家事代行の仕事内容と給料について
世の中には様々な仕事がありますが、その中の1つである「家事代行」について、今回はご紹介しようと思います。
昨今は女性社会進出の動きが大きく取り上げられており、東京都の小池百合子知事は2016/8/31「家事代行」海外からの雇用解禁を正式発表をしたとのニュースを目にされた方も多いかもしれません。
「家事代行」とはその名のとおり、家事を代行するサービスです。
共働き家庭の家事の負担を軽減する目的で利用されることが多いイメージであるとは思いますが、現在はそういった家庭に加え、「働く単身世帯」や「ご高齢の家庭」からの依頼も多くあります。
今後この仕事は、さらに需要は高まると考えられ、大手企業もこの「家事代行」サービスに多く参入してきています。
そういった点では、働き口には困らない仕事であるといえます。
家事代行の仕事内容
「家事代行」という言葉自体は最近のものではありますが、仕事内容は「家政婦」に近いです。
しかし、それとは決定的に違う点があります。
「家政婦」という仕事は、その家と働く人が直接雇用契約を結ぶ形式が多く、家事全般を行います。
それと比較しますと、「家事代行」とは、家事全般を行う「家政婦」に近い存在ではありますが、雇用形態は直接その家に雇われる形式ではなく、家事代行会社に雇用され、そこから各家庭に派遣されるという形をとっています。
直接雇用ですと、雇用される側も交渉能力が必要となりますが、この形態であれば、料金は家事代行会社がすでに設定、さらに広報もしてくれていますので、私達働く側はサービスに集中することが出来ます。
では、家事代行とはどんな仕事なのか詳しく紹介します。
依頼が入りましたら、お客様の家に直接行き、ご家庭の支援を行います。
支援内容の例は以下の通りです。
・日常の掃除
・洗い物
・洗濯
・食事の支度
・布団干し
・アイロンがけ
・お子様の送り迎え
・買い物
・ペットの世話
こう見ますと仕事内容が幅広く、対応しきれるのかと不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください。
これらの事を1つの家庭で全てやらなければならないという訳ではなく、基本はそのご家庭から依頼があった内容のみを行います。
また、家事代行は全般を行う企業とハウスクリーニングに特化している企業がありますので、どんな仕事が多いかは雇用先である会社によります。
ですので、求人を探す際はその会社について調べてみることをお勧めいたします。
家事代行の魅力
自分の家事、育児経験を活かせることです。
主婦歴が長く、ブランクがある方でも、今までの家事スキルがあればスムーズに働く事が出来ます。
また、自分のライフスタイルに合わせて仕事が出来るのも魅力です。
家事代行業務のほとんどが、週に2時間だけ、週5回のフルタイムなど、多様な働き方に対応してくれます。
ですので、小さいお子さんがいる家庭でも安心して働く事が出来ます。
年齢制限もありませんので、どなたでも活躍できます。
定年を過ぎた方でも、活躍している人が大勢いらっしゃいます。
今後、またお子さんが生まれ、仕事を一時的に離れなければならない場合でも、再就職には困りません。
気になる給料は
「家事代行」の給料は、意外かもしれませんが結構高いです。
時給制の求人が多いですが、その時給は大体1400円前後。
月給制もあります。月給ですと20万前後です。
交通費支給の仕事場も多いので給料面の待遇としてはかなりいいのではないでしょうか。
時給制であれば、時間も自分が好きな時間だけ働けば良いので、負担になりませんし、好きな曜日、時間を自由に選択することが出来ます。
仕事に向いている人
・家事をするのが好きな方
・人と接するのが好きな方
・明るい方
家事代行も接客業ですので、その点の経験やマナーを知っている方ですと尚歓迎されます。
最後に
「家事代行」は高齢化、共働き、単身世帯が増えてきている現代は更に需要が高くなる仕事です。
これから育児などで現在の会社を退職し、再度社会に出ようと思った際のブランクを気にしている方。これから社会に出て働きたいと考えている方は再雇用もされやすい仕事でありますので、1つ参考にされてみてはいかがでしょうか。
まずはどんな求人があるか調べ、自分の得意分野と生活に合った求人を見つけていきましょう。