGです。ネイルももちろんダメですので、もし飲食の面接を受けられる場合には、爪の長さも意識しましょう。
10.ひげはキレイになってますか?
美容関係、会社によっては髭もOKという所もありますが、ほとんどの一般企業では髭は無い方が良いです。もし美容関係やアパレルの面接であっても、髭をしっかりと整えて清潔感を意識しましょう。
様々ありますが、基本は「清潔感」です。面接前には、必ず紹介した10項目をチェックしておきましょう。
最低限やっておきたい面接マナー3つ
1.30分前には到着出来るよう移動
当日電車が遅れる可能性も考慮して30分前には到着できるよう早めに移動しておきましょう。余裕をもった行動をすることで、心にも余裕が生まれます。逆に時間ギリギリで動いてしまうと、どんどん焦ってしまい、平常心を保てなくなります。そんな状態で面接なんて受けられません。ひどい結果になるかもしれません。時間にゆとりを持ちましょう。
2.10分前には受付を済ませる
*面接会場に受付が設けられている場合。
「失礼致します。本日〇時の面接に参りました。○○と申します。」受付が完了しますと案内されますので、「ありがとうございます」と一言あると尚良いですね。
*受付にインターホンがある場合
記載されている番号に内線をかけます。出た方に「失礼致します。本日〇時の面接に参りました。○○と申します。」と伝えると案内をしてくれる方がやってきます。それまでその場で待ちましょう。その時に姿勢はしっかりと保っておくように心がけましょうね。
3.入室、退室は元気よく
ドアノックは3回「どうぞ」と言われてから入室する。面接会場に入る際にはノックは3回と覚えておきましょう。
退室時にドアを閉める→「失礼致します!ありがとうございました!」と元気よく。
まとめ
◆表情・仕草・視線の注意点
1.表情は「笑顔」で
2.仕草は「余裕」をもって
3.視線「面接官の首元」に
◆面接直前!見た目チェックリスト10項目
1.スーツにほつれはないか?
2.スーツ、ワイシャツにアイロンはかけたか?
3.ネクタイは曲がってないか?
4.髪の毛が顔に掛かってないか?
5.髪の毛の色は明るすぎないか?
6.手の爪は切ったか?
7.靴はきちんと磨かれているか?
8.アクセサリー、時計はさりげないモノか?
9.メイク、ネイルはナチュラルにしているか?
10.ひげはキレイになっているか?
◆最低限やっておきたい面接マナー3つ
1.30分前には到着出来るよう移動
2.10分前には受付を済ませる
3.入室、退室は元気よく
ここまで準備したのですから、面接では堂々と元気よくいきましょう!
合格!応援しております!