今の自分のままではいけない!もっと自分を成長させたい!と思っている方に、今回は、ビジネスで自分を成長させるために必要な4原則をご紹介します。
4つとも、とても大事な原則です。是非覚えておいてください。
1.失敗を恐れずに行動する
既存で動いている仕事を先輩からOJTのような形で引き継いだ仕事であれば何の躊躇もなく、行動に移せるものですが、前例がなかったり自分自身で解を見つけなければならない仕事となると躊躇するものです。
逆に何か斬新なビジネスプランを思いついたとしてもそれを実現させようと行動に移す人は実は少ないものです。
多くの場合、滑稽な事に行動する前に「~だから出来ないだろう」と勝手に自分で諦めてしまうのです。
誰もやったことがないようなビジネスの場合、はっきりと言える事は「やってみなければ結果はどう出るか分からない」という事です。
やってみた結果、当初の見込みと違う残念な結果になったとしても、ターゲット層・チャネル・セールス時のメッセージを変えるだけで思わぬ成果が出る場合もあります。
イギリスの家電メーカー・ダイソンは革新的なモノづくり企業として知られています。
年間売上の約15%を新商品開発のために投じていますが、市場に出る商品はほんの一握りです。
サイクロン式の掃除機やブレードのない扇風機など前例のない斬新な数々のヒット商品の裏には日の目を見ずに、葬り去られた商品がウン千、ウン万とある事でしょう。
つまり失敗は誰でもするのでいちいち落ち込まない事。そして大事な事は正しいと信じた事をやり抜く事でしょう。
2.失敗から学ぶ
思い起こしてみると何かに「気づく」とき、私の場合は行動して失敗したからこそ気づく事が大半です。
あらかじめ想定出来る事もありますが、想定出来る事は過去に経験した事があるからこそ想定出来るため、その意味で行動しなければ想定も気づきも生まれにくいのではないでしょうか。
ゲーテの言葉で「涙とともにパンを食べたものでなければ人生の本当の味は分からない」という私の好きな言葉があります。
いろいろな解釈はありますが、失敗し大きな挫折を味わうような経験をした事は誰にでもあると思います。
学生時代に部活動でレギュラーだったが試合で負け続けてレギュラーの座を後輩に譲る事になった、とか気乗りしない新規事業の話が自分に来たが何となく自分の価値観に合わないし失敗しそうな気がしたから辞退したらとんでもなくその事業が成功して同僚との出世レースで負けてしまった、とか何でも良いのですが、大事な事はそのような辛い経験をした事を活かす事なのです。
いつまでも仕事が出来ない人の特徴として、失敗した事から学ばないという要素があります。
偶然失敗したとか、誰それのせいで失敗したとか、環境が悪かったからとか・・・。
失敗した原因分析をしっかりと行う事。それは自己を一時的に否定するような辛い作業ですが、それができれば同じような失敗を繰り返す可能性は低くなるでしょう。
逆に言えば失敗から学ぶ事は成功の確率を高めていく事でもあるのです。
3.継続して学習を続ける
一流の経営者や年収の高いビジネスマンほど1日の読書量が多いという結果をビジネス雑誌などでよく見ます。
また経営者は司馬遼太郎さんが書いた歴史小説を愛読書にしている方が多いものです。
なぜ一流のビジネスマンほど学び続けるのでしょうか?
人によって解は違うと思いますが、(単に好きで読んでいるだけという人もいると思います)歴史書を読むと自然と「人としてどうあるべるか?」を自問自答させられます。
ビジネス書も仕事で必要なスキルやノウハウを取得するためにとてもタメになります。
「自分はどうあるべきか?」を常に自分自身に問い続けることで、自分が今やるべきことも見えて来ることでしょう。
また、もし周りの人間を動かしたいとか不満を持ち合わせている場合ですが、結局他人を変えるよりも自分自身を変えた方が早かったりします。
学び続けることで視野が広くなり自分の人生に豊かさをもたらすことになるでしょう。
4.ノウハウを人に伝授する
TEDトークという番組をご存知でしょうか?
TEDとは?
カナダのバンクーバー(過去には米カリフォルニア州ロングビーチ、モントレー)で、毎年大規模な世界的講演会を主催している非営利団体のこと。?TEDが主催している講演会の名称をTED?Conference(テド・カンファレンス)と言い、学術・エンターテインメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう。
(ウィキペディアより)
一度でも映像でTEDを観た事がある方であれば、話のうまさに舌をまく事でしょう。
私は大勢の前であんなに堂々とうまくしゃべれる自信はありません。。
ただ今回伝えたいのは、これまでに経験した有意義なノウハウについて「うまく伝える」ことではなく「価値を伝える」ということ。
うまくしゃべることが目的ではないのです。(もちろんうまいに越したことはありませんが)
人に何かを教えると情報が整理されて、より学びにつながります。
教える立場になったほうが学習効率が高くなるという研究結果もあるようですので自分が得たノウハウは惜しげもなく伝授していきましょう。