以前、元日本ボクシングのチャンピオンに
プロとして好成績を上げる人の特徴を聞いたことがありました。
その特徴とは「素直さ」と「努力量」と「継続力」との事。
?特に継続力はとても重要です。
どのような分野でもプロになるためには
10,000時間の努力が必要と言われています。
そこで最短でプロになるために、
1日の努力量を人よりも超える必要があるわけです。
プロスポーツの世界は、最近でこそ科学トレーニングの導入などで
競技人生は長くなってきているものの、
有限であることは変わりなく多くは
40歳まで出来ればすごいと言われています。
この記事を読んでいる読者の方はアスリートではなく、
ビジネスマンだと思いますので
もう少し時間軸は長く見ても良いですね。
継続はとても大事だけど
ただ継続した努力は嘘をつかないと言いますが、
まったく同じことの繰り返しではダメです。
同じことの繰り返しはただの作業であり本当の努力とは、
次のステージへと自分を導くために、
負荷をかける必要があるのです。
つまり変化がないとダメです。
そして変化は、誰かの命令でやらされているのではなく、
常に自燃的に変化を起こす必要があるのです。
変化を受け入れるとは改善するという事
変化は改善と言い置き換えても良いでしょう。
例えば1日どうしても1時間掛かる作業があったとしましょう。
その作業を5分で終わらせたいと思ったとします。
当然すぐには難しいと思いますが、
毎日1パーセントの改善で構わないのです。
毎日1パーセントずつ改善するだけでも
1年で37.8倍になるのですから。
たとえ毎日1%の改善でも、1年続ければ37倍になる。1.01の365乗は37.78になるからだ。
これは、一人の人間の話だけれど、組織として考えればもっと大きなことが起きる。
理論的には2000人の社員がいれば、1日で1.01の2000乗、
計算すると4億3928万6205となる。(三木谷浩史)
どうですか?
毎日1パーセントの改善なら出来そうじゃないですか?