ビジネスマナー基本と応用を習得するためのステップ
一般的にビジネスマナーといえば、「ビジネスマンのたしなみ」と考えられています。
就職活動で習得する(した)ことも立派なビジネスマナーの1つです。
しかし、学生から社会人になってみると、今まで知らなったマナーが沢山あることを知ります。
例えば名刺交換や、電話対応などが上げられますね。
今回は、ビジネスマナーを磨いていくためのステップをご紹介したいと思います。
ステップ1:基本はノウハウ本で学ぼう
ビジネスマナーは一般的なものが多く、特に「挨拶の仕方」「お辞儀の角度」「入退室の礼儀作法」「宴会でのマナー」「名刺の渡し方」といったものは、どんな企業に行っても大きく変わるものではありません。
ですので、入社前にノウハウ本などで学んでおくと良いですね。
最近ではネット検索でもこういったビジネスマナーに関する記事は数多く出ていますので、そちらを参考にされても良いかと思います。
会社によっては入社直後マニュアルを渡される場合があります。
マニュアルの中身は一般的なビジネスマナーという場合もありますし、その会社独自のルールが記載されている場合もあります。
万が一、仕事をしていく上でマニュアル、ノウハウ本に記載されていなかった事柄に関しては、先輩に聞いたり、ネット検索などでその都度知識を入れていきます。
ステップ2:応用は先輩達とのOJTで学ぼう
OJT(オージェーティー)とは、職場の先輩が、後輩に対し具体的な仕事を与え、その仕事を通して必要な知識・技術・技能などを意図的・計画的に指導し、修得させることを言います。
つまりは、実践しながら教えてくれるということです。
実践の中ではマニュアルと異なる場合や例外もあります。
ですからまずは、先輩たちの立ち居振る舞いを見ながら、マニュアルと同じところ、違っているところなどを観察してみましょう。
社外と社内での振る舞い方の違いも見ておくと良いですね。
社外ではマニュアル通りで、社内ではあまり堅苦しくない接し方をしている場合もあります。
それはそれぞれの会社の雰囲気にもよりますので、そういった点も見て馴染んでいくと良いです。
社外に関しては、基本マナーが中心となりますが、イレギュラーな対応も発生しますので、イレギュラーについてはその都度先輩に聞いてメモをしておくと、もし自分が同じ状況になった際にスムーズに対応することが出来ますので、お勧めです。
ステップ3:会社の代表であることを忘れずに
ステップ1、2が終了し、仕事を任されるようになったら次は1人でお客様に接するようになります。
訪問、店頭だけでなく電話対応でも自分は「会社の代表である」という気持ちを忘れずにいましょう。
お客様は対応してくれている人が新人かベテランかは分かりません。
なので、あなたが例え新人であっても会社の代表として見てきます。
対応してくれる人の態度やマナーを見て、その本人ではなく「会社」として、その教育体制や姿勢に対する評価をしますので、新人時代だけでなく、ベテランになっても基本を忘れずに。そして相手に敬意をもって対応しましょう。
分からない事やイレギュラーな事があったら慌てずに先輩に確認!そしてメモ!
これだけ出来ればもう心配はありません。
最後に
ビジネスマナーを学ぶということは、自分自身を高めるだけでなく、所属している会社の評価にも繋がっています。
今後、もし出世や転職を考えた場合でも、また仕事だけでなく私生活においてもビジネスマナーは役にたちますので、ぜひ積極的に学んで取り入れていって頂ければと思います。