希望した会社に就職が決まり、4月の入社後、新人導入研修も終わり、数ヶ月後の実地研修の後に、やっと正式に配属が決まりました。
しかし、自分の希望とは異なり営業業部門に配属となってしまったことで、不安だらけの日々を送る毎日。
このように本当に企業マンとして、社会人としてやっているのかという不安に苛まれる人が多いのではないでしょうか?
しかし、毎年、新規入社してくる社員の中で、多くの企業では、営業部門に配属させる人数が多いことが一般的です。
営業は企業を代表する立場
どのような企業でも自社の製品やサービスを販売・提供することで収入を得ることになります。
この時に何の活動を行わずに、これらの製品・サービスを契約して購入・運用することはできません。
必ず営業行為の結果、売上げができるのです。
そのためには、会社の代表として、あるいは会社の顔として、営業という職種が必要なのです。
お客様に対して、自社の製品等を説明して納得頂くことで、契約をしてもらうことになるのですが、営業は会社とお客様を結ぶ大事な存在なのです。
この職種無くしては、会社の事業う運営は成り立たないのです。
それ故に、営業部門に配属したことは、会社の代表として、外で活躍できる花形の仕事だと自負できるのです。
誰でも初めは、見知らぬ初対面の人と会話をして具体的な商談に進んで行くことは、すんなりと行くわけではありません。
トップセールスマンの人でも、配属された当初は緊張と失敗の連続だったのです。
それでも、営業を続けていくうちに、お客様からの信頼を得て、やり甲斐のある職種だと誇りを持てるようになってくるのです。
取引先の相談相手が営業
誇りを持つことができる営業の仕事のスタイルもこの10数年で大きく進化してきました。
それは単なるセールスマンに留まらす、コンサルタントとに近い存在でもあるからです。昔のように自社の製品やサービスを説明するだけで、契約に結び付いたり、販売が成立するセールススタイルが、今では相手先の悩みや課題を解決するコンサルティング営業にシフトしてきています。
このようなスタイルを実践していくには、お客様との距離を縮めていくように、密接なコミュニケーションを取っていくことが求められてきています。
このような懐に飛び込んでいる関係の中で、相手の悩みの相談を受けることで、課題解決形の営業を実践することができるのです。
このようなコンサルティング的なセールズは、今流行りのソリューション型(課題怪傑型)の営業と呼ばれるようになりましたが、このスタイルを成功させるためには、お客様との密接な関係を構築しなければできないことなのです。
それだけに営業マンとしての自覚も強くなってくるのです。
自社だけでなく相手とのコラボの営業も増える
このようなソリューション営業が進化してくると、お客様との連携した新たな仕事にも、拡大していくことがあります。
それは、自社のお客様の会社間だけの取引に留まらず、協業、即ちコラボにより、2社で対外的な事業を展開することもできるのです。
連携・提携することで、お互いの強みを活かし合い、弱みを補完しながら、事業を拡大していくのです。
このような新たなステージに上がっていくのも、営業がお客様とのコミュニケーションの中で、新規創造につながる仕事のチャンスを見つけて、事業を立ち上げ拡大させていくことも営業として行うべきことなのです。
現代の営業は、自分1人だけ、自社だけの成長だけでは、もはや取引先との信頼関係を構築することは大変難しくなっています。
しかし、お互いのメリットが見い出せることができれば、単なるお客様・取引先ではなく、真のパートナーと呼ぶに相応しい関係作りが可能になってけるのです。 これも最先端を行く営業に求められることです。