明けましておめでとうございます。
ということで新年の抱負を立てた方・あるいはこれから立てる方も多いのではないでしょうか。
あるいは全く抱負を立てることすら考えていなかった方も・・・
去年を振り返ってみて、本当はやろうと思っていたのに出来なかったこともたくさんあるのでは?
例えば・・・
- 早寝早起きの習慣
- 運動の習慣
- 資格試験のための勉強
- ビジネススキル習得のための勉強
- 英会話スキルの習得
- 禁煙
- 暴飲暴食をやめる
などなど。書きながら自分も思い当たる節があると感じ反省しつつ。
そこで今回は新年の抱負を抱負で終わらせないために押さえておきたい6つのポイントを紹介していきます。
目次
1.思いつくままに目標や叶えたい物を書き出す
まずは何の制限もないと仮定して、騙されたと思って今年達成したい目標や叶えたい夢を思いっきりメモに書いていきましょう。
- 「高年収になる」
- 「オシャレなカフェを開店する」
- 「長年欲しかったレトロカーを購入する」
- 「パワースポット巡りツアーをする」
- 「皆んなの前で堂々とスピーチできる自分になる」
とか・・・何でも書き出してみましょう。おそらく100個くらいは出てくるのではないでしょうか。
そうすると目標が明確になってくることに気がつくことでしょう。
と同時に自分の人生における価値観にも気づけます。
よく流れ星が消え去る前に夢を唱えるとその夢が叶うと言われていますが、あれは流れ星が消え去る刹那の間に、夢を唱えられるくらいまで意識化されていることが大切という話なのです。
2.1日の時間の使い方を見直す
叶えたい夢や目標は設定できたけど、「それを叶えるためには時間がない。。」
そう嘆く人ほど、実は悪い習慣で時間を消費していることが多いものです。
そこで現在の1日の時間の使い方を15分単位で何に費やしているか振り返ってみましょう。
睡眠時間や仕事の時間は必要不可欠であるにしても、通勤や帰宅してからの時間や休日の時間配分はどうですか?
インスタグラムやYouTube、テレビ、マンガ、雑誌など時間をかなり使っている事に気づかされるのではないでしょうか。
自分にとってイノベーティブな活動を始めるには、体系的に現在使っている時間を切り捨てる必要があります。
ドラッカーのイノベーション論でも同様のことは言っています。
成長のためには「今の習慣の中で何を捨てるべきか」を決定することがとても大切になってきます。
3.目標には数字や固有名詞を入れる
思いつくまま目標や夢を書き込んだ中には、曖昧なものもあったと思います。
例えば「高収入になる」という目標。これでは実際にいくら稼げれば「高収入」なのか定義がハッキリしません。
そこで「高収入になる」は「年収1,000万になる」など数値を入れるようにしましょう。
「パワースポット巡りツアー」も「ウニユ塩湖とマチュピチュとセドナを巡る1週間のツアーをする」などと設定するとぐっと目標が明確化されますね。
明確化されると目標達成するための難易度も感覚的に感じることでしょう。
もし難しいなと感じたら、ここで微修正をするのもアリです。
4.年間目標を1ヶ月ごと、最終的に1週間ごとに細分化する
今年の目標を設定したあとは、その目標を細分化していきましょう。
一番わかりやすいのは1ヶ月単位で細分化していき、何月であればここまで達成しておくといったロードマップを立てていくイメージです。
そして最終的には週間目標まで落とし込むこと。1日単位はどうしても突発的な事情で出来ないこともあると思いますので週間目標までは落とし込むようにしましょう。これも行動を継続化させるコツとなります。
また目標を立てた時点ではやる気に満ち溢れていますが、最初のステップはなるべく軽いものにするようにしましょう。
そうでないと最初のステップでつまずき、挫折し三日坊主で終わってしまう可能性が高くなります。
5.目標を立てたら3日以内に小さくても良いので必ず行動する
72時間ルールというものを知っていますか?
例えば人から有益な情報をもらったりセミナーに参加してやる気になったとしても、72時間(つまり3日)以内に行動を起こさなければ、行動に移さないまま終わる、というルールです。
成功者ほど何かに感銘を受けてからの行動が早いものです。
「年収1,000万になる」という目標であれば、年収1,000万になった人たちの書籍を購入したり、セミナーに参加してみるといった行動に移していく。
そうすると思考回路もドンドン成功者に近づいてくるようになります。
手段は無限です。まずは目標を立てたら寝かすのではなくて小さくても行動に移しましょう。
6.立てた目標の進捗を最低週1回は見直してみる
最後のポイントは目標管理の話となります。
目標を立てて行動計画まで落とし込み、アクションまで行ったら夢は叶うのかというとまだやるべきことがあります。
それが進捗の確認や振り返りと呼ばれる作業です。
行動したにも関わらずうまくいかなった場合には何が問題だったのかを振り返り改善していく必要があります。
もちろん進捗が良かった場合でも、さらに進捗を上振れさせるためにどのような改善が出来るのかは振り返る必要があります。
行動のクオリティを上げることで目標を上方修正出来れば完璧ですね。
最後に
新年の抱負を掲げてみた瞬間はテンションも高まって「どのような困難な目標でも達成してやる!」と意気込んでいるのではないでしょうか。
皆、何らかの世界で成功したいと夢見ながら不完全燃焼で終わってしまう人が多いのは、今回紹介したようにプロセスの設定まで行っていなかった人が多いと感じます。
安易に成功したいと思う人は、成功者の現在の結果しか見ないことが多いものです。
成功するために必要なプロセスまで真摯に向き合うことと、地道な継続が必要になることは間違いありません。
今回打ち立てた抱負を上記のポイントに沿って行動すればきっと良い一年を過ごせると思います。そのために必要なことは今日からのアクションです。
それでは抱負を立てたあなたにとって良い1年でありますように。