広告業界の魅力
広告業界は人気の職業ですね。
「大手広告代理店」は今、日本だけではなく世界の大手と提携して、さらなる規模拡大、生き残りを図っていこうと色々な画策をしています。
逆に「中小の広告代理店」は地元の企業や自治体、学校などとの関係強化を図って、新たなビジネスを模索している毎日です。
企業規模によって色々な変化がありますが、広告業界は今も昔もクリエイティブ(創造的)な人材が豊富で、規模にかかわらず、非常にエキサイティングな仕事ができることと、いくら時代が変わっても最終的には「人と人とのつながりで仕事が生まれてくる」という点がこの業界で働く最大の魅力だと考えています。
広告業界の主な動き
みなさんもご存知の通り、広告業界は今、大きなターニングポイントを迎えています。
それは広告収入としてメディアのトップであった「テレビ」さらには「新聞業界」といった紙媒体といった広告が広告出稿先として大きな力を持たなくなりつつあるからです。
また、クライアントも求めるものが変わってきています。
単なる広告出稿だけではなく、デジタルコミュニケーション、デジタルマーケティングのノウハウを広告業界から手に入れ、「自社でいかに展開することができるか」、更には、こうした「デジタルの世界とリアルのイベントプロモーションをいかに繋ぐことができるか」、ここまで一貫した提案を広告代理店に対して求めるようになったからです。
これまでのようにテレビの枠取りや新聞の枠取りで広告の営業を行うだけでは太刀打ちできなくなってきました。
ですので、これからは
・デジタルコミュニケーション = コンピューターやインターネットを通じて情報を収集・処理・分析を行い、発信すること
・デジタルマーケティング ? = 電子メディアを通じて製品やブランドのプロモーションを行うこと
なども見ていく必要があります。
もちろん、時代の流れは来ているとは言え、まだまだテレビでの広告金額は最も大きいものであり、紙媒体もなくなるわけではありません。
あくまでもデジタルといかに相乗効果を生むかの提案がポイントになるわけです。
以上のように広告については時代の流れが変わりつつあります。
もちろん企業規模やローカルなイベント訴求等もありますので一概に言えるわけではありませんが、このあたりは今後も注意して見ていく必要があります。
広告業界に求められる人材とは
今後、広告業界に求められる人材とはどういった人でしょうか。
まずはクライアントとの「コミュニケーション能力」が求められます。
さらには新たなデジタルとリアルの融合を提案できるような「クリエイティブな側面」も必要になってくるでしょう。
また、クライアントによっては国境の壁もなくなりますので「グローバルマインド」(グローバルで活躍するための心の持ちかた)も求められてきます。
とは言え、いきなり全て完璧な人はいませんので、これからも変革が続く広告業界には、とにかくパワー(やる気)のある若者が必要とされると考えます。
働く上で求められるものも多いですが、その分、自分の成長ややりがいも沢山ある仕事ですので、広告業界に興味のある方はぜひ挑戦してみて下さい。