新しく会社に入った、部署が変わった、新入社員が入ってきた、上司が変わった…
社会人になり仕事をしているとこのような状況はよく生じます。そのような時に、すぐに仕事に慣れるため、また共に働く方々から信頼してもらうために何が出来るでしょうか?
今回は実際に自分が経験して、「こうして良かった」という事や、「これはしなければ良かった」という反省を生かし学んだことを書いています。
是非今後の参考にされてみて下さい。
分からない事、疑問点は質問する
忙しく仕事をしている上司や先輩に声をかけ質問するのは、タイミングも難しいですし、勇気も必要です。
しかし、自分で考えて行動したことが上手くいかなかったり、失敗してしまうなら自分の評判も下がりますし、なにより上司の方に大きな迷惑をかけてしまいます。
聞いて教えるという少しの時間に比べ、ミスをカバーするのは多くの労力や時間を使います。
自分がしても構わない内容であれば積極的にすることをお勧めしますが、そうでなければ迷わずに質問してください。
質問する人は分からないことが多い人ではなく、仕事のできる人です。
また質問することには他にもメリットがあります。
その人がどれほどの仕事を出来るかや理解力があるか、どの程度の仕事を任せることができるのかを判断するための重要なコミュニケーションの場ともなるのです。
そして一人一人の性格や特徴を知ることで、個人に合った教育をしたり教え方ができるので、双方にとって無駄がなく、結果的に効率良く仕事を回せる職場になっていきます。
とにかく周りを観察する
仕事を効率良く出来るようになりたいと多くの方が思っておられると思います。
私がいつもしている自己能力向上方法を書かせていただきます。
職場内で「仕事が出来る」と言われる人や評判のいい人、また、この人のような仕事がしたいと思う人を探し、とことん観察することが成長する上での近道です。
ただ眺めるのではなく、どうして効率良く動くことができているのかや、その人が行なっている他の人への気遣いも見落とさないようにすることが大切です。そして実践してみて下さい。
すぐに上手く行くわけではないですが、思考錯誤しているうちにスムーズに出来るようになったり、自分なりの良い方法を見つける事が出来たりと多くのメリットがあります。
また実際にその人にヒントやアドバイスを求めてみて下さい。
尊敬されていると知ると嬉しですし、仕事に向上心を持っていると知ってもらえるのできっと良いアドバイスがもらえるはずです。
良い関係が築け、さらに自分をステップアップさせる事ができ、相手にもやる気を起こさせるので良いことばかりです。
後輩からの信頼を勝ち得る
先ほど述べたように、新入社員や後輩から質問されるということはよくあります。
それで普段から自分がしている業務や作業を自分自身よく理解しておる事が必要です。
慣れれば慣れるほど、今している仕事の意味など考えずに、自然と当たり前のように仕事をこなしてしまいます。
とても素晴らしい事なのですが、意識していない分他の人から質問されると上手く答えられなかったり、後から後から付け足しのように説明してしまい、結局分かっているのに伝えられないという現象が起きてしまいます。
教育する側は、自分がしていることを言葉に出して簡潔に説明する必要があります。
まず「覚えるべき点」と「覚えておけば役立つ点」、「基本的な事が出来た後に覚えれば良い点」、その3つに分けて、優先順位を間違えずに教えるなら、後輩も混乱せずにすみますし、この先輩に聞けば大丈夫という後輩や新入社員の方達からの信頼を勝ち得る事が出来ます。
誰にでも初めての時がある事を忘れずに根気強く穏やかに教えて行く事が大切です。
小さな目標を積み重ねる
人間関係にしても仕事にしても、自分が誠意を持って、向上心を持って人と向き合うなら必ず上手く行くと思います。
何事もすぐに結果が出るわけではないので、落ち込んだりやる気がなくなったりすることはありますが、大きい目標だけではなく、すぐに達成できるような小さな身近な目標を立てる事が向上心をなくさないために必要です。
いつも目標を達成していけていると自分が実感できるなら、気づいた頃には最初に持ってた大きな目標が身近な目標になっています。