マネージャーに求められること
現場でバリバリやって、ある日マネージャーに任命された。それは能力を認められた証でもあり嬉しいですね!
ですが反面、マネージャーっていったい何すればいいんだろう?と思いますよね。
マネージャーに求められるものとは?
様々ありますが、大きくは3つ。
・チームをまとめ引っ張る
・上司とチームとのクッション役
・結果を出す
では、1つ1つ見ていきましょう。
チームをまとめ引っ張る
マネージャーになったらあなたにはチームがいます。この人達はあなたの優良なパートナー(仲間)です。
1人1人違った得意分野を持っています。
仲間の得意分野を知る
まずは仲間の得意分野を見つけていきましょう。
Aさんは数字に強い、Bさんは分析が得意、Cさんは営業が得意
それぞれの得意分野を見つけたら、その人に合った仕事を中心に分担してお任せしましょう。
任せると言っても、放置ではありません。進捗具合は必ず自分の目で確認することが大切です。
進捗具合と仲間の健康状態も気にかけましょう。
負担が多くなってはいないか?仲間で集まった時にその人は言いたいことは言えているか?落ち込んでいないか?
少しでも異変に気が付いたら、すかさずフォローする。
フォローとは、「声をかける」「話を聞く」こと。
もし業務の負担が大きいようでしたら、仲間とも相談し仕事を再分担しましょう。
上司とチームとのクッション役
会社では必ず目標が設定されます。上司から目標を言い渡される事が多いかもしれませんね。
目標を言い渡されたらチーム全体を見て目標を可能にするにはどうするのがベストかストーリーを描きます。
この週までに誰に何を割り振ればスムーズにいくのか。
この目標数字は妥当か。
上司はマネージャーから報告がない限り、現場を完全に把握出来ていません。マネージャーであるあなたが一番よく知っているのです。もし、目標数が明らかに高すぎる設定の場合はその理由を聞きましょう。
上司もむやみに目標を設定している訳ではありません。その数字の根拠、狙いがあるはずです。
現場の状況と上司の目標設定を頭の中で照らし合わせ、どうしても難しい数字はしっかり現状と理由を述べ、上司に相談しましょう。無理な数字をそのまま何も聞かず言わず受けてしまっては、単なる伝言を伝える係でしかありません。
また、残業させないと終わらないなど、チームに明らかに負担をかけすぎるものは交渉する勇気が必要です。
それもマネージャーの役目です。
目標設定
目標設定のポイントはちょっと背伸びすれば届くぐらいが理想的。
目標スケジュールを立てたらチームに役割を発表しましょう。
そして、「このチームで一緒に頑張ろう」と声をかけると良いですね。
自分がまず先頭に立って見本を示しましょう。
マネージャーがこんなに自分たちの為に頑張ってくれているという後姿はチームを引っ張っていくのに一番効果的な方法です。
チームの誰よりも早く目標を達成し、フォローに回れるよう余裕を作ること。
1人1人のスケジュール、進捗を確認。
「よくやったね!今週の進み具合もいい感じだ!この調子でいこう!」と声掛けも忘れずに。
結果を出す
チームをまとめ、引っ張る事ができれば、結果はおのずとついてきます。
万が一結果が出なかったとしても、それは自分の良い勉強として次の対策に目をむけましょう。
上司からなぜ結果が出なかったか聞かれるでしょう。その振り返り、分析は大切です。
分析結果を報告し、次の対策がまとまったなら、そこでリセット。引きずらない事です。
また笑顔でチームの中に戻りましょう。
チームの皆も心配しているでしょうから。
最後に
マネージャーだからと背伸びや無理はしてはいけません。
自分1人ではありませんので、良き同僚、上司、チームに相談することも忘れずに。
全て最初から完璧な人はいませんので安心してください。いつものあなた、自然体でいいのです。
自分を褒めて、チームを褒めて、そして少しずつ皆と力を合わせて成長していきましょう。