あなたは目標を持っているだろうか?
目的が明確で、目標は具体的になっているだろうか?
『目標』・・・行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準のこと。
『目的』・・・実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。
何事も目的を持たないと始まりません。ただし、目的を持つだけでは駄目です。
目的と目標を明確にすることがとても重要であるということを覚えておいてください。
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ちょっと考えてみてください。
あなたの目標、目的は本当に明確になっていますか?
お金持ちになりたいという目的を持っている人へ、その人に質問します。
「どれくらいのお金持ちになりたいですか?」
「お金をいくら持っていたいですか?」
すぐに答えられた人はどれくらいいるでしょうか。具体的に答えられる人は実は少数です。
目標までの道のりが明確になると、事が動く
1969年パソコンもない時代、人類は月に行きました。アメリカ合衆国のアポロ11号計画で船長ニール・アームストロングとエドウィン・オルドリンが月面に降り立ちました。
実は、あれから40年たったいまでも、月に行った国はアメリカのみです。
なぜか?
それは、明確な目的がないからです。
当時、ケネディ大統領はこう演説しました。
We choose to go to the moon in this decade
私たちは10年以内に月へ行くことを決めた。
明確な目的と目標があったからこそ、
ケネディ大統領が死んでもなお、アポロ計画は引き継がれ、
1969年見事10年以内に目標は達成されたのです。
小さい計画を立てるな
小さい計画は人の心を動かす力がなく、
達成されないであろう。大きい計画を立てよう。
高く目指し、希望し、働け。
気高い図表は一度記録されれば、
それはなくなることは無く、
私たちがいなくなったはるか後になっても生き物となり、
その存在を訴え続けるのだ。~ダニエル・H・バーンハム
数字を入れて目標を具体的にする
イエール大学の卒業生にアンケートをとりました。
Q.あなたは書き留められた目標を持ってそれを定期的に復習をしていますか?
上記の質問に対してYESと答えた学生は全体の5%だったそうです。
20年後、追跡調査を行うと面白い結果が出ました。
卒業の時点で明確な書き留められた目標を持っていた学生たちは、
残りの95%の学生達を上回る資産形成ができていたということでした。
つまり、明確な目標を書き留めていた5%の学生たちは
それ以外の学生達の20倍以上の資産を作ったということです。
この結果の何がすごいか。
学歴が同じで、同じ日に卒業して、年齢も同じで、地理的状況も同じ。
ここまで共通点が多い中、20年後には20倍もの差がついていたということです。
それは、明確な目的と目標を持っていたからです。
思考は現実化する
目標を持ち、目的を明確にするだけでも上位5%に入れます。
まだ明確にしていない20代の方、すぐにやっておくことをおすすめします!