社会人になって、多くのことを学びながら、その知識や体験をすぐに仕事に活かすことができるのが、ビジネスマンの魅力でもあります。
しかし、体験することをどのように活かしていくかを意識すると同時に、仕事を円滑にそして大きく発展させるためには、常に思考力を働かせておかなければなりません。
自分がこれから何をすべきなのか、そのためにはどのようなスキルを蓄えておく必要があるか等、色々なことを想定しながら、仕事を進めていくことを考えておくことです。
考える力を養う
社会人になってから、最も大事なことは、思考力を高めて働かせることです。
学生の時は、まだ受身的でも済まされたことが、もう自らの考えで決めて動くことが、基本になっていきます。
上司や先輩社員に相談したり、アドバイスを求めることは必要ですが、必ず自らの自発性が前提となってきます。
常に自分で考えら自分で決めること。
そのためには、周りの環境に流されない思考力と意志力が問われてきます。
考えることでこととは、一つの課題に対して、対抗策を考えることもありますが、全く白紙の状態から新しい仕事を創造することでもあります。
ビジネスの世界では、ルーチン的な業務をただこなすだけでは済まされないこともあります。
恒に新しい仕事を創造して付加価値の高い成果を生み出すためには、常に頭を働かせておく必要があります。
これは自分の価値を高めることにもなりますし、そこに達成感、充実感も出てくるはずです。
自らの判断で仕事をする楽しさが出てくるのです。
自分のビションを持つこと
自分の仕事を進めるに当たり大事なことは、今、自分が置かれている立場や配属されている部署の中で、どのようなことが会社から求められているかを理解して、その要求を実現させるために、自分なりのビションを描いておくことが大事です。
それができていることで、自分の思考力もより深くなり具体的な内容を作り上げることができます。
仕事をする上で、具体的な業務内容を創造しながら、作り上げることは、ビションがないと、中々決めることができません。
思考力を働かせて、自分なりのプランニングを立てることができたとしても、会社が期待ることとは、大きなギャップが出てくる可能性があります。
これこそ時間をかけて、自分がなすべきことを創造できたとしても、無駄なことに終わってしまいます。
しかし、ビションがある程度、確立できていたなら、それに向かってプランニングを考え決めて進めていくことにもなるので、楽しさと充実感を覚えるようになれます。
締め切りを意識プランニングを考える
社会人になり仕事をしていく中で、大変大事なことは、締め切りを守ることです。
とんな仕事にも締め切りが存在します。
それなくしては、決して仕事とは言えません。
働く中で大事なことは、スケジュールを意識して仕事を進めることです。
この時も頭の中は、色々な思考が働いているはずです。
しかし、どんなに考えても、お尻である締め切りを守ることを大前提にしておかないと、これもまた時間を無駄に費やしてしまうのです。
したがって、スケジュールを立てて業務内容を考える時点では、締め切りから逆算したスケジュールを考える癖を付けることです。
最終日から逆算しながら日程を考えることで、何時までに何を決めて取り組まなければならないかがはっきりと見えてきます。
そうなると、頭の中で考えておくべきこと、決めておかなければならないことも、明確に見えてくると思います。
プランを考えることは、スタートからの発想では最後の締め切りが間に合わないことも出てきますので、逆算管理ができる思考力も必要なのです。
リスクと成功を考えながら仕事を進める
仕事を進めていく中で、どうしてもぶつかってしまうことは、リスクと成功が存在することです。
成功することは、とても力のいることです。
しかし、失敗することは簡単なことです。
若いうちは失敗も経験のうちと言われることが多いのですが、できる限り成功体験した方がいいに決まっています。
しかし、失敗経験もくり返すことで、自分の血となり肉となっていくのです。
このことから、失敗した時は、必ず振り返りをしておくことが大事です。
そうすることで、反省して客観的に分析できる思考力が養われていきます。