私は不動産仲介の営業の仕事をしています。入社2年でナンバーワン営業マンになった私ですが、以前は、スーパーの店員をしており、全く営業とは関係のない仕事をしていました。
新卒で入った会社が5年、現在の仕事が2年と、まだ社会人経験も豊富とは言えないですが、私の体験が、少しでも皆さんの参考になれば嬉しく思います。
では、私が実践したナンバーワン営業マンになる3つのポイントをそれぞれ詳しく見ていきましょう!
ナンバーワン営業マンになるには!①朝早く起きろ
あなたはいつも終業時刻の何分前に出社していますか?
9時から就業開始の会社に、9時に到着して、ちょっとぼーとして、実際にエンジンが入るのは30分後からなんていうのはよくある話だと思います。
でも、本当に出来る営業マンはこんな無駄な時間は過ごしません。
朝起きるところから他の人とは違います。
営業マンとしての一日は「情報収集」から始まります。
「何が社会で起きているのか」
「今自分の業界はどういった方向に向いているのか」
「顧客の気に入る情報はどこにあるのか」
早く起きて、普段よりもニュースを見る時間・新聞を見る時間を確保しているものです。
なぜならば、営業先にいる顧客がどのようなニーズを欲しているのか、どのような情報が必要としているのかアンテナを常に張っているのです。
そして、少なくとも就業開始の30分前には会社に到着し、営業の準備をしています。
そういった日々、積み重ねをできる人が他の営業と差をつけてナンバーワンになれるのです。
これはあなたも今すぐに始められることですね。
まずは早く起きて情報に目を通す事!これをやっていきましょう。
ナンバーワン営業マンになるには!②話すよりも聞け
営業マンにはいろんなタイプがいます。
話すのが得意な人、資料作りが得意な人、接待が上手な人、お酒が好きな人。
どの要素があればナンバーワンになれると思うでしょうか?
やっぱり営業なので話すのが得意な人でしょうか。
いえ、違います。
正解は聞くのが上手な人です。
『人を動かす』の著者でも知られているD・カーネギーさんを皆さんご存知でしょうか?
ビジネスコミュニケーションを得意とする彼は体験談の中で、ある奥さんと話していました。
奥さん「カーネギーさんは話すのが上手ですね、いつも関心しちゃうわ。」でもカーネギーさんは言います、「何を言いますか、私は今何も話していないですよ、奥さんがお話されていたんじゃないですか。」
そうです、カーネギーさんは相槌をうまくうって、相手が話しやすい雰囲気にし、そこで相手の情報を引き出していたんです。
相手としては自分の話をいっぱい出来るし、気持ちも良くなりますから、話をするのが楽しくなります。
楽しくなると、この人は話し上手だなと思うのですが、実際は違うという面白いことが起こります。
自分の商材を話したくなる気持ちもあるでしょうが、ナンバーワン営業マンになるには、相手が話しやすい雰囲気を作る事!
つまりは、聞き上手になることをまずは意識しましょう!
ナンバーワン営業マンになるには!③相手が何を求めているのか常に考えろ
営業マンはお客様とウィンウィンの関係でないといけません。
ついつい、営業マンからすると「あーどうしてやってくてないんだ」「どうして買ってくれないんだ」「こんなに色々提案しているのに。全く意味がないじゃないか。」こういった思考に陥りがちです。
これは全然論点が間違っており、相手があなたにしてくれないのは、あなたが相手に与えている事が足りないからです。
相手が欲しいモノを渡すことはとってもメリットになりますが、あまり必要のない情報をいつも提供されても、あなたが必死に与えていても相手にとっては迷惑行為にしかなりません。
ついつい営業していると相手が何もしてくれないという目線に陥りがちです。
それは、あなたが与えている情報が相手に届いていないから、100あるうちの80相手に与えてちょっと与え過ぎかなーと思うくらいが相手にとって丁度よかったりします。
まずは自分から相手に与えること、これが何より大切な事になりますので心に止めておいてください。
誰でもナンバーワンになれる!
営業マンというのは、特に技術が要りません。
話すのが得意じゃなくてもいい、人と合うのが好きじゃなくてもいい、特別な資格もいりません。
誰でも出来る仕事です。
ノルマが嫌だと思われがちですが、ノルマは課題と捉えればそんなに厳しいものではありません。
向いているか、向いていないかそれはあなたの捉え方次第です。
マイナスな方向に捉えると何事もやりたくなくなりますが、少し考え方を変えて見れば誰でも出来る事なので、ぜひ気持ちを入れ替えて考えてみましょう。