「健康な体が無いと何もできないっていうけれど、仕事だって勿論。体調管理ができない人に仕事は任せられません!今回は【自己管理能力】の中でも『体調管理』に着目しましょう!
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体調管理ができないと、周囲に迷惑をかける人と思われる。
「体調管理ができなくても、自分が体調不良で辛いだけだし、別に周囲には関係ないし、大丈夫でしょ」と思っている人はいませんか?
ハッキリ言います。それは甘いです!!
体調不良によって、急に休んだり遅刻・早退をすると、周囲の人が代わりにその人のフォローする必要があります。普段は自分の仕事だけ行えば良いのですが、他の人の仕事もする必要があるのですから、当然周囲には迷惑をかけます。
有給取得の為に、以前から休むことを周囲に伝えているのであれば、周囲もその日の為にどうフォローしようか考える時間もあるのですが、体調不良だと急なことが多くバタバタします。
また、休んだり遅刻・早退をしなくても、風邪などであれば、周囲にうつす心配もあります。この場合にマスク等をしないで出社すると、更に周囲から「迷惑をかける人」と思われます。
もしうつる心配のない頭痛や吐き気だとしても、そういった症状があること自体に周囲に気づかいをさせてしまうので、結果として迷惑をかけることになります。
たまに体調不良になる程度であれば、周囲からの評価も落ちないですが、頻繁に続くと「自分のことを管理できない人」というレッテルを貼られ、信用を失うことにもなりかねません。
体調管理ができていないと、他のことも管理できないと思われる。
実際に体調管理ができていない人は、同じ自己管理能力に分類される「時間の管理」や「自己のモチベーション管理」もできていないことは多いです。
実際にはそれらの管理ができていたとしても、体調管理ができていないと、それらもできていないと思われることが多いです。
なぜなら、体調管理ができないということは、自分への甘さがあると思われるからです。
(※生まれながらにして体がとても弱く、自分ではどうしようもできない要因がある等については、ここでは除外します。)
体調不良で休んだり遅刻・早退がとても多い人は、実際は前日の夜遅くまで飲み明かしていたり、風邪をひきかけていても面倒くさいからとジャンクフードを食べていたり、手洗いうがいを疎かにしていたりするものです。
体調管理ができている人は「次の日に仕事があるので、飲み会があっても23時までには家に帰る」や「風邪をひきかけているから、野菜ジュースだけでも飲もう」と、気をつかえるものです。
体調管理ができないということは、周囲へどのように迷惑がかかるかを予想できないということでもあるので、仕事に関しても手を抜いていると思われても、仕方ないでしょう。
「早く帰りたいけれど、夜遅くまで仕事があるから体調が悪い」という人もいるかもしれませんが、その場合は自分で周囲に話をして「体調が悪いので今日は早めに帰らせてもらうと伝えなければ何も始まりません。
体調を崩してでも残業をするように言われたら仕方がないですが、もしそのように言われるような会社は、早めに辞めた方が良いでしょう。
周囲への配慮ができるのも、体調管理ができてこそ。
体調不良の時は、当然自分の体のことで精一杯なので、なかなか周囲への配慮まで頭を回すことは難しいと思います。
そうならない為に、普段から体調管理には気を配りましょう。
「この仕事に命を懸けていく!」と思っている人もいれば「お金の為にやっている」と思っている人もいるでしょう。
どんな理由だとしても、社内の人も社外の人も、あなたをその仕事のプロとしてみています。プロ意識を持つか否かで、つまらないと思っている仕事に対して見方が変わってきます。
プロというのは、周囲への配慮もできるものです。
配慮をする為には、健康な体があってこそなのです。自分が配慮をしても、周囲は自分に配慮をしてくれないと思うこともあるかもしれません。
しかし大切なのは、周囲からどんな反応が返ってくるかではなく、自分が何をできたか?ということなのです。周囲からの反応が返ってくることを期待しているうちは、周囲に人に引っ張られる仕事人生になります。
自分が何をできたか?できるか?と考えられるようになると、あくまで主役は自分だと思えるようになります。自分が主役の人生を送る為には、自分の体はとても大切なのだと気づくことにもなると思います。
ビジネスで成功したければ、体調管理もバッチリしましょう!
仕事ができる人は、体調管理もしっかりできています。周囲のことを考えてみて「昨日も今日も忙しくて、体調が本当に悪いんだよなー」と言っている人で、仕事ができる人は、そうそう居ないのではないでしょうか??
ビジネスで成功している人は、病気や健康に関心が高いと言われています。
そこには理由があるのです。
「周囲からの信頼」「自己の誘惑に負けない意思」「周囲に気遣える余裕」
これらは体調管理ができてこそ、培えるものなのです。