仕事で外出する時に、カバンの中には何を入れておくべきでしょうか。
パンフレットや契約書、筆記用具は基本中の基本ですが、能力のある人はそれ以外にも自分で工夫して持ち物を揃えています。
ビジネスではこれを持っていると役立つ、或いは外回りをスムーズにできるアイテムがあるのです。
デキるビジネスパーソンの持ち物について紹介しますので、是非参考にして下さい。
【1.メモパッド】
ビジネスパーソンならばすぐに取り出せるようにメモ帳を携帯するのが鉄則です。
たとえば訪問先から撤収する時に、入り口付近で急に相手から「そうそう、○月○日から○日まで僕は出張中だからね」等と言われた場合、即座にメモを取る必要があります。そのようなときに、すぐにメモを取る必要がありますよね。
メモパッドなど持っていて当たり前と思っている人でも、手帳や小さなメモ帳等で間に合わせている人もいるのではないでしょうか。
メモパッドの選び方は、大きさの目安はA5位で、書き易いように背表紙が厚紙になっているタイプがおすすめです。
1回の打合せの内容が箇条書きで全て収まる位のサイズの方が、後から見ても分かりやすいのです。
【2.品質の良い筆記用具】
打合せでメモを取る時にあまりにも安いボールペンを持っていると、貧相なイメージでセールスパーソンとしての質も見下されてしまいます。特に取引先訪問をした時には、特に筆記用具は目の前で使用するものですぐに目につきます。
反対に「高そうだな」と思われるボールペンや万年筆を使用していると、セールスパーソンとしてそれだけ価値があり信頼できそうなイメージになります。
【3.クリアファイル】
相手先から何かしらの資料が配られることもあります。
その時にはバラバラになったり折れ曲がったりしない様に、クリアファイルに入れて持ち帰ると誠実な印象を持たれます。
また、形のバラバラな資料を相手に渡す時にクリアファイルに入れて渡すと、バサッと置きっぱなしにせずに引き出しや書類棚の中でまとめて保管して貰えます。
【4. 携帯充電バッテリー】
初めて訪問する会社でも、スマホがあれば「道に迷ってしまって」ということもまずなくなりました。
しかしスマホはバッテリーの消耗が早く、気付かずに連絡が取れなくなってしまったという人もいます。
最近では「キャリアのショップ・ネットカフェ・コンビニ・家電量販店」等で充電できる様になっていますが、外出先では何が起きるか分かりません。
なので、必ず受電バッテリーを持ち歩く様にしましょう。
1日中外出予定の時や出張時は、最低でもスマホをフル充電できるだけの容量は必要です。
【5. 腕時計】
最近では時間を見る時、ほとんどの人が携帯電話を利用しています。
しかし取引の最中にスマホ画面を出しっぱなしにしているのはマナーが悪いと思われても仕方ありません。
その様な時には、やはり腕時計の出番です。
腕時計は手元をチラリと見るだけで時間の確認ができるので、とても便利なビジネスアイテムです。
つい高級時計を身に付けたくなりますが、商談の時には相手を立てるなので、自分のスーツに合ったシンプルなデザインのものを選ぶ様にしましょう。
【6.身だしなみを整えるアイテム】
相手先を訪問する時には、身だしなみが重要になります。
朝、遅刻ギリギリで出社してきた場合、よく鏡を見る時間がないまま外出してしまうこともあります。
また、会社を出る時にはきちんとしていても、天気が悪く雨風が強かったりすると、スーツが汚れてしまうこともあるでしょう。訪問先でパンフレット上を指差して説明をした時に、爪が伸びていたり汚なかったりしたら、それだけでイメージが悪くなってしまいます。
外回りをする時には「エチケットブラシ・爪切り・手鏡」があると大変便利です。更に「鼻毛カッター」は男女共に外回りのお役立ちアイテムです。「相手の鼻毛が気になって」というのは、ビジネスではよくある笑い話です。
自分の印象が会社の商品のイメージに繋がると思い、清潔感を出す様に心がけましょう。
【7.オーラルケア用品】
身だしなみの追加になりますが、口臭がすると相手から嫌われてしまい、商談がうまくいかなくなる可能性もあります。また、歯が汚いのも不潔な印象を与えてしまいます。外回りをする時には、歯磨きセットや口臭ケアアイテムも必需品です。
最近では男性向けのブレスケア用品も数多く販売されていますので、一つは持ち歩く様にしましょう。
【8.タブレットやノートパソコン】
「いやあ、機械に弱くて」と言うのは、今の世の中通用しません。
写真が多く掲載されたパンフレットももちろん必要ですが、商品の説明をする時には動画も用いた方が相手にインパクトを与えられます。スマホだけではなく、必要に応じてタブレットやノートパソコンを使いこなし、打合せの場で簡単なプレゼンが出来る様になりましょう。
【9.電卓】
スマホの電卓機能を利用したり、カード型の電卓を使用している人もいますが、商談の場合、やはりバシッと数字を見せるのが効果的です。また、相手と折衝を行う時にはしっかりとした電卓を持っていると「やる気がある」「侮れない」という印象を与えます。
ある程度の大きさの電卓を持ち歩きましょう。
仕事ができると思わせたいのなら、持ち物にもこだわるべき!
デキるビジネスマンは相手に良い印象与えることで、自社の印象も良くしようと心がけます。
自分は会社を代表して訪問先を回るのだと思い、持ち物もプライドやこだわりを持って選ぶ様にしましょう。