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プレゼンテーション能力は、営業・企画職だけに役立つものじゃない!プレゼンテーション能力を磨いて、会社から必要とされる人間に!!
プレゼンテーション能力が高い人は、自分の望みを叶える方法を知っています。今日からプレゼンテーション能力を磨いていきませんか?
そもそもプレゼンテーションって何だろう?
そもそもプレゼンテーションとは何でしょうか?
例えば営業がお客様へ自社の商品説明をすることや、自社会議で新製品案を発表することもプレゼンテーションです。間違いやすいのですが、単なる発表とプレゼンテーションは異なります。
単なる発表は、その内容を相手に知ってもらえれば良いのです。プレゼンテーションは、その内容を知ってもらい、更に知ってもらった相手に行動を起こしてもらうという目的があります。
「商品の購入をしてもらう」「サービスを導入してもらう」等を指します。
「商品の購入をしてもらう」や「サービスを導入してもらう」等の行動を起こしてもらう為には、相手にとってどのようなメリットがあれば良いのかを考える必要があります。
人は自分にメリットのあるものには興味を示し、受け入れてくれます。逆に自分にメリットの無いものには興味を示してくれませんし、受け入れてもらうことも難しいです。
プレゼンテーション能力?事務職や生産部門には関係ないでしょ?
プレゼンテーション能力は、営業や企画職の人には必要だけど、事務職や生産部門の人間には必要ないでしょう?
いえいえ、どの職種にも必要な能力です。そしてプレゼンテーション能力が高いと、自分の思うように仕事もすすめやすくなります。また社会人生活を送るうえで、周りにゴロゴロとプレゼンテーション能力が試される機会が転がっています。
例えば、会社に昔から存在する≪あるルール≫があったとします。
そのルールがあることにより、あなたは窮屈な思いをしているとします。当然ルールが変れば良いのにと思いますよね。上司に単純に「ルールを変えて欲しい」と伝えても単なる意見で終わってしまいます。
ここでプレゼンテーション能力の高い人は、ルールを変えて欲しいと伝えたうえで、変更後のルール案とルールを変えたことによる上司へのメリットや、会社へのメリットを伝えることができます。
ここであなた自身が考えた「上司(又は会社)へのメリット」について、上司も同じように自分のメリットであると思ってもらうことができれば、ルールが変わることになります。こうなれば、相手に行動を起こしてもらえたことになるので、あなたのプレゼンテーションは成功です。
プレゼンテーションを成功させる為の3つのポイント
プレゼンテーションを成功させるにはポイントがあります。
ここではプレゼンテーションを成功しやすくする為の3つのポイントを紹介します。
1.相手へのメリットをプレゼンテーションの序盤と最後に持ってくる
1つ目のポイントは、相手へのメリットをプレゼンテーションの序盤と最後に持ってくることです。
前項で、プレゼンテーション能力の高い人は、相手にとってのメリットを伝えることができると述べました。
更にこのメリットの話を、プレゼンテーションの序盤で持ってくるのです。人間は自分にメリットのある話だと分かると、耳を傾けます。序盤にメリットを伝えることにより、その後のプレゼンテーション内容にも耳を傾けてくれるようになります。
そしてプレゼンテーションの最後に、再度メリットの話を持ってくると、相手の心に更にメリット内容が印象づきます。
2.相手に簡潔に分かりやすく説明する
2つ目のポイントは、相手に簡潔に分かりやすく説明することです。
いくら自分にメリットのある話だと分かっても、回りくどい言い方だったり、余計な言葉が多いと、要点が伝わりづらくなります。
あれもこれもと沢山話を盛り込みたくなるかもしれませんが、思い切ってシンプルに削ぎ落としましょう。
また専門用語が出て来る場合は、極端な話、小学生が聞いても分かるくらいの内容に落とし込んで説明をしましょう。
専門用語を理解してもらえなければ、そこで相手の気持ちが置いてきぼりになります。
そして、長い文章ではなく、1文1文を区切って話しましょう。例えば下記の2文章を比べてみましょう
①この商品の優れている点は△△と○○ですが、△△はお客様にとって□□のメリットをもたらしまして、○○はお客様にとって■■のメリットをもたらします。
②この商品の優れている点は△△と○○です。まず△△はお客様にとって□□のメリットをもたらします。次に○○はお客様にとって■■のメリットをもたらします。
この場合、②のように1文1文を区切って話した方が、より相手に伝わりやすくなります。
3.自分のオリジナリティーある話として伝える
3つ目は、自分のオリジナリティーある話として伝えることです。
人間はどこかから引っ張って来た定型文や、決まり文句には興味を示しません。
オリジナリティーのある体験談や、人の思いを交えた話の方が聞く耳を持ちます。
プレゼンテーション能力を高めて、選ばれる自分になろう
実は私生活でも、誰しも気づかぬうちにプレゼンテーションを行っているものです。例えば転職活動の面接や、気になる異性へのアプローチもそうです。また友人に何かを頼む時など、数え切れないほどです。
プレゼンテーションの成功は、イコール「自分が選ばれた」ということを意味します。
プレゼンテーション能力を磨き、私生活でも社会人生活でも選ばれる自分になりましょう。