今、転職をしようか、将来を迷っている人へ。
今日は将来を決めるためのヒントとなる考え方をお伝えします。自分は何のために働いているのか、どんな価値観を持っているのかをしっかり考えてみてください。
自分の「働く基準」は何か
もし、あなたが今「転職」を考えているとしたら、あなたは何を基準に「転職先」を選びますか?
「年収」、「企業の大小」、「仕事内容」などなど。人それぞれの基準があって当たり前ですので、まずは思いつくだけ頭に思い浮かべてみてください。
多くの人にとって、「年収」や「人間関係」はとても大事な基準になると思います。
頑張った分の報酬が高額であれば、喜ぶのは人間の欲求として当然です。更に人間関係もよく、職場の雰囲気もいい大手企業に勤められたらこれから先も安泰間違いなしと、安心し希望にあふれる人もいると思います。
そんな素敵な会社に入れたら最高だと思います。仕事内容に全く興味がなくても我慢できるかもしれません。
ただ忘れてはいけないのは、安泰は永遠ではないということです。人間関係もずっとあなたの理想のまま続いていくとは限りません。どんなに大きな企業でもいつどうなるかはわかりません。
電機大手のシャープは外資系企業傘下に入り東芝は企業買収の失敗により経営危機に陥っています。
高い年収や、周りの職場環境が悪条件になったとき、前と変わらず強い情熱で仕事に取り組むのはなかなか難しいと思います。
だからこそ、仕事を決めるときには、自分の価値観は何か、自分を見つめ直すことが大切なのです。
「好き」なことを仕事にしてみる。
子供と大人を今この場面で比較するなと言われてしまうかもしれませんが、幼児期や例えば自由研究などあなた自身を思い出してみてください。とことん探求したり未知な雑木林や近道を知っている子が教えてくれたり、未知な経験に対して恐れを抱いた経験よりも好奇心や面白さ、損や得を考えずただただ自分の思いのままに行動していた時期はあるはずです。
あなた自身が直感で好きと思える、損得考えずに済む仕事に出会えたならば、それは幸せなことです。何か試練が訪れても、好きな仕事ならばきっと前向きに集中して仕事に取り組めると思います。企業側にとっても、とても頼りがいのある社員となるでしょうし、好きなことの探求はあなただけの特別なスキルになるはずです。
今勤めている会社はあなたの好きに繋がっているでしょうか?
経営者という選択肢もある。
経営者や会社の代表とは、いい大学を出ていたり、頭が長けた人間がなるものだとか、代々その会社を営む親等から引き継ぐものだとか、難しく考えている人が多いかもしれません。
?今の時代は本当に恵まれていてこうして情報にも溢れ必要な時にはネットで調べられます。ネットでオークションなど個人でも簡単な入力でネット販売ができてしまいます。サラリーマンだけが選択肢にあるわけではなく、経営者という選択肢もあるということを覚えておきましょう。
さいごに
仕事で立ち止まること、悩むこと、それは誰しも経験することです。けれどもそこから自分を見つめ直すきっかけとして、プラスになっていることもあるという事を忘れないでください。可能性を秘めたままにするのか、可能性を開花させたいのか、あなたの仕事はあなたが決めていいんです。
自分の価値観が何かを見つめ直し、自分に正直に、好きなことを仕事にすることを考えてみて下さい。