はじめに
晴れて就職が決まって新入社員となったわけですが、これがゴールではなくスタートだということを覚えておきましょう。少し厳しい言い方になりましたが、実際は社会に出てからの方が厳しいことが沢山あるのです。
それらに対応していくためにも、最低限必要なマナーやスキルを身につける必要があるのでご紹介していきたいと思います。
身だしなみを整える
まずは清潔感のある服装にしていきましょう。決められた制服がある場合にも、最低限の身だしなみというのは必要になります。よくみかけるのですが、寝癖が直っていない人やシャツが出ている人はあまり良い印象を持たれない場合もあります。確かにそれによって目をつけられるようなケースは稀ですが、どんなタイプの上司がいるかも分かりませんし、わざわざリスクを高める必要もないと思うのです。
あくまでも会社のルールに則る必要がありますが、髪の色などもあまり派手になり過ぎない方がベターです。
挨拶を忘れずに
学生の頃は、わざわざ知り合いでもない人に挨拶をする習慣はなかったと思います。しかし、社会人になると例え知らない人でも挨拶した方が好印象です。というのも、いつ配属先がその人の場所になるかも分かりませんし、一緒にプロジェクトを進めていくような間柄になるかもしれません。
面識のない人に挨拶をするのは勇気が必要だし出来ないという方でも、せめて会釈ぐらいはマナーのひとつとして身につけておきましょう。
「借り」がある場合は出来るだけ早く返す
例えばジュース代がないからと100円を借りたとしましょう。たかが100円と忘れてしまうこともあるかもしれません。プライベートではそれで許されるのでしたら、それで特に問題はないでしょう。
しかし職場でのそういった行動は厳禁です。例え100円でも借りを作ったのだから早く返すようにしましょう。周りからはお金にだらしのない人間だと思われます。これが喫煙者でライターを借り続ける場合なども同様です。早めに返却しましょう。
言葉づかいに注意する
同僚などは特に構わないと思うのですが、上司や先輩の場合ではそうはいきません。最悪、相手が良いと言うのであれば、それも問題ないでしょう。しかし社外の方と付き合う場合にはそうはいきません。
特に電話対応や会議の時に適切な言葉づかいをしないと、相手方に対して社内のイメージをダウンさせてしまいます。もちろん営業先でも同様です。こういった場面ではきちんとした敬語が必要とされますので、最低限の敬語だけでも身につけておきましょう。
5分前行動を心がける
ゆとりのない行動をしている人をたまにみかけますが、社会人としては失格です。社内の場合は当然のこと、特に相手先と待ち合わせした時間には必ず厳守することです。万が一遅れる場合には、必ず連絡するように習慣をつけておきましょう。基本的にはミーティングや朝礼も5分前行動が基本です。
最後に
ほんの些細な行動によって、いつ大きな信用を落とすとも限りません。ですので、知らなかったということがないように、最低限のマナーを早めに身につけておくことが大事だと言えます。