現在、様々な業界、業種でオートメーション化の波が押し寄せている中で、企業としての欲しい人材や大事にしたい人材の種類が、単に仕事が出来るや黙々と会社の為に働くというものから、人との繋がりを強化出来る人物へと移り変わっています。
今後の人工知能などの発展次第では、対人への業務以外は活躍出来る現場が無くなる可能性すらあるという事に危機感を持って下さる方は、是非コミュニケーション能力の強化という面で、自身の価値を高めて下さい。
コミュニケーション能力を高めるには
一言でコミュニケーション能力といっても、様々な場面で使い方は変わってきます。
そこで、まずは基礎から学びたい!そんな方にお勧めなのは、話し方教室への受講です。
全くコミュニケーションが取れない方は、身近な人物との会話も間違っている可能性が高いので、話し方教室で基礎を学ぶ事をお勧めします。
ただ、あまり熱心に受講し過ぎないようご注意を。
私の知人で通っていた方は、確かにコミュニケーション能力は上がっていましたが、講師の癖が受講生の会話に反映されていて、若干の違和感を当時会話していた私は感じましたので、一定の水準、つまり基礎の部分のみを習い、以降の伸びは自身で様々な人達との交流を増やし、成功や失敗を繰り返しつつ、得意な会話の流れや成功した会話の流れという財産を増やしていって下さい。
大体の話し方教室は基本的に半年以内の期間で終わるものがほとんどなので、上記の注意事項に気を付けつつご活用下さい。
アナウンサー用もあるので間違えないようご注意を。
一定のコミュニケーション能力がある場合のスキルアップ方法
前項で説明したのは、現在全くコミュニケーションが取れないという人向けのものになりますが、ほとんどの方は一定のコミュニケーション能力があると思います。
そして、一定以上、飛び抜けたコミュニケーション能力を付ける為には、普段の日常生活や仕事での会話を増やした所で得ることは出来ません。
では、どのように得るのか。
これは、コミュニケーションを取る際に必要であろう情報を考えられるだけ考えて、徹底的に調べ、自身に染み付かせるという事が必要です。
かなり手間に思えますが、一度身に付けば、大半の業界で役立てる事が可能です。
私が行ったのは、ボディータッチや表情、仕草などの心理的に距離感を縮める方法。
会話の中で、相手の好きな話題から、こちらのしたい話題へとスムーズな以降が出来るような知識量。
プライベートを犠牲にしたコミュニケーションの3つです。
この他にもコミュニケーション能力に自負がある方は、特化した部分があると思いますので、ご参考を。
日常生活でも役立つコミュニケーション
今まで述べてきたものは、基本的には仕事で成果を出す、言ってしまえば高い給料を貰えるようになるためのコミュニケーション能力の話でした。
しかし、コミュニケーションというのは冒頭で述べた通り、様々な場面で活用出来ます。
普段の生活の中で、プライベートの友人を作るとなると、今の時代は難しいですし、接触を持つことがトラブルのきっかけとなる可能性もありますので、推奨しませんが、既存の友人達との関係、これも変化させる事が可能です。
社会に出ると学生の頃の友人とは徐々に疎遠関係となりますが、数年に一度ほどは会う友人達もいると思います。
その中での立場というのも、コミュニケーション能力を向上させた今と昔では変わってくるのです。
これは何故かというと、 コミュニケーション能力に長けている人は、会話の主導権を握るのが上手なのです。
単に主導権を握るだけであれば、独善的に会話を支配すれば良いだけですが、コミュニケーション能力が飛び抜けている人々は主導権を握りながら悟られないという事が可能なのです。
コミュニケーション能力についての総括
以上、色々と述べてきましたが、コミュニケーション能力がとにかく重要!という意識を持って頂ければ有難いです。
私自身社会人になって、3年間ほどはコミュニケーションが足りない人物でした。これは今だから思う事ですが。
それが、コミュニケーション能力こそが自分の長所と自信を持って言えるようになったのは、自分自身でコミュニケーション能力の大事さを知り、そして学んで経験を積み、実績を上げたからこそ、意識が大事だと思います。
人生というのは人との対話で成り立っています。
対話が上手くいけば、自分の為に動いてくれたりもします。
そういったコミュニケーション能力、つまり、人たらしになるよう皆さん考えて下さい。