事務職で失敗しないためにはどのようなことを実践していけばよいのでしょうか。
実はちょっとした工夫や考え方で、全く経験がない人でも何とかうまく自分をアピールして失敗を防ぐためのメソッドやアプローチ方法があります。
まずは今就いているポジションについて考え、客観的な考え方を持ってリサーチをしていくことから始めてみましょう。
事務職はコミュニケーション能力も問われるの?
事務職は自分のデスクに座って、黙々とパソコンの作業をしていくタイプのものが多いイメージですよね。
しかし事務職でうまく成功している人は、上司や同僚、クライアントさん達ともうまくコミュニケーションが取れているのですです。つまりどのような職種であろうと、仕事に関してのコミュニケーション能力は問われます。
逆に事務職の方が接客スキルが必要にち言っても過言ではありません。
例えば接客の仕事は、お客さんに対して接している時が一番気を使います。しかし事務職の人にとっては、周りにいる他部署の同僚が、そんな「お客さん的な立場の人たち」なのです。そのお客さんたちは四六時中あなたの回りにいて、何かを指示してきたり質問をしてきたりします。
接客のお客さんと違って、あなたに関する情報をもっと知っている人が顧客になるようなものです。
ハキハキとした応対や笑顔などのコミュニケーションの基本も重要になってきます。
事務職の評価基準は作業の処理速度?
当然ですが、パソコンのスキルも非常に重要になってきます。
特にエクセルはどの程度のことが出来るのかが問われます。単なる入力や簡単な計算などはできて当たり前で、それ以外の関数を使ったテクニカルなスキルを身に着けておく必要があります。
事務職で評価されやすい基準の1つに、「どれだけ早く作業を完了させることができるか?」という項目があることも少なくありません。実際に事務職で成功している人たちは、ほとんどの人が周りの人に「どうしてこんなに早く仕事が出来るの?」と不思議がられるくらい作業をこなすスピードが早いのです。そのような人は別格扱いされ、会社からも重宝されるのは当然ですよね。
そして仕事用のマニュアルなどが存在する場合もありますが、それらのマニュアルの内容を覚えこんで質問された時にすぐに答えられる、業務として実践できている人はまず失敗しないでしょう。
人と仲良くできている人
ある意味社内政治的なことにも似ていますが、本当に事務職として失敗したくないと本気で思うのであれば、休み時間や仕事と関係ない部分での、他の同僚や上司たちと仲良くできているかも大切です。より良い人間関係ができている人たちは、それだけ多くの情報が入ってきますので、仕事的にも失敗しにくくなります。
そしてこの付き合う相手が、できるだけ仕事上の立場が上か、もしくは仕事ができる人だと更に効果は上がります。
極端なたとえですが、もしその業務を行っているマネージャー的立場の人とため口で話せるくらい仲が良くなれば、その人は他の上司や同僚からも一目を置かれるようになります。
そうすれば、それだけで自分の立場や状況をコントロールしやすくなります。
特に事務職は同僚や上司と接することが接客業よりも多い職種です。そんな彼らが友達や家族と言えるくらいに近い立場の人間になってくれたとしたら、例え仕事があまりうまくなくても守ってもらえたり多めに見てもらえたりと、人間なので感情的な部分で物事を判断するということは多々あります。
事務職として成功している人の真似をしよう!
これら3つの条件は事務職で成功している人たちが必ずできている事ばかりです。反対に、これらが出来ていないという人で成功しているという例はほぼないかもしれません。成功している人たちのマネをすれば、失敗する確率もおのずと減りますよね。
社内政治が如実に現れる傾向にある事務職ですが、人気職で求職数も少ない傾向なので、採用されるのも難かしい職種の1つです。
とにかく事務職の仕事で失敗しないために、とてもたくさんの事を常に考える必要がありますので、それらを素早く実行していくと同時に、周囲とも良好な人間関係を築いていくことを心がけてくださいね。