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私の好きな仕事「メイクアップアーティスト」
私のメイクデビューは小学校の頃でした。
母がメイクをしているのを見ていて、興味があった私は勝手に母のメイク道具をこっそりと使い、とんでもない顔になりました(笑)
もちろんご想像の通り、その顔を見た母にその後叱られましたが、そのカラフルに仕上ったメイクがとても嬉しかったのを今でも覚えています。
メイクアップアーティストを目指したきっかけ
この仕事の存在を知ったのは雑誌のインタビュー記事でした。?当時の私のイメージでは女性の仕事というイメージでしたが、その人は男性でした。
今では当たり前での話ではありますが「男女問わず活躍できる仕事場なんて!すごい!私もなりたい!」と思ったのがきっかけで、それからメイクの世界を目指すようになりました。
それを見た時は普通の大学に通っていたのですが、目指すと決めてからは思い切って中退し、美容学校に入り直しました。
ファッションとメイク
最初は「メイクだけを勉強していればいい」と思っていたのですが、洋服のファッションや和服にも興味が出てきて、?和服の着付け教室にも通いました。
メイクとファッションというのは一見「全く関係の無い分野」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、 メイクをする上で服の趣味にあわせたメイクをするというのは実はとても大事なことなのです。
その人に合った色、好みの色、それはメイクの参考にもなります。
途中興味が沸いたとは言え、ファッションの経験というのは現在もとても生きていますので、ファッションも一緒に学んでみる事はお勧めです。
メイクアップアーティストになったら意識しておきたいこと
服にいくら合っているといっても「その人が満足するようなメイク」をするのも大事です。
なので、「普段どんなメイクをしているのか」を会話しながら仕上げていくようにしています。
メイクアップアーティストとは芸能人にするものとイメージしている人も多いですが一般の方でも需要はあるのです。
私の場合は主に一般人を相手にしています。
信頼関係が大事なのでただメイクをするだけでなく、何気ない会話をしながら和気あいあいとやっています。
学校を卒業しても日々勉強
メイクにも洋服同様に流行があります。 なので、卒業した今でも日々勉強です。
流行を知るのには、今テレビや雑誌に出ている芸能人やモデルさんがとても参考になります。
雑誌やテレビを意識的に見るよう心掛け、「今はこのメイクが喜ばれるな」と研究をしていきましょう。
ファッションショーでのメイクの仕事
私が働いている職場はエステサロンなので、そんなに「体力勝負!」ということは無いのですが、ファッションショーなどのショー関係につきたいと思っている人は体力が必要です。
私の友達が、この職業に就いているのですが、何十人ものモデルさんを一人で担当し、ショーの決まった時間通りに仕上げるのはもちろんのこと、同時に丁寧に仕上げないといけないので体力がいるよと言っていました。
これは練習あるのみではあるとは思いますが、もしファッションショーで仕事をしたいと考えられている場合は流行を学ぶ事はもちろんのこと、更に素早さと丁寧さと体力を意識すると良いです。
最後に
私はメイクに携わる仕事ができれば何でも良かったので、今の職場を選びましたが、ファッションショーをやっている友達は「好きだから、体力的に辛くても乗り切っていける!」といってました。
かといって私みたいにエステサロンに勤めたら楽かといったらそうでもありません。
もともと対人関係を築くのが苦手だった私にとって、お客さんとの信頼関係を築くというのは結構難しく感じました。
「メイクが好きだ」というだけでは、この仕事は成り立っていかないものだなと思ったものです。
なので、私の場合はビジネスマナー講座と話し方教室の講座に通いました。
メイクとは関係ない事ではありますが、お客様との対話をする仕事でありますので、今でもそれは大変役に立っていると思っています。
学生時代通っていた着付け教室も花火大会の時に着付けとメイクでやってくるお客さんに着付けをすることが増えましたので、これもやって良かったと感じることです。
そういった講座に限らず、マナー等はインターネットや本でも学ぶ事は出来ますので、目指す際の1つの参考にして頂ければと思います。
メイクアップアーティストになるまで、このように勉強は様々やりました。
そして今は好きな仕事で忠実した毎日を過ごしておりますし、この仕事について本当に良かったと思っています。
これからこの業界を目指す皆さんを応援しております。