就活で面接の時に自分の長所を述べることがあったと思います。
意外と自分の強みについて冷静に分析出来ている人は少ないと感じます。
ただし世の中に数ある企業のほかビジネスパーソンにおいても特徴的な強みがなければ生き抜くことは光り輝くことはできないでしょう。
「何事かを成し遂げられるのは、強みによってである。弱みによって何かを行う事はできない。もちろん、できない事によって何かを行う事など到底できない。(ドラッカー)」
ドラッカーもこのように述べており弱みを克服するよりも強みに集中することが大事だと問いています。
自分の強みの見つけ方
それでは実際に自分の強みを見つけるにはどうしたらいいのでしょうか。
いろんな方法があると思いますが私がオススメするのはこちらの本です。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす マーカス バッキンガム著
商品の説明
内容紹介
成功を収めたすべての人に共通するのは、自分の才能とその活かし方を知っていること。それがわかれば、欠点さえ強みになる。さあ、あなたの眠れる強みは何か。自分の強みがわかるウェブサイト「ストレングスファインダー」へのアクセスID付き。
「ぜひ、隠れた能力を見つけて、わくわくしてください」~“学習欲”と“着想”が強みの勝間和代氏推薦!
内容(「BOOK」データベースより)
頑固さ、神経質といった欠点さえ、それが力を生み出すなら「才能」となる。ビジネスを成功に導く、あなたの強みは何か。
巻末に自分のストレングスファインダー(強み)を知るためのアクセスコードとIDが付与されています。
アクセスすると177の質問を選択式で回答していくことで、人が潜在的に持っている34の資質の中から自分が持っているトップ5つの資質を診断してくれます。
なお1冊に対して1つのIDしか付与されていませんので中古の場合、使用されている可能性があります。
なので購入する際は新品を買うようにしたほうが良いでしょう。
また、受けてみると実感するのですが出てきた診断結果の的中率に驚きます。本を読まずにこのストレングスファインダーのテストを受けて自分の資質を知るだけでも十分購入した金額以上の効果が得られると思います。
強みを知ったあとはひたすら伸ばしていこう
自分の強みとはドラクエのようなRPGでいうところの属性に置き換えるとわかりやすいと思います。
勇者のほかにも戦士や商人、遊び人や僧侶、魔法使いといろいろいます。
RPGは旅を続け敵を倒していくたびにレベルが上がっていきます。
そうすると属性によって新しく使える魔法を取得出来たりします。
戦士はいくらレベルが上がったとしても魔法使いのように魔法を扱うことは出来ませんし、逆に魔法使いはレベルが上がっても攻撃力は微増で、呪文以外の攻撃力は期待できません。
つまり強みを知ったあとは弱みや出来もしない事に力を入れるよりも強みを伸ばしたほうがずっと有益なのです。
強みを知るとミッションが生まれる
強みをその能力を伸ばしていくとどうなるでしょうか。
それは自分の役割が明確にわかってくるという事だと思います。
RPGでいうところの属性というのは役割のことです。
戦士に回復系呪文は求めらないように強みが明確になればなるほど役割も明確になってきます。
役割に気づく事ができれば社会的使命であるミッションも生まれることになるでしょう。
自分が取り組んでいる仕事において、自分の強みをどのように活かし価値を与えることが出来るのか自問しながら取り組んでいきましょう。